桑の実収穫について

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今日発送のセットに桑の実が入りました。

収穫システムに関して、昨日の補足です。衛生上のことで・・・

・古い実が入らないようにネットは半日ごとに張り替えています。今日お送りしたものはは朝7時に設置して11時には採りに行きました。ネットの上にに山のようにたまるのでこれをタッパーに移します。ここで光沢のないもの、崩れたものなどがあればはじきます。持ち帰って厳選の上パック詰め。この時点で洗うことはしません。かびる危険があるからです。さらにこれら作業はポリエチレンの手袋をつけてしましたが、食べる前にはよく洗ってください。

15時、宅配便の冷蔵車で運ばれていきました。

 

木に生っているのも採りますが、完熟した実はすぐに落果するので拾うほうが合理的だと思うのです。ただ、なるべくすぐに回収するようにしています。

今、僅かな時間でも半端じゃないほどたまるのでネットは出荷や自家用で必要な時だけ張るようにしています。

と、まあそんなところですが・・・。では自家製ジャムお楽しみ下さい。 

 

花、実り

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畑に着くとまず満開のレッドムーンの花に目を奪われる。

トウモロコシ、ナス、ナンバン、インゲン、枝豆・・・ 夏の野菜たち一人立ちした。

僕が体調を崩していた1週間、野菜たちは成長期だったようだ。

おめでとう、ありがとう。

もう草に負けない。「丁寧な草刈り」から開放されるのが嬉しい。

さあこれから自然農の本領発揮!といきましょう。彼らの運行ぐんぐん加速して・・ 次は収穫が大変だ。

その時を体調バッチリで向かえよう。集大成、喜びの時、これには100%立ち会いたいからな。

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 いいものあるよ 遊びにおいで ・・・

野菜が目立たなかった時、畑を歩くのも苦労した。

「やさいふんでおこられるから もうはたけいかない!」 そう言ってしばらく前から畑に来なくなっていた優芽が久しぶりに来てくれた。

よかった。また花が咲いた。

  

 いいものってなんだろうね ・・・

畑の桑の木の実が熟してきたのだ。小さい子にも届く高さ。

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いいなぁ。かわいいなぁ。

おいしそうに桑の実ほおばってる後姿、思わずほおばっちゃおーかと思った。

タッパーに入れて持ち帰り、極少量の湯と砂糖で煮詰めて簡単ジャムづくり。ヨーグルトと混ぜて贅沢デザート。

我が子にとっても大喜びの1日だったようで嬉しかった。

 

  

  

 桑の実収穫システム設置! (といっても木の下にネット張っただけ)

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鈴なりの桑の実、本格的に完熟期の今週から来週、”旬のセット”に入れてみよう。日曜日のアースデイマーケットにも持っていこう。 先月は山菜持っていった。田舎ならではのこういう「自然の恵み」を都会の人に紹介するのがなんだか楽しい。  

 

 

完全休養

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朝、寝床で雨音を聞きほっとした。

「このまま寝てしまおう」 迷わずそう思った。

9時に起きたが、風邪ひいたかな、頭痛、喉痛、くしゃみが止まらない。

お昼頃、まだどんよりとした空を見て完全休養を決め込んだ。

この頃思考回路もややネガティブ路線、疲れがたまっていたんだろうな。

普段は大嫌いなゴロゴロが今日は心地よかった。

 

明日は晴れそうだ。元気出して畑に出よう。雨を含みキラキラとしたみんなの顔を見に行こう。 

 

キャベツ 3度目の収穫

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去年の春に植えたキャベツ、夏の初めに1回目の収穫、冬の初めに2回目の収穫、そして3度目の収穫期が来た。

しまりもよく、綺麗だし、大きさもそこそこ(今までよりむしろ大きい)、味は、今日採り初めだからわからないけど・・・ いかがですか?

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肥料をやるわけでもなく、草刈りと芽かきを数回しただけ。

知らなかった。ビックリ箱みたい、キャベツ1度植えれば3回収穫できるなんて・・・ 「出来そう」な気がして待っていたのは確かだけど。

 

これ良くないかな。あまりやってる人いないのはどうしてなのかな・・・。

まあなんにしても未熟な僕にはちょっとした衝撃の経験。

もしかすると4回だって5回だって出来ちゃうのかな、「待って」いれば・・・?

 

こういうの

自然農」っていう感じがするでしょー

「自然農」てすごく楽な感じがするでしょー

じゃー何で、大変大変言ってるのって思うでしょーか

頑張り屋!働き者!って・・・ なんか変ですね。 

 

待つ

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「朝から晩までなんかやっているが、草育ててるのかい。」

こういうことを言われるのだ。

「いや野菜です。たくさんの命です。」

あーもどかしい、気の毒だ、と、はたからはそんな風に見えるのかな。

確かにこの時期、遠めには草しか見えないかもしれないからな。

人目を気にしすぎていた頃、いちいち怒ったり落ち込んだりしていた。それはそれで活力源に出来たからよかったのだけど今はそういうことはない。

今に見てろ!とも思わない。もう少し余裕がある。

 

蜂がぶんぶん飛び交う傍らで草の中にひっそりとオクラが成長を始めた。

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品種八丈オクラ

自家採種を続けていたが、昨年育苗に失敗、全滅。

今年は新たに種を購入、また1から直播で。

 

 

 

 

 

 

植え付け直後霜に遭った黒もちとうもろこしも草との競り合いに負けずしっかりと育ってきた。

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自家採種3年。年々出来が良くなる。

この栽培に慣れたからかな。

たくましい。草との競り合いに負けない。

僕の農業の精神的、経営的拠りどころといえる品種。

 

 

 

 

 

草だらけの畑の中、早くも成功の予感がプンプン漂う2つの巨星。他にもいろいろ・・・ちゃんと育ってますよ、マイペースで。

「適切な管理」とか考えず、感じるままに最小限の手を入れるだけ。栽培手引書はいらない。

一緒に日々を重ね、見て、感じ、時を待つこと。 

 

居候大歓迎

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開拓畑に自称”フーテンの寅さん”こと蜂ネット帽かぶったひょうきんなおじさんが現れた。

「蜂箱居候させてくれやぁ」

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職業養蜂家 ニセアカシアの開花を辿って千曲川を上流へと向かう旅の途中

この未開の畑は格好の停車駅

「10日間置かしてね ちょっと迷惑かけるけど」 (なんのなんのミツバチおじさんの珍道中を間近に感じられて得した気分ですよ) 

このおじさんほんとよくしゃべる。蜂もぶんぶんうるさくて・・ でも楽しくなりそう。

「最後にお礼に置いてくね この世のものとは思えないほどあまーいからね」

えーいいのかなぁー。楽しみだなぁ。

 

へへへ、これは1人で食べちゃいますよ。

どうか我慢してくださいね、ニセアカシアの花のてんぷらで・・・。 

 

おいしい山造り

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今日はよく晴れた。真夏のような日差し。

日中の日差しを避けて山に入り除伐作業。

楽しいな、おいしい山造り。僕の農業に欠かせない仕事。基本的に食べてうまいものを育てる。思いっきり人間仕様、1600坪の面積、除伐用の刈払い機3時間回して仕上げた。

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これは新芽を天婦羅で食べるとうまいハリギリの幼木。

こういうものを残して周りの木を刈り大きくなるのを見守る。

何年後かな、先の長い話だがそれが又楽しみ。 

 

土砂降りアースデイ

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中止にはなってほしくなかった。

山の中6時間歩き回って採取してきた山菜。さあこの自然エネルギーの塊を東京の真ん中で対面販売する、そのイメージがすごく湧いていたから。

そして・・・ 土砂降りの中、雑踏の中、異彩を放った!(贔屓目贔屓目)

もう少しおしゃべりが(説明が)上手くできればなお良かったが・・・

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天気の回復した午後、人通りが急に増え、イメージと重なる。

はまった!ほぼ完売。

購入してくださった方、話しかけてくださった方、運営スタッフの方々、ありがとうございました。 

 

トマト植え付け

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トマトを植えた。

かなり密植になってしまった。

2004年から採種をつづけているトマト、それから4年、彼らはここの畑しか知らない。

どうしてもここに植えたかった。

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家から一番遠い畑だが、ここだけ粘土、粘土の方がいいのかどうか定かではないけど、根は力強く張るし、味もいいように思う。

根菜類や根の強い野菜、ここじゃなきゃダメなような気がして、8畝の中にズッキーニ、人参、トマト、ニンニク等4年間同じ組み合わせ、他の畑に転向させられないのだ。

でも大分ぎゅうぎゅう詰めになってきた。ズッキーニは60センチ間隔に植えた。

トマトはなんと20センチ! 大丈夫、大丈夫、芽かきちゃんとすれば。 

 

自然崇拝男近く東京へ

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先週ぐらいから左の手首が変な感じだった。鎌を持つ右手より草を握り持ち上げる左手の握力を使う。このところ植え付けや種降ろし間引き、それに伴って草刈り、鎌を使った作業ばかり。

そしてついに悲鳴を上げた。完全に手がこわばってしまった、少し動すだけで痛い。軽トラの重いハンドル回すのに四苦八苦してしまった。

畑に来て、オクラ種降ろし。作業がはかどらなくて困った困った、さて思いついたのは・・・

穴を掘って土に手首まで突っ込んだ。雨上がりで湿っていたが温度はちょうど良かった。

桑田がマウンドに肘つけたときみたいな格好で3,4分程・・・ 気が通い、血が通い、痛みの元が浄化されていくような感じ。今年開拓した畑で、そんなイメージが自然に沸き起こってきた。

 

2匹目のドジョウを狙う。

7箇所のうち”浅間ファーム”と呼んで最も信頼している畑がある。その畑に3年前、木を切り倒し、藪を払い、他には何もせず、ただオクラの種を降ろした。

そうしたら信じられないほどよく出来たことで、僕は"自然農法”のとりこになってしまったのだった。

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3年前と同じ5月20日同じく400粒の種を降ろした。

終わり頃手首は不思議とよく動くようになった。やはりこの土には力が宿っている!

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アスパラが作られていた12年前、地主さんいわく「薬はいっぱいまいていた」のだ。自然の浄化作用がこんなに素晴らしい土に変えた。

何ともいえぬ芳香、浅間ファームと同じ匂い、山に入った時のような。

 

山といえば・・・ 

25日のアースデイマーケット出店ですが、今月野菜はありません。

ありがたいことにこの頃急増した宅配注文。野菜はその分で精一杯。

そこで当ブースでは"山菜フェア”実施の予定です。

”生命力に溢れた”自然農法の野菜もいいですが、自然食の大御所のような山菜にかかればまだまだ!年季が違います。

いろんな美味しい山菜、いっぱい紹介できたらいいんだけどなぁ。

そういうことですから山の神様、土曜日は自然の恵みごそっといただきに参りますので・・・ 合掌 

 

虹、夕映え

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お財布も携帯もカメラも持たず作業着で鎌だけ持って雨上がりの畑に向かう。

トウモロコシを植えている時虹が出た。きれいな半円、青、緑、黄色、橙、紫、くっきりと5色に見えた。

虹のアーチの向こうに雪をかぶった浅間山・・・見とれた。

虹が消えると陽をまっすぐ浴びて浅間山は黄金に輝いた。

「人生最良の時」そんな言葉が頭にふっと浮かんだ。

すぐに 大げさなだな、と笑ったけど・・・

カメラを持ってなかったから、よけいに美しく感じたのかな。 

 

救出

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小雨だが昨日から2日に渡って降り続いたので渇き気味の畑に充分の水分がいきわたったと思う。

さて何をしよう。種降ろし、植え付け、刈り払い機による草刈り、何をやるにも絶好の百姓日和(小雨)だ。

だが迷うことはなし、絶体絶命のキャベツ、トウモロコシ(スイートコーン)を助けなくっちゃ。

110508_1259110508_1245_2救急車みたいに軽トラ飛ばして1箇所だけ離れた畑に到着。

惨状は予想通り!ここへは1週間ぶりにきた。

 

植え付け後、霜に遭い1たん枯れてから回復してきた。が、草の生育ははるかに早く、両者共完全に飲み込まれてしまった。雨で草は更に勢いを増す。絶体絶命、。

よーし待ってろよ!皆助けてやるぞ。

こういうときは”短時間で手際よく”だ。左、右、左、手を交互に使い、アヒル歩きの足と連動、むしるむしる草むしる。

土が湿っている時、力加減が難しい。草を強くつかむとごそっと土ごとめくれてしまう為、力を抜いて引きちぎるような感じ。葉が濡れているから意外と切れやすい。僕は必殺仕事人!

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 こんな感じ・・・

 

 

 

 

全員救出!!

今日は安堵感と自画自賛の缶ビール1本。 

 

10時、3時(今日のつれづれ)、決意

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とりあえず昨日のつれづれに沿ってやってみた。

朝はいつものクセで早く目が覚めてしまったが、コーヒー飲んだり、パソコン開いたり、庭を片付けたり、普段は食べない朝ごはんまで食べて、7時半にようやく出発、育苗管理の後は今日も草管理、時計を持つ習慣はないが、大体時間は分かる。そろそろ10時かなと思って軽トラの時計を見ると10時10分過ぎ、きりがいいわけでもなかったけど一服する。腰を伸ばして、水飲んで4、5分ボケーっとして、憚り、さあ再開、12時半頃昼飯、しばらく横になって1時半再開、さあ段取りよく! ワケギ掘り出して、キュウリ植え付け、3時一服、黒もちとうもろこし植え付け、又草取り、さすがに5時に終わるのはもったいないのできりがつくまで、7時に終了。車の移動時間を引いて実働9.5hぐらい。

疲れない。これはいいかもしれない。余力を残して還れるなんて・・・ 子どもとしっかり遊べそうだ。きりがよくても悪くても10時と3時の”ボケー”これが効く。冬の5ヶ月続けていた習慣が身体に染み付いているのかも。

7.5h労働とはなかなかいかないが、こんな感じで続けていければ身体的にはすごく楽。

そういえば昔、野辺山の高原野菜農家に住み込みアルバイトしていた時がそうだったっけ。その時は7時→10時→12時→3時→6時だったかな。親父さんは勿論暗いうちから夕方遅くまで畑に出てたけど10時、3時は必ず皆で詰め所に帰ってお茶飲んでおやつ食べた。15年ぐらいになるかなぁ・・・ その頃は後に同じ長野県下で農業やることになるなんて考えてもいなかった。

きっとこういうリズムというのが大事なんだろうな、と実感。でも続けられるかな・・・。

 

・・・まあいいや、なんでも。

先のことやら何やらごちゃごちゃ考えるのはもう終わりにしよう。

年々美しさを増す自然農園のハーモニーのなかに不協和音を響かせるのは誰だ。 

 

 

長い目で考えて

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午後から日没まで半日かけて玉葱畑の草取り。

今回はすこし丁寧にやっておこう。

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そういえば、最近大分草を抜き取るようになったなぁ、と思う。

以前は罪悪感のようなものもあった気がするが・・・

自然農といっても「草をなるべく抜かないように」なんていうマニュアルはない。というかマニュアルがないのが自然農なんだけど。

  

昨日正しかったことが今日には正しくなくなったりする、そんな風なことが川口さんの本に書いてあったと思う。

それを最近実感として分かるようになった。

今まで”友達”だと言っていた草も今日はせっせと引き抜き、枯らすのだ。

明らかに抜いたほうがいい状況も実は結構ある、と感じる。

そして思う。マニュアルなしのこの農業は、自分の感性を信用して、思いつきだけで生きているような僕にはピッタリだ。

・・・・ 

続けていきたいいつまでも、と今までだって思っていたけど、やはり刹那的だったと思う。それがまた楽しかったのだけど・・・

いくら特殊な職業だとはいえ、農繁期になれば毎日14、5時間働いたり・・ 4年ぐらいそんなこと続けてきて考える。

8時~5時、昼はちゃんと1時間休む、10時、3時は息入れる。実働7.5h、冬場バイトでやっている植木職人のそんなリズムは心地よかったな。

よく頭を使い、段取りよくてきぱき進めて7,5h、それでこの農業を成り立たせることは不可能なのかな。長い目で考えればそういう風に持っていかなきゃいけないんじゃないかな。

もし可能性がないのなら転職考えたほうがいいんじゃないかな。

身体持たないし、だいいち家族がたまったものではないと思うし。

出来るかな。

あ、いや転職を考えている、というブログではないですよ。

年のせいかな、ふと思ったのです。徒然なるままに書いてます。 

 

青く晴れ渡る空

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浅間山の雪も解けたようだ。

爽やかな五月晴れ、今はもう5時といえば太陽が顔を出し始める。僕は今日山の中でそれを見た。

行ってしまった前言撤回の山菜採り。頭から消えなかったコシアブラ。

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やっぱりベストタイミング。

パッパと採って切り上げれば7時には帰ってこれるじゃん。出荷の日の早朝、人数分+αぐらいは採ってこよう、そうしよう。

身体がうずうずしていた。お金の為の乱獲は苦しいけど、喜んでくれる人を思い浮かべての山菜採りなら楽しいや。

特に都市部に住む人をこの山菜というやつはなんて魅了するのだろう。僕だって元々そっちだったからよく分かるのだ。

僕の野菜にまだこんな力は宿らない。

先月「山菜中心に・・」と注文くれたのにほとんど送れなかったUさん、この場を借りて、ごめんなさい。

今度は多分お送りします。(どうやら僕の辞書に”絶対”はないらしい)

 

今日も人との出会いが素敵だった。

その人はとなりの畑のおばさん。

前々から「おしゃれなつくり方ねえ」とか「おもしろいわ」とか言ってくれて、この辺の人とはボキャブラリーが異質だし"ただものではない”と思っていた。

今日ゆっくりお話・・・ 元々こっちの農家で生まれ育ったが、東京に出て調理師、自分の店まで構えて、2年前、訳あって帰郷・・ やはりただものではない・・ん?そうだ!「あのぉ 野菜レシピ伝授願います」 「わたしは感覚だけで作るのよ、素材を生かしてね。わたしの店は信州の野菜使ってたの、たとえばニラ、ねえニラ作ってる?」 「ええ・・でもまだ小さいですけど」 「信州のニラってそうなの!ちいさいの!でも味と香りが違うのよ。ねぇどうやって食べれば美味しいか、教えてあげようか」 「あっ ぜひ」 「あのねぇ、採ったらそのまま醤油に漬けてどんぶり飯に乗っけるだけ、たまらないわよ。」

想像しただけでよだれが出そう。

「青ばつ(青大豆)ある?」 「少しだけ残ってますが、」 「あれにたっぷり水吸わせたら(水につけて)かたくりまぶして揚げるのよ」

これは酒のつまみにいいかも。

「こんなのでよければいくらでもおしえるわよ」

きたきたきたぁ!視界良好、一気に僕も五月晴れ!

早速ニラ丼試そうと思っていたのに見えなくなるまで畑にいたから採れず、かわりにノビルご飯にしてみたけど

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これはいまいちでした。 

 

草取り→雨→植え付け

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待ちに待った恵みの雨だ。

もう10日間降らず、作物がなかなか育ってくれなかった。

そのかわり草もあまり育っていない。ならばこの機に作物にアドバンテージを与えよう、ヨーイドンではとても適わないのだから、 と考え朝から草取り三昧。人参や葉物、幼い芽を守らなくては。 さあ一区切りついた、これで雨さえ降れば・・ と思っていたらポツポツ来て、間もなくザーザー降りに。ニコニコしながら家に帰って昨日いただいた手作りパンと、採りたてアスパラの豪華ランチ。

そうこうしているうちに雨が上がったので、ラッキーラッキーと畑に飛び出し、湿った土に枝豆と青じそを植えつけた。 

雨は僅かな時間だったが、畑の表情には活力がみなぎってきた感じ。作業も滞ることがなく理想的な降り方。

この仕事、時々こういうご褒美があるのが嬉しいなぁ。 

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 雨上がり枝豆の植え付け 

 

再会

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ゴールデンウィークの渋滞の中、千葉からDさん御一家が遊びに来てくれた。12月以来、2度目。

大変でしたね。来るのに5時間、帰りはもっとかかったかもしれない・・・。

何のおもてなしも出来ず、でも12月の時と違ってお天気で、青空よし、山々の眺めよし、山桜満開、自然がもてなしてくれた、感謝。畑では野菜より生い茂った草ばかりが目立つ・・・ でもミミズがたくさんいるでしょう。

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山へ椎茸採りに行った。ガーン!少ない。・・で、でもカエルがいたり楽しかったね。 

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畑で網焼き。干からびた椎茸も おいしい、おいしい、と食べていただきありがとうございます。

健康な赤ちゃんの誕生願っています。

いつかまた来てください。車ぎゅうぎゅう詰めですね。大変ですので泊りがけで。

 

夜、賑やかな御家族と、カミさんと娘、いなくなり、寂しくなった。

さあ、又明日から日常。やさいや草や虫たちと、淡々と、黙々と、時々、ブツブツと・・・。 

 

サラダの季節

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少しづつ間引きながらかぶや小松菜やほうれん草を最近は生サラダで食べています。

からだがサラダを求める季節になりました。

 

ごま油&醤油、オリーブオイル&塩、等シンプルなドレッシングをかけて食べます。

今日サラダほうれん草にかけたドレッシングは

味噌を酒で溶いてごま油を少し加えたもの。 

結構うまかった。ナッツか何かあればさらによかったかな。 

 

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高い授業料

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草の中で競り勝ってたくましく育ったニンニク、生育のピークを向かえた。

茎が2センチを超える立派な株ばかりだ。アブラムシもあまりついていない。たくさんのてんとう虫が抑止してくれたかな。

ざっと草刈りを数回しただけ、無施肥。

それでここまで育った。

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でも安心するのはまだ早い。あまり収穫できなかった昨年もここまでは良かった。

これから急速に肥大するニンニクの玉。だが同時にこの生命の活力は衰えていく。葉茎は他の草の勢いに凌駕され、アブラムシにあっという間に食いつくされてしまう、玉が肥大するより先に。もうてんとう虫はなすすべがない。立派に育った分何よりのご馳走だ。

弱った生命は他の生命の糧になる。そうして巡って共栄共存。

 

だからここから先は自然に任せとくわけにはいかない。これはニンニクの栽培なのだ。

さてと、あとはオレに任せておけ!株周りの草を丁寧に刈った。

去年の経験から学んだ。

 

自然には有無を言わせぬ厳しさがある。は

霜にやられたのはトウモロコシだけではなかった。

霜害を恐れて標高の低い畑に植え付けたズッキーニも、植えだした約50本全滅。

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・・・・

でもこの厳しさに合う度に何故か気分が スッキリする。

 

自然農は難しい。

授業料はとてつもなく高い。

でも魅力がある。

自然界の門を叩き、受け入れてもらい、やがてその中を自由に歩けて、でも人間の構築してきた社会からも離れることなく・・・ 目の前のハードルも高い。

そこを超えていきたい。 成長したい。 

 

遅霜!

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去年と同じ日。 

来るだろうと分かっていたけど、植えてしまった。

でも安全策ではなく色々試して、失敗もして、自分の引き出しが増えればそれでいいと思っている。

昨日植えたブロッコリー、大丈夫。黒もちトウモロコシは7割が霜焼け(草で覆っておいたものは大丈夫だった)。

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しょうがない。

さあ蒔き直し、植えなおし、・・それとも復活するのかな。