秋晴れ
朝、畑の気温は10℃を下回った。
ピリッとした冷気を感じる。そして空は限りなく原色に近い青。
秋晴れの下で野菜が艶々と輝いて見えたので思わず (ケータイですが)
生姜
小松菜
朝、畑の気温は10℃を下回った。
ピリッとした冷気を感じる。そして空は限りなく原色に近い青。
秋晴れの下で野菜が艶々と輝いて見えたので思わず (ケータイですが)
生姜
小松菜
畑に全部で6本の栗の木がある。そして他に大きな山栗が敷地内に1本。
そのうちの2本は僕が3,4年前に植えたもので、あとは何年も前に地主さんが植えたのだろう。借り受けた時ここはジャングルのようであったが、藪の中の栗の木は、つるに巻かれながらも元気な姿を湛えていたのが印象に残っている。
それらが今年は軒並み豊作である。
毎日それを眺め、夕方に栗拾いをするのがこのところの日課になった。
日々こうして実りの秋を実感できるのは、なんて幸せだろう。
ただ一般的な(無機質な?)畑で、野菜を栽培しているだけではない、一味も二味も奥深い醍醐味が、ここにはあるのだよなぁ。
そう、僕は恵まれている。恵まれて恵みの中で生きている。
人を妬むようなことは決してすまい。
運動会アースデイと行事続きでバタバタした週末を過ごし疲労困ばいの週初め。
さて、畑に行けば相変らず草との戦いが待っていて、成育途中の葉物野菜や大根人参などに対し、やはり雑草は逞しく育つもの。
でも、明らかに変わった。
圃場に落ち着きが漂っている、そんな気配。
草は確かに伸びていて大事な野菜を覆っているが、”暴れる”というギラギラした感じではなく、やさしく寄り添っているように見えなくもない。
なんかほっとする。
”秋は大人の季節”なんていうフレーズが頭に浮かぶ。
心にゆとりが生まれ、それが身体の疲労を癒してくれたような気がした、そんな1日だった。
これからはすこし、じっくりといけそうかな。
夏から秋という季節の変化には寂しさも感じるが、秋は秋でいいモンだよな、と思えるようになったかも。
年の功かな・・・。
23日(日)は代々木公園の東京朝市アースデイマーケットに出店します。
今年は初めての参加です。
天気予報ではまずまずの好天が望めそうですので楽しみ。張り切って出かけていきますので。
~~~
「暑さ寒さも彼岸まで」というとおり、そこを境に気温がぐっと下がりそうな予報です。
そうなるといよいよ実りの秋の到来を感じます。
9月の下旬から10月にかけての信州は最高の行楽シーズンではないでしょうか。
そこで、おすすめの宿を紹介しておきます。
”隠れ宿”ですので小さな声で・・・。
いやいや、まあこのブログの閲覧者自体が少人数ですので、どうということもないのです。皆さん是非!
先日僕も実際招待していただき伺いましたが、それはそれは感動づくしでした。
オーナーが古民家をご自分で改修し、魅力溢れる農家民宿に生まれ変わらせてしまいました!
こちらをご覧ください。
セロリ周りの草取り。
これがまさにそうだ。
ここは僕の畑の中では最も地力があると思われ、かなり多様な生物生息地帯のように感じる場所。
ヘビなんかも時々現れてドキッとするが、それよりも、1番嫌なのはいたるところに生息する蚊の大群である。
それが炎天下ではさすがに元気がなく、数もぐっと減る。やつらに集中を途切れさせられることがない。
刈ったり抜いたりした草がすぐ枯れるのも良し。
よしきた!とカンカン照りを喜んでやる仕事なのだ。
植えたばかりのレタスや白菜がところどころ枯れています。
こいつの仕業です。通称根切り虫。
よく探し、見つけ出して、潰します。素手で。
最近は、俺こういうところ容赦しなくなった気がしています。やらなきゃやられるということで。
憎いわけじゃない・・・少しは憎いが。
心の作用としては2;2;6ぐらいと分析する。憎悪2、同情(謝意)2、そして6は何にも考えていない部分、無の感情。
我こそ必殺仕事人。
気がかりだった葱圃場に近づく。
これまで見て見ぬふりを続けてきたが、ようやく意を決して。
葱にとって草は大敵だそうだ。
自分の影さえ嫌がるもの(よく意味が分からないが、とても日当たりを好むということか)だと聞かされたことがある。
というのに、5月に植えてから草刈り機で1,2度ざっと刈っただけで、あとは放置してしまっていたのだから・・・
とほほ、やばいやばい、苦しそう、可哀想、この有様では日も当たらないなぁ。
ということで、半日以上かけて草取りに入る。気分的に謝りながらの作業だが、思いのほか元気で立派に育っていて少し驚かされる。
充分に手をかけてやれないけれど、その分うちの野菜は強く逞しく育つのかしら・・・(こんな時母のような=女言葉になってしまう)。
今日の日記、生きていくのは楽じゃない、というタイトルだが、この葱にだって「そんなことは百も承知」と言われそうだ。「ほったらかされていたからな、へっへ」なんて。
僕はといえば、その草取りの間中くしゃみが止まらなかった。誰か噂を・・・ではなくていよいよ花粉症である。
隣地(耕作放棄地)もブタクサ群生地。勝手に刈るわけにいかないし・・・。
僕は暑いのは得意だから炎天下は苦にならないが、日が傾き始めると蚊の大群が押し寄せてくる。これはかなりきつい。草畑の作業、あっちこっちに住処もあるだろう。
かゆいかゆいと思っていると、チクっと鋭い痛み。ああ蟻の巣を破壊したようだ。
そしてその間ずっと膝を突いて屈みこんでの作業だから、これは相当腰に来る。
楽じゃないわほんと・・・
だけど、楽じゃなくてもいい。しゃーない。楽をするから弱くなると分かっている。弱くなって生きていくのは難しい。
逆説めいてややこしいが、生きることを楽しむために強くありたい。
いっぱいいっぱいだったのかも。
他にやること考えることあまりに多く、頭の中からこぼれ出してしまったかもしれない。
いや、そんな戯言、首を長くして待ちわびている数名の方々に申し訳ない・・・すみません、わたしのミスでした。
何のことかというと、まさかまさか、あの大事な、黒もちとうもろこし、雉対策のこと。
油断といえば油断だが、草が伸びれば地面とネット下辺に隙間ができることは考えられるから”常に要チェックだな”とは考えていた。勿論ところどころに重しを乗せて置いた。奴ら、上から飛び越えての進入はできないようなので下だけ、しっかりチェックを日課にすれば間違いなかった。
それが・・・
あいたたたた
がっつりいったかぁ・・・ 食べごろばかりを・・・・・
こらぁ 一気に鬱憤晴らしたやろ!!
これでどうだ!!
ああ、しかし、作付けは何度かにずらしているけど、今シリーズはごっそり雉一家の胃袋の中。
アワノメイガ幼虫の侵食も増えてきて、収穫はかなりジリ貧だ・・・。
ヘタすると、もう最後の100本程度になってしまったのかな。これは絶対死守するとしても、う~ん足りないなぁ。
がっかりさせてしまうのが悲しいなぁ・・・
でも連絡しましょう。さて・・・
しゃーないしゃーない
へへ突然すいません、不快でしょうか。そうかもしれませんね。
実は、これ最近覚えてよく言う言葉。いい言葉だなぁ!と思って。
あ~あ自信満々だった今年も、またこんな感じかぁ・・・ と思ったけれど、過ぎた話はすぐに終わりにしましょう。
しゃーないしゃーない!
・・・今度こそ!