年末~年始

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今朝は少し朝寝坊。それから畑でのんびり梅や杏の剪定や、土が凍り始めて枯れるギリギリのタイミングでまだ何か収穫物は残っていないか見回りし、またかなり浚ってきた。のんびりといっても日中も温度計はマイナス1度だった畑作業は暢気なものではなかったが。 

ふぅ・・・ 今は気分的にかなり野菜貯めたつもりでいるけど、実はそうでもないんだよな。経験上分かっている。

何しろこれからの数ヶ月収穫がないのだから。 

 

さて、年末30日の夜から、新年5日の夜まで不在の為、メールなどの対応が出来ません。

皆様本年もありがとうございました。良いお年を。

 

1月の旬の(といえない)セットの発送日は7日、10日、21日、24日の予定です。

貯蔵野菜から搾り出します。

 

  

Tasai1228

 

一区切り

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今日、今年最後の出荷を終えて一区切り[E:confident] ちょっくら[E:bottle][E:diamond]

しかし、1年は本当に早い!

そして、思えばこの年末で、農業を志したときからちょうど10年。

週末家庭菜園から転じて、生業としての農業への道は、当初の予想と違わぬ困難の道となったが、それでも何とか生きていけていることが、また予想通りでもある。

過ぎてしまえば10年なんてあっという間、と感じるから、この先の人生だってそんなに長くはないのだろう。

でも、なんとなくベースが出来たようにも感じ、といってもまあ、農業人として小学校卒業あたりと思うが、これから先も、1年365回、×数回~数十回(あるか分からないが)の1日1日を、向上心を持って必死に、そして楽しくやっていけるような・・・それって良い人生だよなぁと、今、ほろ酔い頭にイメージが漂っているのである。

 

日が伸びてきた

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吹雪が去った夕方、太陽がふっと現れて気持ちをぐっと明るくしてくれた。

空気は恐ろしく冷たいが、暫らく眺めていた。

太陽と夕焼けを演出する自然・・・ほんとうに神だなぁ、なんて考えていた。 

 

夕暮れの時刻はもう徐々に遅くなり始めていて、自然と春への思いが募ってくる。 

風の冷たさも心の中へは届かない、という感じだった。 

  

Yuugure1220

貯蔵で甘くなる

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澱粉の糖化作用によるもので、かぼちゃ、サツマイモ、ジャガイモでは顕著です。

このところ送っているものはかなり甘くなっていると思います。

 

22日は冬至です。カボチャを食べてください。風邪防止に・・・(言い伝え)

 

また、ご存知の方が多いとは思いますが、サツマイモをすぐに食べない場合、冷蔵庫での保存は厳禁です。

10度以下ではすぐに傷み始めてしまうので、気をつけてください。

そのためサツマイモは、(寒冷地では特に)貯蔵の難しい作物なのです。僕も腐らせてばかりいたのですが、大分うまくいくようになりました。貯蔵がうまくできると極上のサツマイモが食べられます。

 

ジャガイモはレッドムーンが終わって、今はキタアカリ(小)が入っています。もともと甘みの強い品種ですが、更に甘いのでお子さんや舌さん喜ぶでしょう。

 

こちらは昼前から吹雪になりました。冬本番を実感します。

 

 

Kabocha1220

初雪

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はっきりとした雪が降ったのはこの冬初めてだった。昨日の午後から今朝にかけて。

朝はかなり積もっていたのだが、お昼前にはほとんど解けてしまい、写真も撮らずじまい。 

 

その後、雨は1日断続的に降っていて、庭師の仕事が途中になっているままだが、今日は行かずに明日に備えて出荷の準備の大半をやってしまっておく。

明日は庭仕事もやらねばならず、大事な出荷作業あり、大車輪の働きをしなければならないな、と気分の高揚を感じながら、空いた時間は道具の整理と買い物などで過ごした。

 

先日レジから[E:run]のお店(12/12記事参照)へ行った。月に数回は利用する大型店だ。

そしてまたレジ・・・レジ係も(テープ貼りの)任務に忠実な人は、なかなか許してくれないもので、そのうちやはり言っておいた方がいいように思えたので上司に・・・。

「このテープも店から出た瞬間からただのゴミとなるのですが、なんかいつも気持ちが良くないんです。未会計、会計済みを判断する為ということでしょうけど、なにかいい方法がないでしょうかね。俺も最近考えてはいるんですが・・・。 難しいですけど会社でも是非・・・一応客の意見として、聞いていただきたいです。」

ほんとに、提案できるような何か良いアイデアないかなぁ。  

 

2点セット

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今年最後の定期セットの方に、ウグイス(青大豆)黄な粉と干し柿を入れています。

毎年続けてきたのは黒豆も入った3点セットでしたが、今年は黒豆が全く不作で送ることができません。あしからず。

干し柿を入れるのは、柿が「(福を)かき集める」という縁起物であるからです。

どうぞ良い年末年始お過ごしください。

 

 

Asamayuukei

浚(さら)うように収穫(最終章)

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昨日と今日、ぐっと冷え込んだ畑で最後の総浚いをした。

これで、あとは残ったものの生命に委ねる。もう春まで、畑の営みに手を出すことはしない。

 

作業終了時、畑の温度計は-1℃を示していた。

軽トラの荷台一杯に宝の山を積んで、1年で最も早い夕暮れ、家路を急いだ。

ストーブの焚き付け急がなくちゃ、今日はシチューだ・・・。

 

 

 

 

Hakusai1215 

極上白菜

甘く美味なる内側の葉が枯れないうちに収穫。

 

 

Haserori1215 

葉セロリ収穫。

400本以上植えたが、植え付け後の旱魃の影響受けて、所謂出荷可能な茎セロリになったものは7、8本だった(50分の1)。

ひょろ葱、ビー玉カブ・・・ 

 

どんなものでも出来るだけ収穫した。そして貯蔵する。

品目ごと、苦労重ねて試行錯誤続けてきた貯蔵の技術に、今はかなり自信を持っている。

 

作物のない寒冷地の冬、毎日の料理の材料は多いに越したことはない。 

例えば小さな葉セロリは、細かく刻んでスープとかシチューとかカレーには欠かさない。

ビー玉大のカブもざっと洗ってそのまま上記3点や味噌汁炒め物・・・便利な素材。

 

最近考えるのは、こういう(うちで重宝している)ものを他の人、例えばセットを取ってくださる方にもどんどん提供できたら良いのでは、ということ・・・。

実は既にすこしずつ、そういう意識の元に、セット内容が変わってきているかもしれない。

 

小さすぎたり形が悪かったりすれば、もう売り物にはならず自家用であり、お金をいただくとなれば、それらしいもの(容姿端麗?)を目指して生産すべき、なのか・・・  

大は小を兼ねるというケースもあると思うが、小さいものに思わぬ使い勝手のよさを感じることもあるはずなのだ。 

勿論しっかり説明する必要はあると思うが、悪びれることはない。

 

今までだって例えばスーパーに並ぶ野菜なんかとは、比較にならないほどの容姿の野菜を認めていただいてきたのだけれど、目の慣れというものはあって、極端に見慣れないものにはびっくりしてしまうだろうし、否定的な見解をもたれてしまうかも、とも思うが、そもそも自分がそう思っていないのに、ただ世の中の価値観に倣ってしまうのは変な感じがする。

何度も書いた気がするが、家事の料理担当を始めてそこの意識は明確になった。

 

共鳴してくれる人もいるかもしれないし、そうでない人もいるかもしれない。

でも、そういう部分でやりとりをする中で、なにか勉強ができるのでは、とも思う。

 

ということで、今までも充分個性的だったかもしれないセットですが、更に面白く(偏屈に?)なっていくかもしれない・・・

 

さて、今年も残すところあとわずか。

今年の最終は27日発送便。

新年は、7日再開を予定しています。

 

Yuukei1215

未結球

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木立の中の”森”と呼んでいる圃場で育った逸品 

「未結球白菜」

  

Hakusaimikekkyuu_2

 

今年はこれがた~くさんあるので、結球したものは出荷用として、自家用にはこの未結球ものがまわる。

巻いていなければ白菜ではないという感覚はない。

美味しいことにかわりないし。

 

自己満足を深める

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1年ぶりに手入れに行った先で、松の木がかなり弱っている様子である。

部分的に枯れ始めている。

植木屋をしていてこういう状況は初めてのケース。

悲しくなった。

 

近隣でも松くい虫の害による立ち枯れが蔓延し始めていて、この庭にも及んでしまったらしい。

手入れを担当する僕に責任がないとは言い切れない。

 

何とかしたいとは思うが、何が出来るか。

生命力を高めるように、出来るだけ強い芽を残すようにして、込み合ったところは弱い枝を元から抜き切りして風通しをよくするように、そう心がけるぐらい。

 

何かいい薬はないかね?

と聞かれても、一切分からないんですよ薬のことは、と言ってしまう。

苦笑いされていたが・・・僕も苦しいがそう言えないならもっと苦しい。

瀕死の状態の自分の子には投薬するだろう?違うか?、といわれればその通りだから、薬剤にすがることを問題視しようなどと思わないが、自分が薬の勉強を積まなければやっていけない職であるなら、ここは離れるしかない。

 

自分はこうです、とハッキリ示すことはすごく大事なことだと、今更ながらだが、意識するようになってきた。「折り合う」としてもその方がいいのだと・・・発展的な折り合いのためには。

ずーーっと滞っていた自分自身の気持ちが前を向いているからかもしれない。頭の中も最近少しクリアになっている気がする。

 

植木の仕事が早く済んだので、畑によって明日の出荷の準備をする。今夜雪なら明日の収穫が難航する、少しでも先採りしておきたい、と思ったからだ。

 

さて、畑では12月中旬を迎えようというのに、防寒の為の不織布等は全く使っていない。過去9年で初めてだと思う。

かわりに藁と、落ち葉や枯れ草が、充分ではないにしろ、保温資材の役割を担ってくれている様子がよくわかる。なかなか良い。

行く末ゴミ(環境破壊)にしかならない資材への投資は、当然気持ちのいいものではなく、

この冬は使わない!と決めてしまったらとてもすっきりした。

 

Huyunohatake1212

 

帰りに買い物に寄って、レジにて、いつもの「袋はいいです」に加えて、「シールもいいです」と言うと、「これは規則なので」と言う。

万引き物との見極めの為、ということは分かる。

でも僕は貼ってほしくないので、少し押し問答した後丁寧にお願いした。店内空いているし出口はすぐそこなのだ。

「これだけ持ってすぐそこから出ますから、見ててください」[E:run]

大人気ない?・・・

いや、大人として敢えてそうしたつもり。

  

自分の性格があり人生経験から得た価値観があり、自分はこうなんだ、こうだとしっくりくるんだ、という感覚がある。 

そこに基づき行動することで、自己満足を深めることが出来る。

自己満足と言う言葉はあまりよい意味で使われないが、それは誰にとっても人生の大きな目的だと思う。

堂々と、それを自信持ってできるのが大人なんじゃないかなぁ。

 

愛は普遍

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雪の上を滑ってきた

2人だけのメリークリスマス

昨日から今日 去年から今年 前世から現世

宇宙の果てまで

生まれては消えたもののなかで

消えることなく今日をむかえた愛

ユー&ミー 

 ♪「2人だけのクリスマス」 ~      S,Takahashi  1994

 

 

「諸行無常」といいますね。好きな言葉ですが、普遍(不変)の愛ってものもきっとあります。 

「諸行無常」「愛は普遍」

並べてみるとなんか良いです。 

 

選ばれしものと残るもの

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葉の感じで比較的大きいかな、というものを掘り出して持ち帰る。これは袋に入れて貯蔵しながら春までに使い切る。

あとは畑に残り、この地は雪が少なく「雪の下の畑が天然の貯蔵庫」なんていうこともないので、藁で覆い春までの凍みに耐えてもらう。

成長の早いものを選び持ち帰り、遅いものは選ばれず残る。

だが、ここでは良い悪いとか上下関係があるわけではない。

1本1本を本当に大事と思っている。

毎日料理をするようになり、余計にそう思うようになった。

 

じっくりと地道に、少しでも肥大して、3月にお目にかかる時、残り組の人参がどれだけ貴重で、喜ばせてくれるかを僕は知っているのだ。 

 

何事も・・・人間だってそうだろう。

今を見て断定的な評価をするものではないし、されることもない。 

 

 

Ninjinshukaku127

 

Ninjinchozou127

マメ男Ⅱ

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年末に向け、恒例のウグイス(青大豆)黄な粉作り。

今日の発送が今年最後という方へ。

 

Kinako126

 

炒り加減挽き加減、ほぼ1年ぶりだが、これも植木の仕事と同じで、何故か上達した感じがしているのでお楽しみに。  

 

 

 

この時期、年末まで、豆に追われマメな日々が過ぎていく・・・。

 

Hitashimame_2

くらかけ大豆の浸し豆

鞍掛豆、醤油、酒、鰹節

 

 

自信の貯蓄

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奇麗になったぁ、と喜びの声。

植木屋冥利に尽きる瞬間である。

 

ここの庭、何年か前に初めて来たときは数年放置された木もあり難しかった。

不要な枝を剪定し、だんだんと形よくバランスよく、自分の嗜好じゃなく、受け入れられるように・・・。

だけど、何か不思議な気持ちもする。

自分が奇麗に仕上げたってこと。

僕は何をやっても奇麗に出来ない男だし、おまけに服も、顔も、手も足も、部屋も、車も、小屋も、畑さえ(とっちらかって)汚いと、よく人からいわれる。

だが、植木屋という職業に必要なものは、思うに、美的センスが5割、技術3割、体力2割、といったところだから、施主が喜んでくださったなら、こんな自分にもあるんだなぁ、美的センス。

 

そうなんですよかわさきさん(古すぎ?)!眠らせているだけで、いろんな部分が自分にはあるんです!

褒められたことは、出来るだけ記憶に留めて、自信の貯蓄に致しましょ、これ大事。

 

Ueki124

冬至が近いことが救い・・・

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昨日今日続けて、午前植木の仕事(庭師)、午後出荷作業という綱渡りのスケジュール。

早朝に出荷の準備をある程度やっておいて、午前の仕事(植木)に出かける。

いつも不思議に思うのだが・・・久しぶりなのに、その間まるで遠ざかっていたのに技術や理解が上がっている気がするのは何故なんだろう。一抹の不安を抱えての庭回り始動だが、昨日今日とスタートは上々のようだ。 

 

Akamatsu123

 

12時ジャスト、糸ヒバ、赤松、五葉松まで終了。予定通り。

 

昼を食べて出荷作業続き。

以前集荷にに来てもらっていた頃は15時までに、という指定だったのだが、今は自分で持っていっている。

畑の近くに集荷場(配送センター)があるので、畑で最後の仕上げをしている。

最終的に19時までに運び込めばいい。半日丸々使えるので楽になったのだが、

ここで怖いのは今の日の短さだ。時間配分を間違うと、闇夜の収穫になってしまう。

ああやれやれ、まさに時間との戦いという昨日今日だった。

 

いつも荷物が届くとメールを下さる方が、夕べ書いてくださった中に、

 

 寒くても、冬至が近いことがなんとなく救いです

 

という素敵な言葉があったが、これをどう解釈するか。

僕は直感的に、冬至(底)が近いということは、その先の春の足音が聞こえてきそうだ、というワクワク感かな、と思って、「そうですね、その先の春が眩しいですね」なんて返信したのだが、違っているかな。

もしかして、冬至そのものが楽しみなのでしょうか?カボチャとか、ゆず湯とか・・・

 

いずれにしても百姓というものは、とにかく日の長さに影響されるものなのだ。

冬至でなくても、あと10日ほどすると夕方の日は伸び始めるはず。

あと10日!寒さはそこから加速するが、視界の先で春の扉が僅かだが確かに開き始めるのである。

さあさあ、忙しく働いたら、しっかり食べてしっかり寝ましょう。

 

Onigiri123

大根葉おにぎり

大根葉、ニンニク、胡麻、胡麻油、醤油、御飯

 

沢庵漬け

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ただでさえ細い大根が、干すうちに牛蒡程細くなっていて、うわ~どんな沢庵になるんじゃーと言いながら娘と仕込んだ。

大根葉の蓋をして仕上げた時、そろそろ食べられるかなぁ、と言ったので爆笑。

いくら細すぎ沢庵でもそこまで早くは漬かるまい。

 

Takuwanduke1130

醸し出すオーラ

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熊のような大男が大上段から杵振り下ろす!!

 

Mochitsuki1128

 

もちろん美味しいに決まってる!

小諸市で自給的農業に携わる方々の昼食会場。 

 

最近になって少し交流するようになった方々、こうして仲間として受け入れてもらえるのは嬉しい。

ここにくると感じるのは、集う人たちの発散するオーラ。

内に秘めた我の強さ、のようなもの。

 

感性に沿った生き方、という言葉を昨日書いたが、まさにそんな感じがする。

そしてオーラのもとになっているもの・・・自己肯定、自信。これが生きていく上で最も大事なものだと最近よく思う。

 

ごちそうさまでした。

 

さあ、オレも頑張ろう!

 

料理を。

 

全然頑張ってないが・・・

 

 

Oroshigohan

支那青大根おろしかけ御飯

支那青大根、御飯、好みで醤油 

 

料理担当でない頃、忙しいのにこんな手間のかかる野菜ですまないねぇ~なんて思って、自家用に供給していたチビ大根には、今思えば逆に申し訳なかった。

ささっと洗っておろすのに要する時間わずか1、2分。

おまけに丁度1食食べきりサイズ。

う~ん有難い、有難いなぁ。

 

浚うように収穫

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残っている親指程の大根も残さず収穫する、そして自家用野菜として大事に持ち帰る。

大根類は5月まで半年ぐらい貯蔵する食材だから、少しでも多くあるに越したことはない。

チビはチビなりに楽しんで料理できるかと思う。

 

Daikonshuukaku1127

 

 

 

そんな親指大根を見て「こんなのゴミだ」という農家の姿も容易に思い浮かぶ。

まあ普通そういうものだろう。市場主義社会を生き残ろうと、農家は身を粉にして働いているのに、その農家に対してきれいごとをぶつけるつもりはない。

ただ僕は、そういう価値観とは、完全に違うルートを歩こうとしている・・・そうしていられる。

 

かみさんが仕事に就いて、農作業を手伝うことは一切なくなり、当初少し面食らった部分もあるにはあったが、元々好きで手伝ったわけじゃなかった。働きに出るほうが性にあっているんだろう。

家計に頼りない農業収入とは別の柱があることで、今こうして自分の感性農業を続けていられるのは、相当幸せなことに違いない。そこを素直に感謝しなければと思う。

 

きっと誰でもが、自分の感性に沿った生き方ができるようになれば、ハッピーだろう。

そこに辿り着くために、人々は、それぞれの、妥協と許容、貫くところ、そして様々折り合いの旅をする。

途方もない旅だろうか・・・五里霧中となる日もあるけど、そうでもないのだろう。

 

Ninnjinsuthikku

人参スティック葉っぱ散らして  

人参、好みで塩少々

 

夕飯

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担当になって数ヶ月、今ではルーティンワークとなって僕の中では大きな要素を占める。

楽しみであり学びでもある。面倒だとは全く思わない。

 

我等が命を維持してくれる食べ物に感謝。

食べ物の育つ自然に感謝。

食べ物は循環の中にあり、我等も同じく循環の中にある。

今更ながら、畑や作物への思いが強固になったと感じられる。

出荷に及ばなかった作物でも劣るものはない・・・。

 

 

シンプル過ぎることが長所短所か。1人なら間違いなく”ばっかり食”だが、そうならないようにだけは気をつけている。

概ね好評らしいが??

 

Murasakikabu1127

紫カブみぞれ焼き   

木曽紫カブ、ニンニク、オリーブオイル、塩