貯蔵やさい最終章

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貯蔵の技術は年々上達しているが、それに見合うだけの収穫量がないのでもうじき貯蔵室(むろ)はすっからかんになる。そうなると凍みの緩む頃までセット宅配は休まざるを得ない。(定期の方個別に連絡します)

寒冷地、自然農、冬のセット。見た目の悪い貯蔵やさいが驚くほどおいしいということは、結構分かっていただけてると思うから、あとは量だ。大根もっと蒔かないとなぁ。

それにしてもさつま芋の貯蔵は難しい。あまり一気に出荷せず小出しにしていこうと考えているうちに傷みがすすんできた。正月が明ける頃には無事なものは僅かになってしまった。

今日あらためて1本1本確認しながら仕分けしてさつま芋の発送はもう最後になると思うが、傷んでいるところを抉り取ったチビの自家用がたくさん!嬉しいような悲しいような・・・しばらく焼き芋三昧だな。   

 

 

Yakiimo1.24

 

 

 

 

 

夕暮れまで

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この冬始めての大雪。

同じ県内でも北の方ではとんでもない大雪が続いていて、きっと大変な思いで過ごされているだろうに、ここはなんと恵まれていることか。

そして優芽は雪を待ちかねていたらしく、保育園から帰ってから日没を過ぎて真っ暗になるまでずっと雪かき雪遊び。雪合戦、雪玉野球、雪だるま、かまくら作り・・・。

その姿がまぶしく映る。 

子供って楽しむことにほんとまっすぐだ。持ってる力を出し惜しみをしない、全力だもんなぁ。 熱気で雪が融けそうだよ 人生色々あるけど楽しむことって原点だなぁ、やっぱり ・・・とかブツクサ言ってないで、オレもやるぞ!楽しむぞぉー それー!  

 

 

Yukidaruma2012

 

 

 

 

 

 

気持ちの良い汗

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今朝も-10℃超えだったが、日中は7℃まで上がり風もなし。

寒さに耐えるような日が続いていたから、なんだか気分が弾む。身体が動く。

 

さて今日の仕事は先日間伐しておいた薪材の間切り、枝払い、集積。

チェーンソーで間切っていたが、途中でトラブル発生。エンジンの噴け上がりが悪くなりあきらめるしかなく、でも本日は気分が良いためか、こう思った・・・何でもやってみよう、手作業で。

間切りが少し残っている。直径20センチぐらいのニセアカシア(固い木なんだ!これが)を手ノコでぎこぎこ、相当の時間をこれに費やし汗が噴出した。そして枝払いは全てナタで、材木はトビを使って運び出す。夏と同じシャツ1枚での作業だった。

 

ああ、しかし気持ちが良い!寒さで自然に身体が縮こまっていたんだろう。存分に躍動した身体からはα波が思いっきり脳に送られている感じだった。

こういう経験は何度もしてきた。身体を思いっきり使えば脳はいつもすごく良い反応をしてくれる。

だが同時に、楽がしたいという本能は強く確かで、それは否定することは出来ないものだが、なんとか、出来るだけ楽に流れないところで踏みとどまりたいものである。

昨日年齢をまた1つ重ねたが、まだまだまだまだいけそうだ。 いくぞ!  

 

 

Makidukuri1.18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒い冬に

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昨日今年2回目の発送日。

不繊布を3重にべた掛けしたターサイはまだ青々しているものが多いが、不繊布が土と張り付いて収穫は相当に難儀だった。

あとのものは貯蔵やさい、大根類、人参、芋、白菜、葱等。

 

だが、貯蔵貯蔵と言ってあれほど蓄えたつもりでもみるみるうちになくなっていくんだよなぁ、これが。

また今年も反省だ。

収穫し切れなかったもの・・・まだ蕪や人参や葱、ほうれん草なんかも畑に残ってはいるものの、今ではもう終日ガチガチの畑の凍みが少しでも緩まないことには手が出せず。直に雪に覆われてしまうことだろうし。

どうやら、恐らく今月で1度出荷はストップかな。さて、またまた植木の営業だ。

 

ああ、それにしても寒い冬だ。-10℃を超えるのがいつもの冬より早い感じだ。日中0℃以下の真冬日も。

冬は寒いものだけど、今年のこの冬の寒さはどれだけの人を苦めていることだろう・・・。

 

でも

もしかしたら

春が早いかも、とそんな気がする。

願うということはないが、できればそうであってほしい。

 

寒い冬に、春への恋心はいつも以上に熱く熱くheart04 

小松菜や白菜やいろいろな菜の花が黄色く畑に咲き誇るイメージが鮮やかに浮かんでくる。  

 

 

IMG_0183

 

 

 

 

 

 

 

 

火の用心

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今日近くで火事がありました。

この冬は乾燥した晴天の日が多いので特に気をつけねば、とあらためて思います。

 

火事発生の時、飲み会の最中でしたが、窓から立ち上る煙が見えた瞬間、皆飛び出しました。

1秒でも早く、ということが大切ですね。痛感しました。消防車も駆けつけ、幸い全焼したのは資材置き場で母屋には移ることなく消し止められました。 

 

慌てずに素早くrun動くことが理想ですが、こんなとき人の胆力が試されます。僕なんぞは全くダメダメでした。 

酔った身体でも火の見やぐらをロケットのように登っていったご年輩に頭が下がりました。

 

どうか皆様もこれからの時期、くれぐれもご注意ください。  

 

 

Dezomeshiki1.8

 

 

 

 

足るを知るを学ぶ

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4年程前に耕作放棄されていたニセアカシアの群生圃場の開拓を始め、そこが今では僕の百姓暮らしの中心的な畑となっている。借地ではあるが、農業を続けるならずっとここで、と思う畑。

 

ニセアカシア群生林が残っているのはあと1反部ほどだが、開拓はすでに終わっている。この1反部はこれから一生分のストーブ用燃料(薪)供給スペースである。

直径5~25センチぐらいの木が乱立する林内。ニセアカシアは成長が早く、10年もすれば結構大きな木になるので、太いものから間伐し、薪材にする。自分の一生がこの先どのくらいだか分からないが充分に賄えるだろう。

 

開拓以降これからのポイントは余分に伐採しないこと。

余分なエネルギーを使わない、余分に空気を汚さない。

 

一般にこれと同じような群生林というのは目の敵のように皆伐され、重機で整地され、トラクターで耕され、でも大抵は作付けされることもなく・・・自分の所有する土地が山のようになる(荒れてしまう?)のが堪らない(恥ずかしい、申し訳ない)という理由から行なうことだからだ。シフトしていくべき価値観と思うのだが。

 

余分なことはしない、というのはいろんなことに通じる原理だと僕は思う。畑での作業においても、日常の暮らしのなかでも。”しない”ために頭を使い、感性を働かせて、知恵を生かす。

 

自然と自分の暮らしの調和を心掛けることで、「足るを知る」ということを体得する、ここはそういう学びの空間にしたい。 

 

 

Niseakashia1.7

 

 

 

イメージ描く

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イメージが描けると実際そのようになっていくことって多いと思う。

農の道に進んで9年目、自分がこの細々とした農業を生涯続けているイメージが湧いてくるようになった。

凛とした空気のなか仕事始め。

 

本年も宜しくお願いいたします。 

 

 

shigotohajime2012