久し振りの畑にて

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畑に来ました。

自分が自分で無いような感じです。痛みは薬で抑えました。タイムトリップしたかのようです。

畑の方は当然のごとく豊かな営みを続けていました。この1週間の草の伸びは予想以上でした。

 

Yutakanaitonami5.26 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去年のオクラの木の根元付近にサニーレタスが植わっていますが、赤いのが小さく見えます。みごとです!すごいことになってますね~~ 

 

 

いつでも、これからも、思い通りに行かないことは多いだろうし、こうして迎える事態1つ1つが、そのシュミレーションにもなっているのだと思います。

どんな時も、精神が平静でいられるように、いつの日かそういう人間でありたいです。

身体が”ムリ”についこないことは、年々自覚を深めていることですが、経験は何よりの財産です。年を重ねていくこともポジティブに捉えてやっていきます。積み重ねていきます。

 

優しい芽

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左足の痛風は序章に過ぎなかった。

昨夜の右足の痛みはMAX9を振り切った。結局一晩中眠れず、悶絶の夜、そして涙の夜だった。

こんなことがあった。

夕方保育園から帰ってきて「本読んで」と娘にせがまれたが、痛みがピークを迎え始めたころで「ムリだ」と振り払う。なおも執拗に迫られる「今日はいると思ったから保育園にいるときから読んでもらいたいと思ってたんだ」「明日の遠足より楽しみにしてたんだよ」・・・ 悶絶男布団をかぶり黙り込むばかり。

「おとうちゃんのばか!」「でてけ、うちからでてけぇ うえ~ん」

あ~あ でも仕方ないよ痛いんだから・・・

 

それから数時間経過、夜は更け・・・

「はいおとうちゃん おみずもってきたよ ・・・さっきはごめんね」

えっ・・・「ああ、ありがとう こちらこそ読んであげられなくてごめんな」「明日読んであげるからな」

「むりしないでね かんぜんになおってから じかんのあるときにすこしずつよんでくれればいいからね でもはやくなおるといいね じゃあおやすみぃ」

ええっ・・・なんてやさしいんだろう、いつのまにこんなに成長するのだろう。

布団の中でもがきくるしみながら、そのときの娘の笑顔を思い浮かべると何度も涙が溢れてくる。

 

夜明け頃豪雨、でも次第に明るくなってきた。楽しみにしていた保育園親子遠足決行!良かったね。

 

子供の自慢は置いといて・・・

母子出発の後、あまりの痛みにある決意をして出かけることにする。パジャマ姿のままでスリッパ履いて外へ、はいつくばって車まで辿りつく。しかしアクセルブレーキ果たして踏めるか、ちゃんと行き着けるのか、・・・病院まで。

昨夜からの痛みに耐えかね痛み止めの薬を飲もうと決めたのだ。ただ耐える時間ばかり過ごしていることがさすがに辛くなった。それにしても運転が問題。さんざん迷ってそしてついに一か八か行くぞ、という気持ちになった時、幸運の神が。

山の住人の1人Hさんが通りかかった。

僕の不自然な格好を見て「どうしたの?」と尋ねてくる。

「痛風なんですよ これから医者行こうと思ってます もう痛くて痛くて」

ここでHさん「薬持ってるよ 持ってきてあげるよ ちょっとまってて」

おー!「ありがとうございます!」 ほんとうにHさん助かりました。

 

こうして薬を飲むと、やはり楽になり、「痛み止め薬は必要だな」などと思いつつパソコンに向かうことが出来たわけです。

さて、そろそろ帰ってくるかな、今日はたっぷり読んでやれそうだ。

 

痛風レポート

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久びさパソコンに向かったので、思いつきで書き始めている。

先週金曜日長らく兆候を感じながらも発症は辛うじて食い止めてきた痛風の発作に生まれて初めて見舞われた。

かなり昔の話だが、選手に玄米菜食を奨励し、健康管理至上主義のようだった西武の広岡監督が痛風になったことが発覚し騒がれたことがあった。僕も清貧な暮らし、健康的な暮らし、食生活のはずでは?何故?と思われるかもしれない。この痛風は”贅沢病”とも言われるので少し恥ずかしい気もする。まあ仕方が無い。育ちが良すぎた・・・。

18ぐらいの頃全身カユイカユイ病に襲われ、血液検査したら尿酸値だけが非常に高い値だったことから尿酸値を下げる薬を飲み始めた。医者に父親が痛風持ちだというと、あれは遺伝するから発症を抑える意味でも一生毎日飲み続けなきゃいけない、と言われ飲み続け尿酸値は抑えられていたが、痒みはほとんど変わらなかった。 

その後薬害に気づき、民間療法に移行し、20台半ばからほぼ玄米菜食時々暴飲暴食という生活に変わったが、痛風の兆候らしき足の異変はこれまで数え切れないほど経験してきた。

今まではたまたまセーフだった。 

 

金曜日・・・未明発症。えぐられるような傷み、でも聞いていたほどでもない、今まで経験した痛みのマックスを9とするなら7ぐらい。でも大きく腫れあがり靴は履けないし、満足に歩けない。この日の出荷作業はかみさんに大分助けてもらって何とか・・・。ネットで調べてもらったら、直るまで3日以上かかるっていう事らしい、それは困った。さらに片足ケンケンの作業を続けるうち腰痛も併発させる。

土曜日・・・穏やかな晴天、無風、絶好の農作業日和だが、ほとんど寝たきり。唯一の作業は自宅から50メートルの育苗ハウスに片道10分以上もかけて水遣りに行ったこと。脂汗が滲む。

日曜日・・・まだダメ。痛風ってこんなに治るのに時間がかかると思わなかった。たしかオヤジ発症日の午後には仕事行ってたからな。やっぱり根性が違うのかな・・・。足は少し腫れがひいてきた気がする。腰がヤバイ、結構重症かも、と思い落ち込むが、少しは動けるので思いつくこといろいろ試す、ツボ刺激、蒸しタオル、そしてマッケンジー体操が効果をあげだいぶ楽になった。この日も超スローもションの水遣り作業のみ。明日からは!との思いを胸に耐える。

月曜日・・・

目が覚める。あ!やった腰が楽だ。でも足が痛い。あれ!?右足だ、反対の足が痛くなっちゃったぞ・・・ 連続痛風ってマジかいな。痛みと情けなさで泣けてきたわ。

また3日お休みですね?ありゃりゃりゃ。いらないよ~大型連休。

明日の宅配出荷は休ませていただくことに決めました。ちょっと無理です。根性ありません。申し訳ありません。 

 

ギシギシもうまい!

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午前中は年に1度の山の除伐(おいしい山造り)。

その後カボチャを植える約1反の畑、土手の草刈り。

今年はここまでほとんど刈り払い機は使わなかったからけっこう腰にきたな、それ程根詰めてやったわけでもないけど・・・テテテ

省エネ、自然エネルギー(肉体パワー)農業を意識している。今年は機械使用は最低限どこまでが不可欠か、を考え試しながらの作業になる。

 

今日はせっかくの機械作業、1反部は1時間もかからず刈ってしまう。

綺麗に刈らなくてもいいと思えば、それは省エネになる。

人間の美意識を除けば皆にそのほうがいいと思う。

それで僕は全然綺麗に刈らない。

山(5反)は昨年以上に豊かな植生にこだわり、超アバウトに。

畑は虫達の食べ物を急に減らさないようにこれも超・・・高刈り。全然はやい、刃もいたまない。

 

そして発見したのは!どういうわけだかうちのニンニク大好きなカブラハバチ幼虫・・・

食べまくってましたeye

ギシギシ。”新芽が思いのほかおいしいです”と皆さんに旬のセットに入れて送ったこともある、畑のあちらこちらで存在感たっぷりに鎮座する頑固な野草、あれがスカスカされていました。

あ~こいつら、なんでもいっちゃうんだなぁ  

 

 

Gishigishitaberu5.19

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 言い方を変えれば、レパートリー豊富な畑。

 

大きな力

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本日みまきがはら青空市大盛況!感動的なほど。

100点満点のお天気・・・天気予報で晴れるとは思ったが、風が強い予報だったのに信じられないぐらい終始ほぼ無風!風が吹けばこの小さな手づくり市は滅茶苦茶になっていた恐れもあった。

実行委員の方々、運営、説営スタッフのボランティアの方々、出店者、お客様皆の願い、更に大きな力が働いたんだな。

でぃあ けせんぬま!!  

 

 

Mimakiharaichi5.15

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

※後記・・・青字のところ、書き加えました。大きな抜け落ちでした。恥ずかしく感じました。 

 

明日は・・・

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畑で枝豆を植えていたとき、地域の放送が聞こえてくる。「明日の朝は気温が下がり霜の降りる恐れがあります・・・」

そう、明日は最後の峠だと思う。ここ2年この頃に痛い目に遭った。

夕方風が冷たくなってきた。空には雲が消えている。放射冷却が考えられる。

もうキュウリもトマトもズッキーニも植え始めている。「・・・農作物の管理には充分ご注意下さい」勿論だ、今年こそ面倒くさがらず一仕事、万全の備えをしよう。

万が一に備えよう。”面倒くささ”に打ち勝とう。 

意を決し、植えつけた夏野菜全てを不繊布でカバーした。やり始めてみれば大した手間ではなかった。これで安心が買えるのだから安い仕事だ。

 

 

 

Shimoyoke5.14

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、みまきはら青空市いよいよ明日の開催です。

天気も良さそうですし、盛り上がりそうです!

 

心が定まった人・・・

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はーい

この2ヶ月間、目耳思いっきり開き情報の洪水を受けていました。いろいろなこと、考えさせられ、考えていて、そして心は定まりました。前向きに歩もうと思います。

もう先に定まっっている人、元々微動だにしない人達に続きます。

人生に価値が生まれるのはそのようにして生きる時でしょう。

 

追加上映

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上田でんき館で上映中の鎌仲ひとみ監督三部作は明日までの予定でしたが追加上映が決まりました。

5/14(土)~5/19(木)です。 ※17(火)は休館

あきらめていた方チャンス到来です。

1度観た方も、理解を深めるためにもう1度是非。

託児付きの上映も設けられました・・・要予約、1歳半以上小学生可。おやつ代として1人につき100円。詳細はお問い合わせ下さいmirai-o-erabu@willcom.com 070-5589-5647(フジカワ)。

 

どうやら

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2,3日前から週間予報をじっくり見ていました。

特に13,14,15(金土日)あたり。

気になるのは遅霜です。昨年一昨年ここで強烈な霜が降りましたので。痛い目に合いました。最後の関所です。

土日の最低気温の予想が今日グーンと上がって7℃になりました。

ずばり大丈夫でしょう!今年は。

ジャガイモの芽も今年は挫かれず健やかに育つことでしょう。夏野菜植え始めました。トマトも植えました。

15日を過ぎてからと思っていましたが、苗は出来てきているし、少しでも植えていかないとあとでパニクりそうですし・・・。

 

 

内心祈ってますよ。bearingうぅ無事に来週を迎えられるますよう・・・(遅霜)来ちゃったらもっとパニくるだろうな。

あー なんと小さい器か。

 

 

・・・

ヤバイと思ったら面倒でも不繊布でも覆っておけばいいことですね。この記事書いてから思いつきましたよ。

あー なんとてーレベル。

 

ニンニクばかり食べてるわけじゃない

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先日ニンニクの虫(カブラハバチの幼虫)害が始まったことを書いた。

あれ以来どうもあの畑に足が向かず、その分余計気にはなっていた。

そして本日、ようやく意を決して草取り&虫捕りに行った。

 

この10日ほどの間に雨もたっぷり降ったので、草の生育は旺盛でニンニクは埋もれかけているが、思ったより虫害は進んでいない。新たに5,6本根元まで食べられていて、他に数本虫がついている程度。

そして虫がついているのは比較的細くて弱々しい株ばかり。更に驚いたのはこいつら覆いかぶさっているカラスノエンドウの葉を食べている。

ああそういうことか、にんにくだけが好きなわけじゃないんだな。



一昨年だったか、同じように虫害を発見した時、ニンニク1個の価値を思うとなんとしても守りたくて、いろいろ調べて、虫捕りを朝夕の日課にしたり、お酢を薄めてスプレーしたり試してみたことがあった。

そしてそれなりに効果があったと喜んでいたように思う。実際あの年はあるときからパタッと虫害がなくなった。

では同じことを何故今年はしなかったのか・・・ 何か自分の中であの時とは変わったと思う。全くそういう気は起らなかった。

 

結局草取りはざっと株の周りだけをやって済ませた(ニンニクについてる虫はしっかり捕殺したが・・・)。

いろいろ食べたいやつもいるようだからちゃんと残しておいたぞ・・・どこかからまた現れるはずのチビ黒虫に伝わったか。(なるべく葉っぱ食べろ、身体にいいぞ、しなやかなハチになれるぞ)

 

なんかたぶん大丈夫だ。やばいことになる感じはぜんぜんしない。

 

 

Ninnniku5.7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

複合汚染

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先日東御市内で上映会があった。

自主制作映画「ミツバチからのメッセージ」。すごく考えさせられた、方々から著名な有機農家もいらしていたようだ、と観に行った農家仲間から聞いた。そして彼が購入したその映画のDVDを昨日ありがたくみせてもらえた。

 

さて、この映画も怖い。有機リン系に変わって90年代から登場したネオニコチロイド系農薬。これの怖いのは作物内部に浸透するので洗っても落ちないこと。脳、神経を侵す殺虫剤であること。

”人体には無害、害虫だけに効く”という触れ込みらしくこれが今世界で使われている。驚いたことには各作物ごとの日本の基準はほとんどが世界基準の5倍以上になっていること。EU諸国では使用禁止になっているところもあるという。あれれれ、国産=安全じゃないよなぁと思ってしまう。

”人間に無害”について映画内で語られていた。

 

食物連鎖のピラミッドを構築する昆虫類が減ることで、その上に立つ生物にも必ず影響が出ること。

人間の脳は化学物質に極端に弱いこと。

危険性が100パーセント科学的に立証されるまでは「安全である」と言い続けることの怖さ。

よってこれから生きる人間が基本にしたいのは”予防原則”という考え方である、と。

 

まさに今!・・・と思った時、頭に浮かんだのは40年も前に書かれた「複合汚染」だった。

こうして今も脈々と続く汚染地獄。

ああ果たしてこの国の、人間の未来は・・・。

 

 

校庭の土をなめてください。詰め寄っているのは、やまなみ農場佐藤さんに間違いない。自然農をしている人で知らない人はいない。ああ、辛い、僕も以前見学に出かけ大変お世話になった時以来尊敬の念を抱き続けている方。そうだ同感!舐めてみぃ!!

それから子供全員にフィルムバッジ配布せぃ!

 

世論の力

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このニュースたった今知ったところ。管首相「浜岡原発運転停止要請」よっしゃー!こうして1つ願いが適うことになるその1点で、しっかりと大きな評価を与えてあげたい。散々文句を言っていたけど。

 

そしてもう1つお願いだ菅さん!

子供の屋外活動放射線量基準値設定を20ミリシーベルとしたあれだけは止めてください。絶対イカン!!

”年間20ミリシーベルト”どれだけ怖いかはきっと知ってますね。迷ってますね。

迷ってる場合じゃないですよ。

 

なんとしてもこれも世論の力でぶっつぶしましょう! 

 

野生児来訪で思う

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ちょっとした縁の重なりから、今日我が畑に現れた御家族。

原発事故を憂慮し宮城の自宅を離れ現在は奥方の実家のある小諸にいる。

 

子供たちが駆け回る。女の子2人(3年生と年中さん)だがお父さんは「こいつらサルだし・・」と言って笑っている。草をむしっては投げる、食べる!抜いた人参を拭くのに使う。人参はそのままバリバリ食べてしまった。

おいしい!と満面の笑みで・・・すごいすごいぞ野生児万歳!!でも憎き放射線が少し気になった。ここは大丈夫なのか?セシウムは?・・・

こんな子供たち絶対守らなくては。ほんとうに守れるのか。どうしたら・・・?

 

この時代に生きて恩恵を享受してきたものとして、連帯責任として受け入れ、対処を講じる事柄には違いないが、全ては子供のための対処でなければならない。訳もわからぬうちに危険が降りかかった彼らには何の責任もない、彼らのためだけを思い彼らに変わって選択しなければ。

 

 

活断層の上に立つという中部電力浜岡原発。その津波対策が呆れる。

”東北沖の津波が17メートルに達したことを受けて15メートルの防波堤を新設する計画を盛り込んだ”

ちょっとぉ、高さ足りてないでしょうが!