ブログ

複合汚染

 

先日東御市内で上映会があった。

自主制作映画「ミツバチからのメッセージ」。すごく考えさせられた、方々から著名な有機農家もいらしていたようだ、と観に行った農家仲間から聞いた。そして彼が購入したその映画のDVDを昨日ありがたくみせてもらえた。

 

さて、この映画も怖い。有機リン系に変わって90年代から登場したネオニコチロイド系農薬。これの怖いのは作物内部に浸透するので洗っても落ちないこと。脳、神経を侵す殺虫剤であること。

”人体には無害、害虫だけに効く”という触れ込みらしくこれが今世界で使われている。驚いたことには各作物ごとの日本の基準はほとんどが世界基準の5倍以上になっていること。EU諸国では使用禁止になっているところもあるという。あれれれ、国産=安全じゃないよなぁと思ってしまう。

”人間に無害”について映画内で語られていた。

 

食物連鎖のピラミッドを構築する昆虫類が減ることで、その上に立つ生物にも必ず影響が出ること。

人間の脳は化学物質に極端に弱いこと。

危険性が100パーセント科学的に立証されるまでは「安全である」と言い続けることの怖さ。

よってこれから生きる人間が基本にしたいのは”予防原則”という考え方である、と。

 

まさに今!・・・と思った時、頭に浮かんだのは40年も前に書かれた「複合汚染」だった。

こうして今も脈々と続く汚染地獄。

ああ果たしてこの国の、人間の未来は・・・。

 

 

校庭の土をなめてください。詰め寄っているのは、やまなみ農場佐藤さんに間違いない。自然農をしている人で知らない人はいない。ああ、辛い、僕も以前見学に出かけ大変お世話になった時以来尊敬の念を抱き続けている方。そうだ同感!舐めてみぃ!!

それから子供全員にフィルムバッジ配布せぃ!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。