今週の旬
昨日発送の”旬のセット”、山ミツバがイチ押しです。
見た目も味も香りも栽培種とは全然違う。
ミツバは卵とよく合いますね。
僕は生卵ご飯の上にちらして食べるんです。
うわっ、こりゃ贅沢やなぁ~、なんて言いながら。
昨日発送の”旬のセット”、山ミツバがイチ押しです。
見た目も味も香りも栽培種とは全然違う。
ミツバは卵とよく合いますね。
僕は生卵ご飯の上にちらして食べるんです。
うわっ、こりゃ贅沢やなぁ~、なんて言いながら。
育苗中の夏野菜の苗のおよそ半分、定植が近い大きなものはほぼ全て、強烈な冷え込みによる凍害で失った日、桜の花満開になって落ち込んだ気持ちを癒してくれた。
農業を始めて以来いちばん落ち込んだかもしれない。
充分予測できたし、いくらでも打つ手はあったのに、手を尽くすことが出来なかった自分の甘さが何より悔しく、情けない。
きっと今まで様々なことにおいて甘かった。そこに気がつく良いきっかけになった。
反省したら前を向こう。
桜がリセットしてくれた。
しばらく”旬の味”を楽しませてもらっていた「ヤブカンゾウの芽」は、ほとんどが「ヤブカンゾウ(の葉)」となって”旬”独特の色艶はもうない。今度口にするのは1年後、になる。
かわりにノビルの玉が大分大きくなり、これを少し炙って味噌を漬けて食べるのが好きなのだが、これだっておいしいのはやはり短期間。だからこそ、待ちわびていた。
ヨモギが採り頃だ。モチグサとして名を成すが、その薬効たるや・・・ 実は「これなしでは生きていけない」と思うほどのものなのだ。
先日もノミで作業中指をかなりひどく切ってしまったが、新芽を摘んで少し擦ってぐるぐる巻いてテープで留めておいたらあっという間に血が止まり、痛みも消えてしまった・・・大げさではなく。
我が家では何年も前から「怪我した時は(血が出た時は)ヨモギ」なのだが、”旬”のものは特に効き目が違うように感じた。
ヨモギの絞り汁は痒みにも効くし、よくからからに干してお茶にもした。痛風が出そうな時はヨモギ茶がいい。血をきれいにする効果もあるらしい。天婦羅で食べるのもうまいし、どこにでもある、というのも嬉しいこれぞスーパー野草!
今年はこの”旬”の間、真剣に摘んで集めてみようと思っている。
いつでもどこにでもあるようだけど、”旬”はというととても短い。
あとは、セリ、クレソン・・・
そしてこれは、
今日のメニュー☆ギシギシのお浸し
おいしいんですよ本当に。
※これから”旬”が野から山へと広がっていき、野菜もボチボチ採れるようになる5月には定期購入者以外の方への「旬のセット」も再開します。
よろしくお願いします。
旬の野菜といえるようなものはこの時期ないから、野草を食べることも多い。
どこででも見かけるヨモギやギシギシだって旬の2,3週間、特別な食材になる。
ヨモギはかき揚げ、ギシギシはお浸しでシンプルに。
「旬のエネルギーを身体に取り込んでいる」と思いながらいただく新芽は、思いのほかおいしい。
あきれるほど降った。
20センチは積もっただろう。
今年いちばんの大雪がこの時期に、それも重~い雪!!
育苗スペースが手狭になったので新たに作った簡易ハウス撃沈
まさかこの時期になってこんなに降るなんて思わなかった・・・とやっつけで作ってしまったことを誰にともなくの言い訳をぶつぶつ。
それから黙々と修復作業にあたりました。
いやしかし、今年の天候は手ごわいぞ!
桜は7部咲き程度。
春は足踏み、ウド、タラノメ、アスパラ、原木椎茸・・・。植え付け作業も。
午後からは雪、真冬に戻ったような1日でした。
終日ジャガイモ植え付け作業。
今年は集大成のはずだったが、途中からそのやりかたにどうも違和感を感じてしまった。
簡単に”集大成”を説明すると、芋が出来やすいように大きな穴を掘り、種芋を置き、草の種のない腐葉土をどっさりかける、これで間違いなく大収穫になると考えたのだが・・・。
土のう袋20袋分をあっという間に使い果たし、もう山に取りに行く気などしなくなった。
手間隙がかかりすぎる、そして山の腐葉土という”肥料”をそんなにも投入する必要があるのか、何かばかばかしくないか・・・「持ち込まず、持ち出さず」という自然農の考え方に共鳴していたのではなかったか。
大きな穴掘った内側の表土でない土は、草の種はあまりなく、それで覆えば事足りるではないか・・・。
”これだ””いける””つかんだ”なんて思っても、すぐあとに、そうではなかったと感じてしまう。そういうことが結構よくある。
6年目だけど毎日が試行錯誤、僕の明確なマニュアルといえば今も”無農薬”と無化学肥料”そして”不耕起”のみ。
まあ自然農とはそういうものだ。
自然と向き合い、模索し、少しづつ洞察眼と見識を高めていく・・・ そんな風に一生過ごせるなら、それも悪くない。
なにはともあれ、とりあえず50キロ分(レッドムーン&十勝こがね)植え付け終了。天気が持ってくれてよかった。
さあ、しかしこれからが難関、強粘土地で極上の芋作り!白土馬鈴薯(品種は男爵)の植え付けが残っている。
極上の腐葉土(山に落ち葉を積んで置いたもの)をいっぱい取ってきた。
ジャガイモの覆土に使う。
ジャガイモの栽培は、色々苦労し試行錯誤を繰してきたが、今年は今までの栽培の”集大成”という気持ち。
収穫量janp up ・・・が目標、根拠有り!
今日は久しぶりに暖かく嬉しい陽気でした。
今、農園は菜の花が最盛期になっています。
耕さないので、菜の花があっちにもこっちにも、という状態です。
アブラナ科のものの花は皆「菜の花」ですが、同じようでいて若干違っているようにも思います。見た目も、そして味も。
小松菜、白菜、チンゲンサイ、かぶ・・・ それぞれの持ち味を花(蕾)から感じてみるのもなかなか楽しいです。
今日の陽気で木曽紫カブも一気に抽苔しました↓
野草の群生を見ていると、”生命力”とか”旬”とかいう言葉がパッと浮かんでくる。
ヤブカンゾウに続いてノビル。
ここに割って入らなくては、うちのやさいも
アスパラ、どうだ! ・・・返事がな~い
いかんいかんあわてちゃいかんね
本当に寒かった先月30日の早朝(育苗ハウス内でもー7度!)、夏野菜の小さな芽たちは、ほぼ全滅というほどのダメージを受けた。
トマト、なす、ピーマン・・・ 特にトマトは2004年に購入したアロイトマトをずっと自家採種してきた愛着たっぷりのもの。今年は例年より2週間早く3月5日の播種、にもかかわらず発芽率がかつてないほど良く、ニンマリ、ワクワクとしていたのだった。
それだけにがっくり度も強かったが、くよくよしても始まらない。
実は前日夕方に水やりしたこと、保温資材のかけ方が甘かったこと、入り口も(風であおられ捲くれ上がっていた)、など人為的ミスが多々有り!でも、引きずらず、すぐ対応。
ベルナーロゼトマト注文。たねの森(紙さん)の迅速な対応に感謝感謝、すぐ届いた。
届いたばかりの種をキッチンペーパーで包み、水で湿らせてから暖かい場所へ置く。こうやって芽を動かしてから蒔く、これがこんな時に最良と思われる方法。茄子、ピーマンも同様に。
約1月後れの再スタート。今度こそ細心の注意を払って育苗しよう。
同じ市内で無農薬で米作りを生業にしているUさん。
Ⅰターンでこられた方で僕より1回り以上年長。
職業病というべきだろうか、両手首を疲労骨折してしまったらしい。
草取り、草刈りのしすぎが大きな要因ではないか、と言っていた。
無農薬の米作りは過酷で、それをほぼ1人でやっているのだから、ご苦労はお察しする。
「そんな農業やってたら身体壊すぞ」、僕も何度も言われたことがある言葉だが、これに続くのはといえば、「少しぐらい薬(除草剤)撒いたらどうだ」・・・。
確かに、草取りが大変だから除草剤が出来た。実際その恩恵でお米を食べて育ってきた。
でも逆説的な感じもする、身体を壊さない為の農薬か・・・ う~ん何だか。
Uさんの理念と心意気、人柄、そして何よりお米のおいしさ・・・ それと引き換えに労働力は確保できないものだろうか。
頑張って下さい!
僕の身体は調子いい。
準備運動の時間は年々増えているけど・・・。
とにかく身体が資本、意地に身体がついてくるなら、迷うことなし!
そして省力化を少しずつ日々の作業で考える。
今の植え付け(ソラマメ)で、今年からの新しい試み、植え穴”石取らず”実践。
去年まで、根の伸張阻害になるからと、石はまめに取っていたが、今年はそこそこ大きなものがあってもそのままにして植える。
石は悪者ではない(ミネラル分が放散するという説も)し、それによって作業スピードは相当アップする。省力化の効果はかなり大きい。生育に差がなければ何よりだ。
今年の目標はぎっくり腰にならないこと。