大好きな夏

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朝から夏到来を思わせる陽射し

蝉の鳴き声が賑やかだ

これ、この感じ、好きだなぁ

少し動くと汗がどっと噴出す

不意に吹き抜ける風が最高に心地よい

昨日までの不調が信じられないほどに

体内のエンジンは回り続ける どこまでもいけそう

手元が見えなくなってきた時、時刻は7時45分を指していた

やっべえ と言いながら爽快な疲労感が嬉しかった

理屈抜きに夏が大好き! 

 

 

Natsuzora6.29

 

発見の喜びを

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先日のアースデイマーケットでのあるシーンが頭に残っている。

 

60歳前後の男性のお客さんだった。うちの小松菜を取り上げて前から後ろから品定めする、そして”あら”発見する、それは無残に穴だらけ、変色の度合いも食欲を損ねるほどかもしれない、虫食い小松菜だった。

案の定棚に戻そうとするが、ここでそのシーンである。

「あ、いいんだいいんだ」ハッキリそう言い、もう1度小松菜じっと見つめて「これでいいんだ」・・・

それから顔を初めてこちらへ向けて「これください」と差し出した、その時の男性の優しい笑顔。忘れられない。

その後その小松菜を食べてみて、果たしてどのような気持ちになったか、「これでいいんだ」と言った思いが、確固たる信念にかわっていたなら、それはなんて素敵なことだろう。

そんな1人の小さな価値観の変化の中に、世の中の歯車が少しづつ正常な回転に戻っていく要素を見出してハッピーな僕、まあ能天気なところも多分にある。

 

以下関連して・・・ 

御近所のマダムにやさいを届けている。

「あれルッコラなのよね!この間いただいたあの花!もう感激しちゃったわ!!あんなのどこにもないでしょう?(あっちこっちの畑に採られずにいくらでもあるんです、すぐ漉き込まれちゃいますけどね)本当に食べられるの?と思ったけど、言われたとおりさっと湯がいてたべたらおいしいことおいしいこと、そのままばりばり食べちゃったわ ほんっとにおいしかった!」

ここにも小さな価値観の変化が生まれそうだ。

 

そして桑の実。

どんな果物よりも「おいしいおいしい」と口の周り真っ赤にして快調に採り食べる娘の姿。でも他の人が食べているのを見たことが無い。昔は子供がおやつに食べていたと聞くが・・・。

今、畑に大きな桑の木が3本ある。僕は以前から桑の実を宅配便でお届けし、朝市等に持っていく。たくさんの人に伝えたいという気持ち。素朴だがじんわりと身体に染み入ってくるような甘さである。 

 

虫食いの小松菜、ルッコラの花、桑の実、これら決して流通に乗ることはない。

「食」という普遍的なカテゴリーの中で効率重視の価値観に切り捨てられてきたものに、目を向け直す必要に迫られる時代を迎えたことは間違いない。

 

 

 

Kuwanomi6.28

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※桑の実が入りました。今日からクール便でのお届けに変わりました。

 

夏至の陽射し

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今日は夏至。

そして晴天。梅雨の晴れ間にやっておきたい最優先のにんにく、玉葱堀上げ。そして1年で1番強烈な陽射しを目いっぱい当てて、乾燥させる。ここでしっかり乾かせられれば貯蔵はうまくいくはず。

今年はバッチリかな。

収穫量もまずまずだったし、嬉しい陽射しでした。

 

 

Tamanegishuukaku6.22

 

 

 

日曜日

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今度の日曜日は代々木公園で月1回開催されるアースデイマーケットに半年ぶりに出店です。

先月も出店予定でしたが、直前に体調を崩しドタキャンでしたので、今回は細心の体調管理を心掛けたいです。

 

 

※今回は当地の八重原米持参します。

ここは知名度はそれ程高くないですが、全国でも指折りのおいしいお米が出来る地域といわれています。

うちでは今はお米作りをしていないので購入しているのですが、1番おいしい!と思ったお米を作っている農家が歩いて3,4分のご近所さんでした。

代々受け継がれてきた米作りの極意をベースにしながら、無農薬栽培への移行など独自の路線を着実に築いているタッキーです。(ホームページの更新がやや滞っているようですが^^)

是非多くの人に食べていただきたい気持ちから、今回のマーケットで紹介させていただくことになりました。

チラシはたくさん持っていきますが、お米は僅かしか持っていかれませんので、御興味の沸いた方はお早めにおいでください。

 

定番

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Hachikuyaku6.20  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

採りたてをフライパンで。

もうここのところおなじみの風景になった。

この時期だけの定番料理。

皮の中で蒸し焼きになった竹の子のおいしいこと。

まだ暫らく採れそうだが、まだ飽きそうもない。

  

 

・・・・

採りたてじゃないとやはりえぐみが出てしまうのですね。

あるお店にお送りして(クール便で)この食べ方を試していただいたところ、えぐかったcatfaceそうで・・・

自分とこだけの楽しみなんて・・・残念です。

米のとぎ汁を使って茹でてみてください。

 

わっさわっさ

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Akahanakinusaya6.19  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗な赤い花の絹鞘エンドウ、旺盛な生育をみせてくれています。たくさん実を着け、旬を迎えています。 

 

 

 

Karasunoenndou6.19

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはカラスノエンドウ、畑の優良スペース拡大中です。 

 

 

 

Wエンドウわっさわっさ

 

梅雨の晴れ間、畑はエネルギーに満ちています。full

 

他所の畑良く見えない

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Tonarikara6.18  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隣接した畑奥から我が畑に向かって撮影。

草1つ無い大きく育ったジャガイモ畑の向こうにうっすら見えるのがうちのジャガイモ畑。

良く見えない、間違いなく・・・というかよく見えないかもしれない、何を栽培しているのかさえ。

 

不耕起のこういう栽培を(それもなりわいとして)やっていきたい、と思い始めた時からもうすぐ8年になる。

この8年に向けられてきた好奇の、蔑みの、嘲りの、同情の眼差し。それらを感じながらも、気に病むということはなかった。ただ、言わせとけばいい、思わせとけばいい、そう心で思いながら、表面上折り合いをつけることには苦労してきたかもしれない。先方がたとえ村の長老だとしても、僕の方でも認めようとはしていなかったから・・・農薬、肥料ドバドバ使って誇らしげに収穫するのは、気味が悪いほどの大きなやさい。

 

変わり者に見られているとは思う。

だが、もしかしたら、ここにも先日話題になった作家のスピーチが当て嵌まるかもしれない。

非現実的な夢想家のレッテルには屈せず、誇りを持って生きなきゃいけない。前時代的な価値観につぶされず、そして媚びずに・・・ この堂々たるジャガイモのように・・・。 

 

 

Jyagaimo6.18

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

(不耕起だが芋のできる場所確保のため土を寄せている)

 

 

・・・・

大きくて形の良い素材に慣れてしまえば、小さくていびつなやさい、扱いづらく面倒かもしれない。自分で料理を担当しているわけではない後ろめたさもあり、手間のかかる素材で申し訳ないです・・・という気持ち、今まで全く無いわけではなかった。

でも、素材は生き物であり、それを「食べる」という行為をは生きる源である。「料理」はそこを演出する重要な役割を担っている。余分にかかるかもしれない時間の中には、その分だけ思いを込められるような気がする。

効率を優先すると弊害を生じる。

 

社会の中で新しい価値観がどんどん広がっていけばいい。

消費者が変わり声を上げることで、生産者は変わっていく。

そして時代は大きく変わらなくてはいけない。

 

大きな社会の小さな片隅で、黙々とマイペースに働けることを望み、始めた農業だが、そのイメージは今すこし変わりつつある。 

 

やっと畑に

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もう1月半以上も小さな6センチポットに閉じ込められ息も絶え絶えだったミニトマトの苗。

もっと早く植えてやれたらよかったが・・・。

小さいままの姿で葉色は黄変し、暫らく前から申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

せめてもの償いと思い、クローバーが群生する厄介な植え処辺り、入念に草の根を取り除き、根が張りやすいように1株1株整えた。

そんなにしなくていいよ、ポットから出してくれさえすれば自分で何とか根を張ってみせるからさ・・・ と言っているのも感じたが、そうはいかなかった。畑に這いつくばって気の遠くなるような植え付け作業、スリッパ姿の髭オヤジ泥だらけになりながら、彼らに対する最初で最後の親心とでもいうべきか。

これから先はもう助けないから、のびのびと、自由に、苦労して、乗り越えて・・・。 

 

 

Uetsuke6.14

 

 

 

 

焦ることない深呼吸さあ水飲もう

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作業中ときどきそんな風に言い聞かせる。自分に。

忙しいといっても1つ1つ片付けていけばいい。というかそれしかない。 

明日はようやく大豆の播種。

 

 

Neginaedoko6.10

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

本日葱苗床の草取り

間一髪!間に合ったフゥ~ 

 

淡竹のように

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地上に顔を覗かせるやヒューっと伸びる。

破竹の勢いのはちく、正しくは淡竹と書く。

最盛期突入、例年より10日ほど遅い感じ。

 

作物の生育、身の回りの自然を見ても今年は何かと遅れているようにも感じるが、

5月にもう入梅だし、何やらつかみどころのない陽気だ。

 

ただ近頃の1番の問題は、自分の身体と頭だった。

まずはコンディションを整え、前を向いて、農作業に邁進すること。

 

さあ、ここから

まっすぐに、進めばいいんだ。 

 

 

Hachiku6.8

 

 

 

 

 

心を沿わせるという難題

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この3日ほど少し根詰めて作業したのが祟ったのか、また痛風が出て弱った。

情けない情けない。控えたほうが良さそうなアルコール類は一切口にしなくなったし、食事も粗食、ゆっくり、八分目と心掛けているが、それでもちょっと夢中で仕事すればたちまちこれだ。仕事やめるわけにいかないんだよなぁ。また痛み止め薬が離せなくなった。

やさいのお客様も増えてきて、楽しみにしてくださっているのが伝わってきて、僕はそんな方々の期待に応え、いや期待を越えて喜んでいただきたい。それが日々仕事に向かう思い、それはときめきですらあるのに、身体の方はついてきてくれない。

無理しないで・・・と言ってくださる方多いが、無理をしない、という簡単な言葉でなかなか解決できない。

大好きな彼氏を喜ばせたくて夢中でセーターを編む、徹夜で・・・きついなんて思わない、無理してる自覚なんてなくて眠くもならない、その時間は楽しくて仕方がないでしょう。

思いに身体がちゃんと対応してくれるこんな感覚って”若さ”なのかな。

人生の先輩、農家仲間の奥方と電話で話す・・・「うちの主人もたかはしくん位の頃から急に無理利かなくなってね、いろいろ病気出始めたわね」 そうですか~、40過ぎればもうアカンか。

身体からはきっと年相応の声が発せられているのだろう。難しいがそこに心を沿わせていくようにしないと・・・ 新しい生き方が問われているのかな。  

  

 

Umeshuukaku6.6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも今日は1つ楽しい作業が・・・

小梅を無事収穫!

これは1年越しの約束で

大阪のOさんに・・・

おいしい梅漬けの完成

祈ってますよ。

 

”感じ”について

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あの時感じたとおり、被害はピタリと止まり、どうやら無事収穫をむかえられそうだ。 

穏やかな気分でしばしニンニク畑で佇んでいた。

あの時綺麗に草を刈っていたら果たしてどうだったか。

実は去年はマメに草を刈ることが大事だと書いていた。

 

”感じ”が何より信用できることって多い。

筋(理屈)を通すより、その時々の感覚に沿うこと、

大事にしたい。

 

 

Ninnniku6.3

 

キャベツは多年草

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6月というのに寒いですね。(薪)ストーブつけて暖を取りつつパソコンに向かっています。

あ~ようやく薬の助けをかりずに仕事ができるようになりました。

御迷惑おかけしました。御心配おかけしました。そして激励をいただき、支えにしていました。心から感謝いたします。

 

さて、作業再開につき水筒は2本持参。夏は3本、いや4本、5本かな。とにかく水分補給水分補給と言い聞かせ・・・

この時期に10日も休んだのだから作業は大分遅れてしまったが、焦ってもどうなるものでもないしまあボチボチやることにしよう。しばらく植え付け三昧+草管理、という感じだから腰要注意で。

 

今日も雨。早くも梅雨の真っ只中なのだ。

本日の作業。茎ブロッコリー、サツマイモ植えて、キャベツ周りの草取り、ついでに土を寄せる。←これ大事。

植えてから1月以上経つが、ここまであまり大きくなってはいない。根が充分に伸ばせないようだ。萎縮してたな、なかなか馴染めないか?これから頑張れ!・・・まあ良いよゆっくりで。先は長いから。

 

キャベツはこれから特に”力を入れる”品目の1つに考えている。今は550株ほどだが、1株1年3回収穫を目論んでいる。これは実験ではない。過去の試行錯誤から、確信は無いが自信めいたものはある。

そしてこれからも・・・。多年草らしく毎年同じポジションで年3回の収穫まで。君ならきっとできる。僕も真剣にやるよ。 

 

 

Kyabetsu6.2