個性が愛しい

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ヒメ・・・親分ぽい 群れない

スズ・・・1番元気 好奇心旺盛

コロ・・・目が小さい 職人気質

チビ・・・ちびだが気が強い

プク・・・1番ぷっくり 穏やか

ピヨ・・・2番目に小さい 弱気ビクビク サポート必要

生後1週間のころのメモだが、その性格は今日まであまり変わらない。

それぞれの個性が際立っていて似ていても区別がつかないということはない。

強いて難をいえばコロに意地悪なところがでている。病で生死の境を彷徨った反動からか食への渇望が強く、他を蹴散らして食事を独占しようとする。ピヨなどはいつもつつかれ追いやられてしまう。職人気質、少し気難しいのかもしれない。1羽だけデブってしまった感じだが、ヒメスズ2トップの牙城は崩せず時々怒られている。

何をするのも1羽だけ大きく後れを取っていたのがピヨ。卵を産み始めたのもスズから2月近く遅れたかと思う。ピヨへのサポートはさじ加減に気をつかってきた。

最近はようやく自信をつけた様子がうかがえる。なんとチビをつついて威嚇したりする。

ニワトリ関係もいろいろあるらしい。概ね仲良しだが誰かが誰かを、見るのがつらいほどつつくこともある。

 

まあ何はともあれ6羽揃って無事1年経過。 

それだけで感無量だよ・・・

 

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お誕生日おめでとう。

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条件の中を・・・

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このところ風の強い日が多く、畑にある薪置場の10メートルほど連なっているトタン屋根が飛ばされ、しばらく前から一面に散らかっている。忙しいといってもいい加減なんとかしよう、と相変わらずやっつけになってしまったが、今日の数時間は大工仕事だった。 

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畑は今日も風が強く、帽子が何度も飛ばされた。

何故これほど風が吹くのか・・・それがわかった。

 

取り巻く周辺の環境が変わったから、である。

隣の藪地が開拓されソーラーパネル設置場所になった。

そして反対側の荒れ地の木も数本伐採されてすっきりとした。それで風がよく抜ける。

犬の散歩で通る人が、周りがきれいになってよかったね、と言ってくれるけど嬉しくはない。

まあ悲しくもない。そんな変化に対応するのも仕事。淡々と、楽しんで。

農業という仕事は・・・ 相田みつを氏ではないが、いまここのじぶん、のできること(できないこと)を知る機会を次々に与えられている感じである。

自然に対すると人は完全にいつも受け身である。でも相手がデカすぎるから居直れる。

条件はいつも受け止めよう、そのなかでただ自分ができることをできるだけ・・・

昨夜の雨を境に空気はまたひんやりとしている。

明日はまた霜が降りるのかな、との思いがよぎる。

先日出荷を目論んでいたそばの芽がタラの芽が蕨がウドが霜一発でアウトとなった。

対策は講じたが霜の強さはそれを上回った。

明日も出荷があるから霜は怖いが、いまここでじぶんのできることは限られている・・・。

 

今日は朝から弁当持ちで家を空けたので、さすがにニワトリは鶏舎に入れておいた。

野菜の苗の水の心配とともに、食糧足りてるかな?、最近浮上しているいじめ問題大丈夫か?、外で遊びたいだろうな、と頭に浮かぶ。

でもできることは限られていて、そのなかで最善と思う選択をし精一杯やるだけ、なのだ。 

・・・ 

夕方早めに仕事のキリをつけて帰宅。

苗、鶏ともども元気!

そして気づいた・・・ 彼女たちは手本だった。不平不満をいわず(きっと思いもせず)、与えられた条件のなかを懸命に生きている。僕の顔を見て外へ出せ!外へ出せ!と叫びまくっていたが、おそらくそれ以前に外に出られなくてつまんない!とは思っていなかったのではないか・・・そう感じた。

そして僕の経験上思うことだが、同情心というものはあまり多く持ちすぎないほうがうまくいくが多い。人間同士でも。

あれやこれとやるべきことは数多いが、なかなか思ったように条件は揃わないもの。

できることできないことというのは明確にある。

如何ともしがたいことはあっさり吹っ切ってただただやれることを精一杯・・・とこれも鶏達が日々身をもって教えてくれること。

 

 

 さて、明日が満1歳の誕生日。

人間でいえば18~20歳ぐらいの感じかなあ。キラキラと輝いてみえる。

 

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春昼 春昼後刻

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昔何度も何度も読んだ本のタイトルを思い出しまねてみた。

 

ほんとはそんなのどかなものじゃなくバタバタと忙しいが、動機がするほどのこともない。

そこは数年前に比べ変わった。

 

様々なものが変わっていく。

 

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スペラルトマト2017

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このトマトの栽培には殊更気持ちを入れてきました。

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2014/04/post-7ec6.html

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2014/07/post-bd79.html

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2014/07/post-2b40.html 

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2014/07/post-d6a9.html

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2016/05/post-4ff7.html

が、今年はそれが裏目に出てしまい、細かい説明は省きますが、育苗の失敗で種が全滅!

それはそれは落ち込んだものでした。

 

が、今日菜っ葉の間引きをしていて発見しました。

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この双葉・・・ん、そうだ!去年ここで・・・

スペラルトマトのこぼれ種による自然発芽です。救われた気分です。まだ間に合います。収穫はできる量は少ないでしょうが、大事に育てて種をつないでいきます。さらにグレードアップすることでしょう。

そして、トマト好きの皆様、大丈夫です。

もう1つの”ベルナーロゼ”・・・割れやすいが味は抜群!というやつですが、http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2016/08/post-88cb.html

はこちらは順調に育っています。

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・・・・

 

”旬”の状況をお伝えしましょう。

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原木しいたけの発生がはじまり

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山菜類は次々と芽吹いてきました。こごみが出てきて、続いて山ウド、わらび、タラの芽あたりがもうちょいといったところです。山椒の木の芽とか・・・食べられるもの枚挙にいとまがないです。

野菜畑はとう立ちした菜の花が咲き誇っていて、はつか大根や小松菜などはもうすこしで収穫期に入りそうです。

旬はめまぐるしく移り変わっていく、そんな楽しい季節になりました。

 

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自然と人間

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雨上がりの爽やかな晴天。

気温上昇、芽吹き、開花、こんなに気持ちの良い条件はそうそうない。

今日は鶏もほとんど出しっぱなしにしていた。何しろ新鮮な食べ物はいくらでもある。小屋に閉じ込めておくのは可哀想。ただし1日見ていられるわけもない。7キロ離れた畑が僕の主な職場なのでほぼ放し飼い状態になる。狐、猛禽、車、気にならないことはないが、こんな日に悪いことのおきる気がしないという感覚は甘ちゃんかもしれないが、信じられる感覚のようでもある。

 

学校でいいことあった?

 まあね

娘もそう言った。

やっぱり!こんな日は皆気持ちが良くて心が明るくなる。意地悪な気持ちは起こりづらいだろうから。

そう、誰もが自然の影響を受けながら日々生きているんだから。

 

・・・とまあわかったふうなきれいごと言っても、実は僕は厳しい1日を過ごしていた。

久々の痛風発症が5日前。

それからは痛み止め薬飲みながらの仕事となっている。

そして症状をこじらせた感じ・・・最初の激痛とは少し違った重い痛みが薬を飲んでも止むことはない。

鶏、野菜苗の世話、収穫出荷作業と合間に葉物の間引き等、今日は脂汗にまみれながら何とかそれらをこなした感じであった。

 

確か、始めての痛風発作は2011年5月だった。

あの時は薬を絶対飲まない主義を貫こうとしていたから、2晩まるまる寝れずに過ごし、翌日ギブアップして15年ぶりで薬の力に頼ったのだった。

あれ以来絶対否定派から中立に鞍替えし、おまけにどっちつかずのことばかり言うようになった。

そうだった・・・あの時もこじらせた、完全に治まるまで1か月以上かかったっけ。

痛み止め薬の恩恵を支えにして仕事にまい進した思い出がある。

だって忙しいのだから、と・・・。

 

実は身体のもつ治癒力による治療行為こそが痛風の痛みの正体であり、だからほんとは自然治療を終えるまでの間安静にしていればそれがベストに違いない。

でも痛すぎるし動かざるを得ないから、薬に頼るのは仕方がない。だが結局それで長引いてしまう。

 

そもそもそんな贅沢病ともいわれるような病気になるのも自然に反した生活習慣のせいだ、といわれて否定はできない。

といったって、自然の法則に基づいて生きようなんていったってそんな簡単なものじゃないし、こうしたほうが健康に良いとわかっていることさえ満足にやりきれない。

 

とにかく早食いだし水飲まないし相変わらず・・・

昔祖父がかっこよかった。ご飯に味噌汁ぶっかけてあっという間にかっ込んだ、その姿と

のんびり食ってる暇などないというセリフ、憧れからまねてしまった。(いや、祖父はあれでよかった、結局98まで生きた)

水飲まないは僕の時代の野球少年共通のストイックの名残。

これを終わらせる前に水飲みなんて許されるものではない!と、払いのけても消えない声が聞こえてしまう。

人の中にインプットされたものというはそうそう消えないのかもしれない。

 

一口に自然自然といっても、自然の生物である人間の各々の自分の中の自然はあれこれ混ぜこぜになっていて、人は結局そういう存在なのかなと思う。

せめてほんの1筋、直観の道筋だけはふさいでしまわないように、と思っている。

  

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春を喰らう

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よからぬ情報を410た。

すぐ下の集落に8羽の鶏をやはり昨年から飼っている方がいるのだが、2日ほど前の夜の間に3羽いなくなっていて、鶏舎の下を掘られた形跡があり、どうやら狐にやられた、ということらしい。

掘られた形跡以外に鶏の毛1つ落ちていない、というのが狐の仕業という何よりの証拠だとか。

1羽ずつ咥えて速やかにどこかへ運び出し食べるのだろう。そして3羽のところでおなかいっぱいになったのか、夜明けの新聞屋さんでも通り警戒心が食欲に勝ったか・・・。

 

 

想像してぞっとした。

狐が鶏加えている図・・・おーぶるぶる

いやいやうちは絶対に侵入できない鉄壁の鶏舎を作ったはずだ!

ビビッて過保護な飼い主になることにはどうも抵抗がある。切り替えよう。

 

  

 

 さあさあたっぷり外で遊んでおいでー 

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今日も大喜びで駆け出した。

草木の芽吹き虫の誕生選り取り見取り(緑)の健康食だ。

 

 

今は最も・・・先週と今週と、昨日と今日とで、変化のスピード感あふれる季節。

僕には今日のナズナがやたらと美味しそうに見え、実際美味しくて摘み食いしまくってた。

そんな”今”の畑の食材の1つが・・・

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木曽紫カブ。

越冬してトウが立ち美味しそうな黄色い花蕾を持った状態。

それでいて実はまだしっかりとしているというピンポイントのタイミング。

明日の出荷に備えて一気に収穫しました。

”旬”の(とまあいえるでしょう)セットの再開です。

 

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