草は友達2

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以前の記事草は友達のニンニク収穫期を迎えた。

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草に埋もれている様子から想像つかないほどの良い実り。(現物写真後日掲載)

この記事も参考に・・・ 草刈りのタイミング、うまくはまったようだ。

 

そして今度はキャベツの草刈り期

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ここで少し丁寧な草刈り、株元にたっぷりの草寄せを兼ねて。

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この草刈りでキャベツ達、草達に対しても自分の存在を充分に主張して生きられるようになる。ここまでが栽培夫である僕の仕事、今からは収穫までもう何もしない。

1日に数センチ伸びる成長期の草達、ちらほらと目に付く青虫達も皆友達。

友達とはいっても、押さえられて、かじられて、傷つけられたり、時に逆に傷つけたり・・・ でも一人でいるよりずっといい。青虫だって糞、死骸きっとキャベツの役に立っている。

 

さあキャベツ、ニンニクに続いて、揉まれ、たくましく、出来れば立派に、育ってよ。 

 

繋がった

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今年はお米を作らないから余計野菜は買わずにすませたい。

旬のものを食べればいい、畑に今あるものを。

冬になれば貯蔵したり加工して、やがて次の旬がやってくるまで・・・

人参が繋がった。ネズミがかじった小さな人参食いつなぎ、春蒔きの間引き今日初採り。

他、年中必要な、玉葱、にんにく繋がった。じゃがいもだけは少し買ってしまった。そろそろためし掘りしてもいいかもな。

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日曜日のアースデイマーケットは午後から大雨になってしまいましたが、野菜とってくださっている方々や、「ブログ読んでますよ」 という人とか、来て下さって嬉しかったです。

桑の実もやはり当たりました。優芽も寝不足ながら最後まで店に立ち続ける頑張りようでした。

今回も東京遠征は本当に楽しかった。  

途中何故か不意に、10年前、東京、同じ日、血まみれになった、とかすかな記憶が・・・ 10年でいろいろなことが劇的に変わった。

 

明日はアースデイマーケット

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今日雨の予報も全く降らず、お陰で桑の実の収穫が出来た。

濡れると黴びてしまいそうで心配だった。

いたみやすいのでゆうがた採ってすぐパック詰めして冷蔵庫に。同時にたくさん保冷剤を冷やしておく。

明日は保冷箱に入れて小出しにして販売しよう。あまり暑くならなければいいけど。

娘は今1番の大好物「桑の実」、頑張って「いらっしゃいませー」って言うんだ、と張り切っているが・・・ どんな1日になるかな?? 

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人の気持ちは・・・

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この秋、ワケギと玉葱を作ろうと思っていた8畝程の畑を返さなきゃいけなくなった。

地主さんからの「返してくれ」の1言に成すすべなし。

 

恨むより自分を省みる。

昨年ここを借りた時、地主さんが言った。「もう何年もほったらかして荒れ放題だ、こんな畑でよければなんでもやってくれ。賃料?そんなのいらないよ。」

ここで 「いえいえ、僕のような新参者、土地がなければ何も出来ません。御先祖から代々伝わる貴重な土地を貸していただけるなんて誠に光栄です。責任を持って大切に使わせていただきます。無年貢なんてわけにはいきません。規定に沿って間違いなくお支払いいたします。」と言っていたらどうだっただろう。照れてしまって「何かしこまってんだ!」と逆に怒るだろうか。そんなやついない。まっすぐに土地への思いを伝えられたら悪い気はしないはず、簡単に「返せ」と言えるものでもないだろう。

「それはどうも・・・」と言葉を真に受けてあの時無邪気にへらへらしてたっけ、軽く見られて当然だ。

下手すると「荒れた土地を開拓してやる」ぐらいの勢い。

 

しっぺ返しを食らうのは謙虚さが足りていないから・・・ 他にも思い当たること、なだれみたいに。 

 

桑の実収穫について

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今日発送のセットに桑の実が入りました。

収穫システムに関して、昨日の補足です。衛生上のことで・・・

・古い実が入らないようにネットは半日ごとに張り替えています。今日お送りしたものはは朝7時に設置して11時には採りに行きました。ネットの上にに山のようにたまるのでこれをタッパーに移します。ここで光沢のないもの、崩れたものなどがあればはじきます。持ち帰って厳選の上パック詰め。この時点で洗うことはしません。かびる危険があるからです。さらにこれら作業はポリエチレンの手袋をつけてしましたが、食べる前にはよく洗ってください。

15時、宅配便の冷蔵車で運ばれていきました。

 

木に生っているのも採りますが、完熟した実はすぐに落果するので拾うほうが合理的だと思うのです。ただ、なるべくすぐに回収するようにしています。

今、僅かな時間でも半端じゃないほどたまるのでネットは出荷や自家用で必要な時だけ張るようにしています。

と、まあそんなところですが・・・。では自家製ジャムお楽しみ下さい。 

 

花、実り

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畑に着くとまず満開のレッドムーンの花に目を奪われる。

トウモロコシ、ナス、ナンバン、インゲン、枝豆・・・ 夏の野菜たち一人立ちした。

僕が体調を崩していた1週間、野菜たちは成長期だったようだ。

おめでとう、ありがとう。

もう草に負けない。「丁寧な草刈り」から開放されるのが嬉しい。

さあこれから自然農の本領発揮!といきましょう。彼らの運行ぐんぐん加速して・・ 次は収穫が大変だ。

その時を体調バッチリで向かえよう。集大成、喜びの時、これには100%立ち会いたいからな。

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 いいものあるよ 遊びにおいで ・・・

野菜が目立たなかった時、畑を歩くのも苦労した。

「やさいふんでおこられるから もうはたけいかない!」 そう言ってしばらく前から畑に来なくなっていた優芽が久しぶりに来てくれた。

よかった。また花が咲いた。

  

 いいものってなんだろうね ・・・

畑の桑の木の実が熟してきたのだ。小さい子にも届く高さ。

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いいなぁ。かわいいなぁ。

おいしそうに桑の実ほおばってる後姿、思わずほおばっちゃおーかと思った。

タッパーに入れて持ち帰り、極少量の湯と砂糖で煮詰めて簡単ジャムづくり。ヨーグルトと混ぜて贅沢デザート。

我が子にとっても大喜びの1日だったようで嬉しかった。

 

  

  

 桑の実収穫システム設置! (といっても木の下にネット張っただけ)

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鈴なりの桑の実、本格的に完熟期の今週から来週、”旬のセット”に入れてみよう。日曜日のアースデイマーケットにも持っていこう。 先月は山菜持っていった。田舎ならではのこういう「自然の恵み」を都会の人に紹介するのがなんだか楽しい。  

 

 

完全休養

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朝、寝床で雨音を聞きほっとした。

「このまま寝てしまおう」 迷わずそう思った。

9時に起きたが、風邪ひいたかな、頭痛、喉痛、くしゃみが止まらない。

お昼頃、まだどんよりとした空を見て完全休養を決め込んだ。

この頃思考回路もややネガティブ路線、疲れがたまっていたんだろうな。

普段は大嫌いなゴロゴロが今日は心地よかった。

 

明日は晴れそうだ。元気出して畑に出よう。雨を含みキラキラとしたみんなの顔を見に行こう。 

 

キャベツ 3度目の収穫

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去年の春に植えたキャベツ、夏の初めに1回目の収穫、冬の初めに2回目の収穫、そして3度目の収穫期が来た。

しまりもよく、綺麗だし、大きさもそこそこ(今までよりむしろ大きい)、味は、今日採り初めだからわからないけど・・・ いかがですか?

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肥料をやるわけでもなく、草刈りと芽かきを数回しただけ。

知らなかった。ビックリ箱みたい、キャベツ1度植えれば3回収穫できるなんて・・・ 「出来そう」な気がして待っていたのは確かだけど。

 

これ良くないかな。あまりやってる人いないのはどうしてなのかな・・・。

まあなんにしても未熟な僕にはちょっとした衝撃の経験。

もしかすると4回だって5回だって出来ちゃうのかな、「待って」いれば・・・?

 

こういうの

自然農」っていう感じがするでしょー

「自然農」てすごく楽な感じがするでしょー

じゃー何で、大変大変言ってるのって思うでしょーか

頑張り屋!働き者!って・・・ なんか変ですね。 

 

待つ

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「朝から晩までなんかやっているが、草育ててるのかい。」

こういうことを言われるのだ。

「いや野菜です。たくさんの命です。」

あーもどかしい、気の毒だ、と、はたからはそんな風に見えるのかな。

確かにこの時期、遠めには草しか見えないかもしれないからな。

人目を気にしすぎていた頃、いちいち怒ったり落ち込んだりしていた。それはそれで活力源に出来たからよかったのだけど今はそういうことはない。

今に見てろ!とも思わない。もう少し余裕がある。

 

蜂がぶんぶん飛び交う傍らで草の中にひっそりとオクラが成長を始めた。

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品種八丈オクラ

自家採種を続けていたが、昨年育苗に失敗、全滅。

今年は新たに種を購入、また1から直播で。

 

 

 

 

 

 

植え付け直後霜に遭った黒もちとうもろこしも草との競り合いに負けずしっかりと育ってきた。

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自家採種3年。年々出来が良くなる。

この栽培に慣れたからかな。

たくましい。草との競り合いに負けない。

僕の農業の精神的、経営的拠りどころといえる品種。

 

 

 

 

 

草だらけの畑の中、早くも成功の予感がプンプン漂う2つの巨星。他にもいろいろ・・・ちゃんと育ってますよ、マイペースで。

「適切な管理」とか考えず、感じるままに最小限の手を入れるだけ。栽培手引書はいらない。

一緒に日々を重ね、見て、感じ、時を待つこと。 

 

居候大歓迎

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開拓畑に自称”フーテンの寅さん”こと蜂ネット帽かぶったひょうきんなおじさんが現れた。

「蜂箱居候させてくれやぁ」

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職業養蜂家 ニセアカシアの開花を辿って千曲川を上流へと向かう旅の途中

この未開の畑は格好の停車駅

「10日間置かしてね ちょっと迷惑かけるけど」 (なんのなんのミツバチおじさんの珍道中を間近に感じられて得した気分ですよ) 

このおじさんほんとよくしゃべる。蜂もぶんぶんうるさくて・・ でも楽しくなりそう。

「最後にお礼に置いてくね この世のものとは思えないほどあまーいからね」

えーいいのかなぁー。楽しみだなぁ。

 

へへへ、これは1人で食べちゃいますよ。

どうか我慢してくださいね、ニセアカシアの花のてんぷらで・・・。