開拓地のトマト

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自家採種を続けていたトマトの育苗に失敗して、新しい種(別品種)を購入したのをきっかけに、今年から新たに開拓した圃場で栽培することにした。

4月に入って蒔き直した種だが、大分追いついてきた。どうやら例年通り7月下旬には収穫できそうだ。よかったよかった。

肥料分たっぷりの開拓地・・・秘密はやはりマメ科の窒素吸収力にありそうだ。

ここは去年まで葛が群生する藪地だったところ。根はそのまま残っているので、今も次々と芽を出してくる。

 

Tomatoseiikuchuu  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

   

すごいパワーを感じる。葛根湯という漢方薬があるが、こりゃ効くだろう、と「葛根」を見て思う。

トマトに窒素効かせるのはどうなんだろう、とも思うが、今のところいい調子で生育中。トマトがこうだと精神衛生上とても良い。   

Tomatoseiikuchuu2  

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

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なりふり構わず勝つことだけを目指した岡ちゃんの気概を感じるサッカーが好きだった。

憲剛入れて攻勢に転じた時、思い浮かんだのは”rope a dope" (キンシャサの奇跡)8Rだった。

36年も前だが、親父と2人で見ていた気がする。

クレイ(アリのこと)が勝つ、その時親父がずっとそう言っていたのを覚えている。

そして「勝つことへの動機が強い方が勝った」は後日フォアマンが語った言葉。

 

うーん、しかしPK戦、結果は・・・ 残念でした。

でも深夜のサッカー観戦はかなり仕事に響くから、終わってよかったのかな。 

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※後記  ほんと便利な時代です。  伝説の8R    ただで見られるなんて! 

  

明日

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月に1度、恒例の代々木公園のアースデイマーケットに参加します。

持っていくものがあまりありませんが、桑の実などを収穫し、今準備を終えました。あとは早朝に竹の子を採って出発です。

今回も天気が少し心配ですが、せっかくですのでしっかり楽しみたいと思います。 

どうぞお出掛け下さい。 

Kuwanomishuukaku

桑の実

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昨日は桑の実を初収穫しましたので少しですがお送りしました。

今年は剪定したので、1個1個が少し大きめになっている気がします。

小さな虫が紛れている可能性も無きにしもあらずなので、少し水につけて(洗って)から、バクバク食べてください。

そのまま(茎つきのまま)を少量の砂糖と潰しながら煮詰めればおいしいジャムになります。 

  

IMGP2400  

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんと育ってくれました

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Tさん、あの時の白菜が草の中で収穫をむかえました。

最低限の手助けで逞しく育ってくれました。

元々休耕地の圃場で地力があり、草の生長も驚くほど早いので、株の周辺の草刈りを3回程しました。

草刈りするごとに1回り成長した姿を現してくれますが、草はまたすぐに追いかけてきます。

追い越されそうなぎりぎりに草刈りです。

そうしてここまでくればもう1人前です。

今日お届けできました。

 

Hakusaikusanonaka

ニンニク収穫

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いいタイミングでした。

いつももうちょっともうちょっと(1ミリでも大きくな~れ)なんて思っているうちに、機を逸してしまうので、まだ葉や茎が緑色のうちにサクッと収穫してしまいました。

全然早くなかった。

1つ覚えた、来年からはこれでいこう。

マメに草刈り

早めに収穫  

 

Ninnnikushuukaku

お休み

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「馬車馬宣言」から2週間あまり、予想通りといえば予想通り、体調を崩してしまいました。

風邪のような症状で疲労性のものだと思います。毎年この時期に1回なるような気がします。

4時前には起きて5時前に出かけて7時過ぎまで、その間12時ごろに20分の食事休憩のみ、という超馬車馬スケジュールでほぼ通しました。

自慢しても始まりませんが・・・ 予定通りに進まぬ作業はたまっていく一方です。

嬉しい誤算は全く腰が痛くならないこと。これだけはこれからの自信になる。きっと日課にしている体操の成果だと思いますので。

そんなわけで昨日は楽しみにしていたサッカーも見ずに寝ちまいました。結果は残念でしたが、いい試合をしたようですね。

コンディションを整えてまた頑張ってもらいましょう。

僕も同じく。今日は(あいにくの)農作業日和ですが、何も考えず思い切っって休もうと思います。

筍カレーで元気つけて、また明日から! 

 

Takenokokare-

 

ルッコラ

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ありがたい菜っ葉です。

とう立ちした花も茎も葉も一緒に湯がいてからサラダにして食べるとおいしいし、パスタ等にもよく合います。

結構薦めています。セットにもどんどん入れてます。

おいしいですよ!と薦めたなじみのお客様から まずまずでした との答えが返ってきたけど、いいですよね。最高の食材でなくたって。色々食べてみましょうね。

いま、この時期、このタイミング、このやさい、一期一会を楽しんでください。 

  

Rukkora hana

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(入梅直前の爽やかな空 昨日の午後撮影) 

雉の住みか

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この畑は雉一家の住みかになっていて、毎日のようにそこらをうろうろしている姿を見る。

トウモロコシとか大豆とか何度ごちそうも提供したことか。 

 

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けんかしたな

せつないなぁ

はやく仲直りしろよ

 

でもあまり子ども作るな!

ほどほどに

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成せば成る

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新聞でチラッと読む程度だが、どうも日本代表岡田監督の迷走ぶり、いや試行錯誤の様子が伝わってきて

なんとなく共感を覚えてしまう。

”W杯ベスト4”なんて無理だ、と誰もが思っていると思うが、岡田監督は出来る!と言った。それは"勘”だと思う。

"勘”というものを僕は信用している。これがネガティブな分析を上回ることも多い。

そしてそれは例えれば炭のようなもので、かんたんに消えてしまうことはない。現実の厳しさに直面し、いくら模索を繰り返していても、奥底に熱を帯びてあり続ける。

成せば成る、と信じて前に進むことが出来る。

 

そのやり方でやっていけるのか、とか否定的な感じで言われることも多い中で、僕が自分の農業を続けているのも"勘”である。ちゃんと食っていける農業である、と確信がある。

ファンタジーではない。僕はどちらかといえばリアリストである。

現実は結果を出すから、結局最後のところはその人の持つ底力ということかもしれない。

いずれにせよ前を見るしかない。

 

現実というのはたしかに厳しい。

でも楽しい。

方法として、ただたくさんの収穫を追い求めれば、慣行農業に近づいていくのだろう。自然回帰といって、自然農法福岡正信氏の無為自然の美学は、僕には雲の上の存在と感じてしまう。

その中での試行錯誤。重要なのは、バランス感覚、臨機応変に線引きが出来ること、だと思っている。

バランス、ラインコントロール・・・ サッカーと一緒だ。

頑張れ岡ちゃん! 

破竹の勢い

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ちょっとしつこいかもしれませんが、筍です。

 

Hachiku  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もたくさん採れました。

 

採り立ては刺身でいけるほどアクが少ないですが、皆様に届くまで1日かかりますので、少しはえぐみが出てしまうかもしれません。

焼く時、茹でる時は皮付きのままがいいようです。

えぐみを消す場合、茹でる際に普通米糠が使われますが、米のとぎ汁でもいいですし、米を数粒入れて茹でても効果があるそうです。

その後皮を剥き、スライスして、酢醤油で。マヨネーズもなかなか合います。

王道はやはり筍ご飯でしょうか。

今日はたっぷりと入れましたので、色々お楽しみいただけたら嬉しく思います。 

拡大中

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竹の子の発生が凄まじいです。

竹エリアは畑をどんどん侵略してきます。

放っておけば竹林になってしまうかもしれません。

これこそまさに”旬”のエネルギー!今の時期の旬の代名詞のようなこれを"旬のセット”からなかなか外す事ができず、毎週送ってしまいますが、1年のうちの今だけだと思って堪能していただければと思います。

もうしばらく続くかもしれません。

筍が苦手、とか飽きた、という方はお手数ですがご連絡下さい。 

 

Takenoko  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

馬車馬の如く

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雨上がりの朝、やはり畑の様子は一変していた。

葉物の野菜の緑が草より断然目立っている!

ミミズが土の中から湧いているかのように出てくる。クモがあっちこっちやたらと目に付く。

鳥の声が澄んだ空気に響き渡る。

自然の息吹というものを感じる。ここは人の気配を感じる事のない畑だが、今日は生き物がすごく多く感じる。

雉(つがい)が目の前をゆっくり通り過ぎた。やまかがし(ヘビ)はすぐそこでにょろにょろしている。

ああ、ここでのんびり出来たら素晴らしいなぁ、なんて考えながら、実は大急ぎ、早朝茄子の植え付け途中までやって今日は出荷の日なので土いじりはそこまで。思ったほどには進まない。でもそれも仕方がない。

仕方がないが器が小さいのでジタバタしてしまう。

ジタバタするのも格好悪いと思いつつ、どうにも焦ってしまう農繁期。

これも仕方がない。

格好といえば、今日は1日中カッコウが気持ちよさそうに鳴き続けていた。

「カッコウ鳴いたら豆」かぁ・・・って、うわー溜まってます。

やること多くてこの悪い頭では整理がとてもできません。

でもテンション高い。

働きまっせー 馬車馬の如く! 

Minihakusai

 

 

 

 

 

この夕立が欲しかった!

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Kyabetsu  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴクッゴクッゴク・・・あーうまい

けっこうかわいてたんだ・・・分からないようにしてたけどね ゴクッゴク

え?わかってた・・・     byキャベツ

ぜんぜん分かってたよ。

他の皆だって明らかに乾いてた。本当に苦しそうだった。

 

 

今は農繁期真っ只中だから、雨でも当然の如く仕事をするが、まあ普通はいやいややるのだが、今日は雷が鳴り止まない豪雨の中だというのに、楽しい気持ちで仕事をしていた。もっと降れーと唄など口ずさみながら(八代あき)バジルや茄子の植え付けなど。

  

5月は苦労が多い月だと、過去の経験から頭の中にインプットされているのだが、今年は特に困った状況が多く起こり例年以上にテンションの上がらない期間になっていた気がする。

今年も遅霜、旱魃に苦しんだ。痛烈なやじを飛ばされるのもこの時期(実際草しか見えないのだから仕方がない、気にする方が悪い)、10年働いてくれた草刈り機が修理不能の故障を負ってお蔵入り、7年目のパソコンとにらめっこする時間がとみに長くなった(気の短いかみさんならずとも叫びたくなる)、等々。

昨日のブログの端々にそういうイライラが出てしまったかもしれない。書いているときはアルコールの勢いもあってそうは思わなかったが、後になってからそう思った。

 

 

旱魃の中でやさい達は必死に耐えていた。

雨の予報はなかったから、今日は半日ジョウロ持って水遣りだ、と覚悟を決めていた。

だから、午後いちの雷鳴一発に心がときめいた。期待で胸が膨らんだ。

 

雨が合羽を通して数時間、気分は良いが震えが止まらなくなったので今日は6時上がり。明るいうちに家路につき、窓から夕焼けを眺めた。

明日、全く様変わりして生気に満ちた畑に行くのがすごく楽しみでワクワクする。

早く苗達をそこに降ろしてあげよう。

さあ今月は気分良く! 

 

Yuukei

 

 

 

 

 

  

チェインジズ

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首相が変わるようだが、僕の中にも変革が起こっている。ジャガイモの栽培に関して・・・。

Jyagaimokusanonaka  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

例年通りの草だらけのジャガイモ畑だが、1株1株手鍬を使ってしこしこと耕して土寄せをした。 

Tsuchiyose  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

収量増のためにどうしても必要だと思った。草を絶ち土を盛ればそこが収穫ゾーンになる。

穴を掘り、イモを置き覆土して、後は草刈り草寄せって・・・自然農をする人がやっている主なやりかただが、そんなことで収穫量が上がるものではない。家庭菜園時代の2003年から7年間そんなふうにやってきて、いまさらにして思う。 

手抜きではなかった。今までのやり方は決して楽ではない。耕して植える場合の3倍は疲れる。そして3倍遅い。さらにいちばん困るのは収穫量が3分の1・・・サザンが9倍!といってそんな値段で売れっこない。

販売農家には向かないかもしれないが、家庭菜園ならこれほど楽しいものはないって本当かぁ、おい。

最初の1,2年は確かに、自然の力だけでちゃんとジャガイモができた!って喜びも感じるかもしれない。

でも3年4年、後からはじめた御近所さんがとなりの畑ででっかい芋がんがん採っているのに、収穫量は上がらないけど楽しくて・・・って、いつまで本心から、そう言っていられるか。

 

まぁそんなことで、まだ夏野菜の植え付けも全然終わっていない貴重な3日を、種芋70キロ分の土寄せに費やした。もう不耕起ジャガイモとはいえない。恐らく今までとは全く違った収穫になるはずだが、やはりこの時間は変えがたい。

管理機を買おうか、と真剣に考え始めている。

そのことはこの間のアースデイマーケットに行った時、"自然農”で参加されている方に思い切って話してみたが、全く腑に落ちない、という顔をしていたっけ。

 

軸がぶれてる、なんて言われるかもしれないが、もともと僕にはそんな大層なものはないし、むしろそんな自分の中に、軸のようなものを築くためにも、可能な限りのいろんな試行錯誤をしてみようと思う。前向きな気持ちで。

※念のため、不耕起の素晴らしさはジャガイモ以外で充分に知っているので、耕起栽培を中心にしていく、ということにはまずならないはずです。  

Hakusai

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの川口さんの書物など、大きなものに接すると、自分が大きな何かを掴んだような、或いはすぐに掴むことが出来るような気になるが、実際はそこに届くまでには作者が費やしたのと同じ程の時間がかかるものなのだと思うようになった。

先人が並々ならぬ苦労の末手に入れた答えを、目の前に差し出されたとしても、それを自分の答えとしてものにするためには同じような苦労と模索の道を通る必要があるのではないか。

そしていつか気がつかないうちにそこに届くのかもしれない。

模索を続けているうちに。