春本番

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日曜日(22日)までは固い蕾だった近くの公園のソメイヨシノは、昨日と今日の暖かさで一気に八分咲き。

畑では草の勢いが増し、緑色といろいろ花盛りのコントラストで美しいです。

まあ浸ってはいられない、それは大変な時期が始まったというプレッシャーにもなり、気が引き締まります。

 

昨夜はしばしの寛ぎの一時。ハルノさんの引っ越し祝いに招かれておいしい食事とお酒をいただき話も弾みました。

ようこそ信州へ。しばらく前、気温の上がらない日が続いていたのに、ハルノさんが来た頃から急に暖かくなったような気がします。名前どおり春を連れてきてくれたようです。

 

 

Hachibuzaki4.25

 

 

 

 

 

旅するレストラン

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昨年の夏の終わりごろ、とあるウェブサイトの取材ということでカメラマン&エディターの来訪を受けたことがありました。

暫らく忘れていたが、先日急に思い立ってあのとき紹介してくれた農家アトリエノマド(池田)さんにtel。 あの時のあれどうなりましたか・・・。

見てないの~ なかなかいい感じだよ 声も入ってるし・・・。 え~!声も~!いやいやいやいや・・・。

 

 

怖いもの見たさが膨らみます。うちのパソコンは古いので見られなかったが、新しい型なら見られるらしい。新しいmacのパソコンを持っている近所の方に見せていただきました。

 

今まで食べた中で1番おいしい人参です

 

いきなりこんなシェフの声から始まりました。それがまさかと思ったらうちのでした。

褒め言葉や良い評価はなるべく真に受けることにしているので、興奮しました。

まあこれは自分のことというよりも、わが子を褒められているような感覚です。

 

さらっと流して見ただけですが、写真が良い感じ。自分以外のプロの視点から撮られたものなので新鮮です。やはりしゃべりはやばかったです。

 

東京ローカルレストランから「旅するレストラン」をクリックしてみてください。

 

測定結果

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測定を依頼していた検査結果が送られてきました。
   

検体名および分量    原木しいたけ 1kg 生  24年産 長野県東御市
計測結果(Cs-134、Cs-137 総放射能)  
      不検出 0±2.438
Bq(99%信頼区間)
標準偏差(3σ 117.860) 標準誤差(2.58SE 2.438)
———————————————————————- 
測定器データ 
・鉛遮蔽板 30mm 
・換算係数
1μSv/h=1000カウントに校正済みのシンチレーションカウンタにて500Bq/kg≒1CPS/kg 
 
 
 
  
正直予測はできません。どのような数値が出ても公表するつもりでしたが、不検出という結果でとりあえずは一安心。
 
  
旬のものを安心して食べていただけることは嬉しい限りです。  
 
 
  
Gennbokushiitake4.22

野草ふやそう

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一昨日の落雷によってネットが繋がらなくなり、たった2日だったけれど随分長かったように感じる。パソコンを初めて触った日から8年で知らぬ間に随分と嵌まってしまったものだ。

そして何か書こうと・・・ まあ親父ギャグでもかましておきましょう。

 

皆さん野菜の値段の変化って本当に激しいですね。

そこで野草です。食べられるやそうふやそうよ!

 

綺麗に耕したこの時期の畑に混じって不耕起の畑に青々と草生い茂ります。

ありますあります。おいしいものたくさん! 

 

 

Gishigishi4.19

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギシギシもrestaurant 

 

経験がノウハウ

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ジャガイモを植えている。今年はいつもの3品種のうち十勝こがねをキタアカリに変更した。人気の高いキタアカリに関してはこれまでどうしても避けてしまったが、曲がっていたへそが何センチか戻ってきたかな、確かにおいしいからなキタアカリは・・・。

 

そして、嬉しいのは作業が思いの他はかどること。

昨年からこの作業はぐっと楽になった。

その前までジャガイモの植え付けといえば相当に苦行だった。

不耕起で根菜を栽培し、そこそこの収量を確保するということが、以前とても困難なここと思えていたのだけど、ちょっとした”コツ”が掴めて一気に視界が開けた感じがしている。

この”コツ”と感じるものについて言葉にするのは難しいが、一言でいえば解放である。自分の求めるものを見極めることが大事。そこに対して邪魔をする縛りを解くことができるかどうか。 

 

ちょうど昨日自然農法の実践を模索する松井さん夫妻が見学にいらっしゃったので、ジャガイモの植え付けや牛蒡の播種も手伝っていただきながらたくさん話しをし、現時点の自分が持っているノウハウはほとんど聞いてもらい見てもらったつもり。

ただそれは全て僕が自分の経験の中で積み上げたものだから、人と立場が違い場所が変われば当てはまるとは限らず、少しでもヒントになればという思いだが、実際は分からない。

そして何を大事にし、求めていくかもそれぞれ・・・。思想、収穫量、効率、周囲との折り合い・・・。何に対して貢献し、どこから自己の満足を得るか。

ともかくご自分たちなりに経験を積み重ねて という他なく、そこは当然試行錯誤の繰り返しということになるのだけれど、その積み重ねから生まれたノウハウを今度は僕が見聞きしに伺えればと思っています。

まあとにかく、長く健康で続けていきましょうね。 

 

Tanejyagaimo4.16

原木しいたけ収穫期

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気温の上昇に伴いぷっくりとおいしそうに椎茸が発生し肥大しています。

原木栽培の椎茸は春と秋の収穫ですが、いよいよ春の収穫期を迎えました。

 

と、ここでこんな風に思う方もいることでしょう。 おいしいでしょうけど、ところでセシウムは大丈夫?

今の状況で、それはノーマルな考えだと思います。

 

毎週小さな子供がいる家庭を中心に直接宅配している農家として勿論僕も気になります。当然の責任と思い測定することにしました。

送っているもの全て調べるべきなのかもしれないですが、費用の面で難しいので原木椎茸を・・・きのこ類はセシウムを最も吸収するといわれるので、その他についての判断材料にもしていただけるのではないかと思います。

検査は順番待ちで少し時間がかかるようですが、結果が出次第公開します。 

 

 

Genbokushiitake4.13

 

 

生育順調

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今年はどんな夏が来るだろう。

夏が大好きな僕の思い描くイメージの中の1つに真っ赤なトマトが浮かんでくる。

 

お届けする「旬のセット」もやはりトマトが本来は夏の目玉となるべきだろう。僕の、皆さんの願望でもある。

でもなんだか毎年お詫びばかりしている気がする。・・・やれ まだ採れません。失敗しました。割れてしまいます。

 

だがしかしpaper今年はここまで大玉のトマトもチェリートマトも順調だ。

・・・といってもまだ鉢上げをしたところで、生育の段階からすれば初期も初期soon・・・・・

でもこの時期に、ここまでトラブルもなく鉢上げに行きついていることが今までの僕からすれば快挙で・・・。4月になってからも朝は-7℃とか8℃だったり。そんな困難も潜り抜けてきて、こうして作業していると今年こそ、きっとイメージ通りに夏を向かえるやいなや真っ赤なトマトがたわわに実ってくれるのではないかと期待は大きく膨らむのだ。 

 

 

Tomatohachiage

 

 

可哀想ではない

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優芽ちゃん一人っ子でかわいそうだ、といわれることがよくあるが、そうはいっても親の年から考えても優芽の”一人っ子”は確定的である。ついでにいえば従兄弟もいない。

これまで可哀想だと思って親は努力はしたけれど授からなかった。これは運命なんだ、とあるとき妙にすっきり割り切れるようになった。優芽もそうであってほしい。

 

誰もが運命を様々に授けられ生きているのだと僕は思っている。

子供の置かれた条件・・・一人っ子、大家族の子、片親の子、親が喧嘩ばかりの子、孤児・・・そして日々身に起こる出来事も運命の導きによるのだとも思う。

人間の営みの中で願いを思い描き最善の努力を尽くすことは無論尊いが、運命は遥かに大きい。

例えどんな不幸な出来事に直面した時でも、その運命を受け入れることでしか救われないと思う。運命を受け入れることができたとき感情が鎮り前向きになれる。

周りにいるものは安易な同情は慎むべきだと思う。 

 

 

Gobouhashu4.9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牛蒡の播種。

この1粒にどんな運命が待ち受けているか・・・。

 

脱過保護

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ニンニクの畑に来た。

びっしりと草がまだ根を張り巡らせる前に、草取りを敢行する。抜きやすく結構すんなりと終った。ここまではまずまず順調。

そしてこれからは6月の収穫までもう草取りはしない。草刈りを多分2回すると思うが・・・さて、ここから本当の成長期をむかえる。

 

もう何年も前には、よくこんなことを言われたものだ・・・草取りしないで野菜ができるわけないじゃないか。

その頃僕は草取り(草むしり)には相当否定的だったので、何言ってんだ、今に分かるさ。草取りせずとも野菜は育つ、と反発していたものだけれど、今にしてみれば、実はどちらも正しい。”ある時期”までと”ある時期”からということでいえば。

小さな種を地面に蒔き、さて、どんな風に育ってほしいか・・・きっと思い通りにいかないものだけれど、栽培夫はまずイメージするものだろう。

すくすくぐんぐんと大きくなってほしいとか、強く逞しく困難に打ち勝つしぶとさを身に着けてほしいとか・・・

いや、すくすくぐんぐんと、そして強く逞しく育ってくれればそれに越したことはないと思うだろう、誰でも。

だが、そこで野菜の姿形や味にも反映するのが栽培夫の”さじ加減”だと思う。

 

まだ小さなうち、順調な生育を妨げないことはとても大事なこと。だから草取りはしなければならない。それもなるべく早目に。

すこし大きくなった頃からは、自力で生きる術を身に着けてほしい。だから敢えて多生物の中に身を置いてほしい。

この段階ではもう草取りの必要はない。邪道かもしれない。多大な保護を受け続ける生命もないものだ。

僕は今そんな風に考えている。

 

そして、それは午前中の入学式の最中、我が子に向けて抱いた思いでもある。 

 

 

Kusamushiri4.5