月: 2014年6月
クスサンの節度?
キュウリ支柱の編み物、引き続きやっているとパシャパシャと頭上で音がする。
雨かと思って見上げたら、おぞましいほどの数の毛虫の集団が食事中。葉を頬張る音だった。
その光景に思わず息を呑んだ。
クスサンという蛾の幼虫、俗にいう栗毛虫。
相当なハイペースで葉が食べられていく。
恐らくこの連中、昨日少し離れたところにもう1本ある結構大きな栗の木の葉を堪能してから移動してきたようだ・・・ほんの2、3日前まではそっちの木も葉が青々と繁っていたのだから。
そのスカスカになった木にクスサンの姿は皆無である。まるで号令で行動しているかのようにスピーディーで統制がとれている。
栗農家だったらと思うとぞっとする。
日陰がちだった圃場の日当たりが随分良くなる、なんて嘯いてられない。
疑問が湧く。
1つ。移動手段は地面を歩いてですか?数百匹を数える毛虫軍団が30メートルの距離、夜間(?)畑を横切り大移動したのかな。
2つ。葉を食べ尽くさずに少し残して移動してきたが、それはよもや、木を枯らさないための工夫なのですか?
ほぉー、山菜採りで山に入る1部の人間よりよほど節度があるということか。
はて。
竹の価値
今年はキュウリネットを使わず、竹の枝を利用してキュウリ誘引用の支柱作り。
竹の入手には困ることがない、どころか使い切れず困るほどで、なるべくこれは有効利用していきたい。
使い道は多々あるのだが、ここらでも”やっかいもの”と目の敵にされている感がある・・・。
紐は使わず竹だけを使うことにして、工夫しながら”編んで”ゆく。
同様にエンドウ栽培で既に試みているが、キュウリ用は更に丈夫でなくてはならない。
竹特有のしなりが思わぬ強度を生むような気がしているが、どうだろうか。
時間を忘れて夢中になってしまった。
作業効率の良し悪しはわからない。忙しさを増長しているのかも知れないが、仕事の中で、これほど楽しめることも少ないし、こんな愉しみを演出してくれるなんて存在価値たけーな。
今朝の畑のようす
絹さやが旬。
ジャガイモの花咲き始め。
草に紛れて小麦
野草のような水菜
トマトは実が生り始めた。(はよ支柱!600ぽん[E:coldsweats02])
茄子はこんな感じ。
ワラビ増えてきた。
レッドサラダボールレタス
オカヒジキとインゲン
もいちど旬の絹さや。
支えられて育つ 2
梅雨入り後も合羽が必要なほどの雨はなく、日の長い毎日を早朝から夕暮れまで働きづめで過ごし、おかげで作業としては結構進んだ。
定植作業も先が見えてきた為、支柱たて等、地味ながら手のかかることも並行している。
これはインゲン。
支柱を必要とする野菜は多い。
しっかり支えてしっかり育ってもらいましょう。
かみさん出稼ぎの間、1週間ほど両親が滞在し、父が畑を手伝ってくれて大助かり。
有難いもので、ここに来ると必ず「手伝ってやろうか」と言ってくれるのだが、それが以前はとても辛かった。
高齢の身体への負担を考えるとやらせたくはなかった。
十中八九腰を痛めるだろうと思いながらやってもらい、案の定そうなってしまった時にはすごく後悔した。
だが、今は、少しは楽に、楽しくやってもらえるかもしれない。
作業内容が変わり、それが可能になったと思う。
少しでも我が子の力になってやれたら、という優しい父親の気持ちを汲んでやれるとしたら嬉しい。
しかし、いくつになっても親に支えられているなぁ。
支えられて育つ、ではなく・・・老いる・・・
更に老いた両親が未だに支える側、とは。
久々のハードワーク
天気予報のおかげで。
9時ごろには降り出してやがて激しく、というものだから、野良作業の勝負は早朝と4時には畑に。・・・それが、やれどもやれども雨降らず、畑で充実の13時間労働、久々です。&超久々の「すき屋」で昼食。
どうしたことか、あれほど苦しめられた腰痛の兆しはなく、3日前には高熱でダウンしていたのも嘘のように、馬車馬の如く働けたのです。
するとこんなに気分が良い。
身体は心の支配者です。
今日畑に降っていたのは・・・
雨のかわりに(ニセ)アカシア吹雪の中の1日でした。
ホワイト・フラワー・マルチ・・・少しは抑草効果もあるでしょうか。