氷雨

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寒い寒い、気温12度シトシトと降り続く雨、こういう日の作業は辛そうにやると余計辛いから歌でも歌って乗り切ろう。

(氷雨)なんて歌っては更に辛いからやめて、(雨を見たかい) ・・・・ アーワナノウ ハビュエバースィーンザレイン でれれれっれれーれれー 

ほとんどでででで、れれれればかりだが、シャウトも交えて4時間ほぼ歌い通し、そのせいと、長引く風邪のせいで喉がめちゃくちゃ痛いけど、とにかく今日の自分に課したノルマ、ニンニク植え付け、紫かぶ間引きまで終了。頑張った!!!

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相変わらず寒さに弱い。信州への移住、後悔が一瞬頭をよぎる時期。 

 

山のおいしい季節

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もうそんな季節。

初アケビ、栗拾いも始めなきゃ・・・ 2000坪の山林の原木きのこ、クリタケがあっちこっちと顔を出し始めた。 

天然ものは1月後。

忙しいけど楽しみ。これからの1月余り山が最高においしい季節です。

 

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きっと”旬のセット”に登場しますよ。お楽しみに。 

 

緩やかにバトンタッチ

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8月のお盆明けに種を降ろした葉物野菜が収穫期を迎えています。 

小松菜やかぶの他、中国野菜のパクチョイやサラダ用のほうれん草、スティック春菊といった変わった野菜たちもぐんぐん育ちました。 

高冷地の特権でしょうか、夏の播種でも虫食いもなく味も良いようです。 

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お彼岸を過ぎて”やさいセット”も夏野菜中心から葉物野菜中心へと移ってきました。  

 

 

 

 

それにしても・・・・・

 

隣畑のコスモス(秋桜)がきれい!

 

♪薄紅のコスモスが秋の日の何気ない陽だまりに揺れている ・・・ 

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今日何回歌ったかなぁ。 

 

来年百姓

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雨上がりの午後からニンニクの植え付け作業。 

モグラの通路、宿根草、1穴1穴苦労する。いつもと同様1株1分ペース以上にはならない。半日で300個弱。

でもこれでいいんだ、と腹を括っている。この時間は取り返せる。 

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 ・・・・ 

 

ズッキーニ、今年は中休みなしで突っ走っている。 

6月末に収穫が始まってから収量が落ちることもなく、ましてや枯れてしまうものは1つもない。  

ほとんど何もしていない肥料はもちろん施さず、草刈りなど”最小限のケア”をしただけだ。 

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この好調の最大の原因は、この地域の気候のよるものが大きいと思うが、多分僕、上手になっているのだ、”最小限のケア”が。 

経験は裏切らない。年数を重ねるほどに何となく見えてきたものがある。ズッキーニだけではなく、的を得てきたこともかなりあると思う。 

 

この頃は作業中に来年のことに思いを馳せることも多い。 

そんなときに今年は特にワクワク感が強いのだ。 

きっと来年は今年よりうまく出来ると思う。 

 

年月の積み重ねが、僕と僕の畑の”自然農”を向上させていくことは間違いない、と思うからだ。 

"最小限のケア"が的を得るほどやさいは健康でおいしく、作業だって効率的に進むだろう。  

そんな想像が楽しいから、どんな作業も疲れない。

 

    

  

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的を得た(?)草だらけの人参畑です

 

括りをかいくぐり生きたいけど

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「自然農のやさいいかがですかぁ」

先日の東京朝市、そんな掛け声で呼び込みをしていたにもかかわらず、「自然農の野菜っていうのは・・・」「自然農の野菜の特徴を教えて下さい」等と質問を受けると固まってしまった。 

多分「あなたが栽培しているこの野菜は・・・?」という質問ならもう少しちゃんと話せるかもしれない。

 

世の中に大分認知されてきた魅力的な「自然農」という言葉を、さんざん利用しておきながら、最近もやもや感が灯るのは「括られてる」と思うとき。

 

畑に立ちやさいを手に取り、かれら自然農野菜と括られるのはきっと不本意だろうなぁ、と思う

僕が括られ嫌いだからかな。血液型とかああいうもの、括られたらたまらないからいつもまともに取り合わない。

括ろうとするものすべてをダッキング(かがむ防御術)でかいぐぐり、ただ自然に、自由に、いつも自分のリズムに忠実に生きていたいと思うのは、僕も僕の畑のやさいたちもきっと同じなんじゃないだろか。

 

でもねぇ、やさいたち、世の中で生きていくには知ってもらわなきゃいけないんだなぁ。

僕ももう履歴書書くことはないだろうけど、自己紹介とかするかもしれない。

そんなときは”いい印象”のために頑張るんだよ。

努力しよう。

ほんの少し、我慢も必要なんだよ。 

 

おいダイコン わかるかい?   

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環境がつくる逞しさおいしさ

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すっかり秋めいて、朝晩は寒いと感じるようになった。

畑に設置してある温度計を見ると、ここ3、4日続けて朝は10℃前後、日中は26、7℃だった。

参考までに新聞の気象面を見ると昨日(10日)の東京、最低21℃、最高28℃となっている。

最高気温はあまり変わらないが、最低気温が随分違う。

 

この気候に身体がなかなかついていかず、風邪気味で、くしゃみ連発。

はやくも冬の足音を感じ心細くなってしまう。

 

・・・・そんなことより

この気温差こそ、生育中の野菜にとって、逞しさのために、おいしさのために、とっても大事なもの。

この厳しいが恵まれた環境のなかで野菜が育ち、ただ待っていれば、間違いなくおいしい、なんてすごい。

栽培主(僕)がおいしさを作っている部分なんて0%だ。 

ただ邪魔をしないように・・・

 

 なさけないおじさんいらない ねてなさい

 

畑からそんな声が聞こえてきそう。

 

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※14日、今月も代々木公園のアースデイマーケット参加します。 

 

ありがとうございます

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やはり放任を好むのか、トマト達少しかまわずにいたら、雨で割れる以外に異常果は出なくなった。でもあんまりにもごみごみしてきたなぁと思い、少し手を入れてみる。密植を反省する。

まずは株もとの草を刈って風通しを確保、ジャングル状態の芽かきは1株ごとに見立てて手を入れたり入れなかったり。適宜誘引しておく。

よく見てなるべくトマトたちの意に沿うようにやったつもりだけど・・・ ”よけいなことしないでよ”とは言わないと思う。”ありがとね”と言った気がした。

 

季節はめぐる。

早朝畑にいるとかなりひんやりとした風を感じる。そして色が、風景が変わりつつある。抒情的な秋の色だ。

長期予報では暖秋だというが、僕の予測では反対。

トマトも調子が又上がってきたところだけどいつまで食べられるだろう。そろそろ来年の為の種取りもしておかなくちゃいけないな。

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・・・

 

そういえば種取り用のズッキーニ

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別畑に3株だけ、種を残してもらう為だけに植えつけたズッキーニ、そろそろ最初で最後の収穫期だな。

 

 

・・・・・

 

寒くなりそう。

冬~春採りのためのほうれん草、小松菜の播種の時期を少し早めようと考えている。

ニンニクや玉葱なんかも早めに植えつける予定。

直感だけを頼りに。

 

 

・・・・・

 

毎日色々感じ、考えている。

考えながら前に進んでいるつもり。

野菜や作物のつくりかたを人から教わったことがない。

0から始めてまだ数年、失敗の連続、素人同然だ。

 

でも自分で感じ、考えたことをすぐに試すことが出来る環境がある。

大きな自然と直接対峙し、跳ね返され、あしらわれ、でもまたいくらでも立ち向かうことができ、感動し、共感し、

そうやって勉強しながらゆっくりとでも前に進んでいる感覚がある。歩みは遅くても遠回りとは思わない。

 

自分が良いと感じたことでも他人は無意味と感じ、にべもなく却下・・・ そんなところ通りたくないから、1人で自己流でやっている。

 

 

そんな偏屈な僕のことを支えてくださる方が、家族も含め、多くはないけどいらっしゃる。すごく励みになっている。

本当に感謝の気持ちでいっぱいになる。

ありがとうございます。日々精進いたします。

 

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ナイスデー

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今日のタイトル、幾つか理由があって”ベストデー”にしようと思ったが、大げさかなと思い”ナイス”にしておいた。

 

気持ちのいい日だった。

暑からず、寒からず、爽やかな晴天。

なんと作業のはかどったことか!

そして午後4時ごろ、雷鳴1発鳴り響きポツポツ来たけど、これが又、ちょうどほうれん草の種降ろし中だったから都合よく、すぐやんでちょっぴりだけど虹まで現れてくれた。

夜、うちでちびちびやってたらびっくりするほど久しぶりの旧友からの電話。

 

 K君、あれから単身タイに渡って又打たれてとうとうパンチドランカーになってしまったよ。

 吹っ切れなかったんだな。一種の中毒なんだよな。

 俺ら止めて良かったじゃん、五体満足で又いくらでも好きなことが出来るんだし・・・ 

・・・ほんとそうだ、網膜裂肛、鼻骨骨折、前歯破損・・ ぐらいなんでもない・・・

お互い頑張ろうよ!と言って受話器を置く。

 

4回戦ボーイの僕でさえ吹っ切るまで時間がかかった。吹っ切れない気持ちも分かる。燃え尽きるまで・・・(真っ白な灰になるまで・・・)という”あしたのジョー”幻想がある。

辰吉、タイ行くな!

人生はきっと漫画みたいに良いところで終わらないんだぞ!!

 

ちょっと(酒に)酔ってるかな。

 

ベストデーのことを書かなきゃ・・・

今日はここ何年かの経験からはじき出した葉物やさいの種降ろし適日なのだ。

雨もある、気温的にも良し、・・順調に生育するとちょうど霜の降り始める頃収穫を向かえる。霜に1度、2度と当たった葉物、甘味が増して本当においしい。

やや生育が遅く、霜に弱い春菊は8月中の播種だが、他のものは今がいい。

ほうれん草や小松菜、もっと前にももっと後にも種降ろしするが、一番旬のおいしいものが食べられるのは今日種降ろししたやつじゃないかと思う。

そして作業中いい感じでお湿りがあったのは先ほど書いた。そして虹が出たのも。

あとは隣の畑だ。今、花が満開だ。

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西隣、そばの花 

ここの人は野菜のレシピやなにか教えてくれる人。

そばたくさん作ったねぇ。信州といえばそばだもんね。

  

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東隣、コスモス

やたらと何か(農薬)撒くのを見るのはいやだけど、花が咲くと綺麗でいいなぁ。

両隣、人(女性)がしょっちゅう来るようになり、人里はなれた開拓者風情でいられなくなったけど、藪から花に変わって嬉しいような気もしてる。

 

 

・・・・・ 

 

今日はすこし長編だ。

作業について書いてみよう。

まず考えるのは・・・ やらなくてもいいことはやらない、そしてその数をを増やしたい、ということ。

「あれもしなくていいんじゃないか、これもしなくていいんじゃないか、」こんなフレーズ聞いたことがある。

安曇野の方、誰だっけ、ど忘れしちゃった・・・が福岡正信氏のことを話すときに使ってた。

 

年数経るごとに的が絞れてくるのは確かだ。

今日の種降ろしでしたことは収穫の終わったトウモロコシの列間に溝をうすく削って種を下ろし踏んだだけ。

乾かぬようによくやる”籾殻かけ”はなし、覆土もなし、いらない気がする。トウモロコシの列間だから乾かない。(この"亡骸"は発芽後踏み倒す)

そのかわりに、蒔き溝削りはものすごく丁寧にやった。

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今日の作業、すごく”手ごたえ”があった。

この言葉が書きたかった。 

 

再生!

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去年偶然に発見したキャベツの再生栽培、今年は計算ずくでやってみる。

そのつもりでキャベツの苗は作らなかった。

でもまだ”確信”までは持てない為、春600ぐらい植えたの株の半分以下にしておいた。芽かきして1本に仕立て周りをちょちょっと草刈り。

夏の収穫後、また草と一緒に刈り払って伸びてきたら芽かきするだけという栽培方法、去年の経験から脈がないとは思わない。でも他にやっている人がいるのかどうかは分からない。周りには間違いなくいない。何故だろう・・。

僕は真面目にやっています。

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刈り時がやや遅かったかも・・ ちゃんと結球までいけるかな。 

 

1つずつ

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ズッキーニ(完全無施肥)が今年はバテしらずだ。

6月末の採れ始め以来早採りを続けているからか(禁!!でかズッキーニ)、自家採種のせいか、気候のせいか、どうもこのまま中休みなしで降霜まで行きそうな勢いだ。

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毎年思うことだが、今年は更に思う。(優れものだ、ズッキーニは!)

 

 

今日発送のセットにトマト(ミニトマト)入らず。夏本番以降初めて・・・。

このところ雨が続けて降ったため”割れ”が多くなったのと、少し味が薄いような気がした。

もう終わり?いやいやまだまだ、もうひとふんばりふたふんばりしてもらわんと!

といってもただ願うのみ。

 

相変わらず好調なのはモロヘイヤ、オクラ、キュウリ、それと枝豆はたっぷり。

 

 

発送終えて、今日はなんかぐったりと疲れた。

まだ薄明るいけど部屋に入ってテーブルのコップに「剣菱」なみなみ注いで一気に飲み干す。

どっかり座って見渡すと・・・

目も当てられない。

足の踏み場もないほどひっ散らかった部屋の片隅に布団を引いて「このまま寝ちまうか」と思ったが、何か食べなきゃ、いや、まずは片付けてから・・・。

その決意のブログなのだ。

 

膨れ上がる。呑まれてしまう。忙殺される。

畑、移動、作付け、管理、内職、雑事、付き合い、予定 ・・・増える。忙しさ2乗3乗。

生きていくのもなかなか大変だ。 

 

でも不意に、いい"感じ”(ナイスフィーリングか)が頭に浮かんだんだ。

”足元から1つずつ片付けろ”という天の声。このありきたりな言葉に心と腰が前向きに、軽くなった。

今は午後7時40分。

積み重なった食器洗いから始めるか。