今日のタイトル、幾つか理由があって”ベストデー”にしようと思ったが、大げさかなと思い”ナイス”にしておいた。
気持ちのいい日だった。
暑からず、寒からず、爽やかな晴天。
なんと作業のはかどったことか!
そして午後4時ごろ、雷鳴1発鳴り響きポツポツ来たけど、これが又、ちょうどほうれん草の種降ろし中だったから都合よく、すぐやんでちょっぴりだけど虹まで現れてくれた。
夜、うちでちびちびやってたらびっくりするほど久しぶりの旧友からの電話。
K君、あれから単身タイに渡って又打たれてとうとうパンチドランカーになってしまったよ。
吹っ切れなかったんだな。一種の中毒なんだよな。
俺ら止めて良かったじゃん、五体満足で又いくらでも好きなことが出来るんだし・・・
・・・ほんとそうだ、網膜裂肛、鼻骨骨折、前歯破損・・ ぐらいなんでもない・・・
お互い頑張ろうよ!と言って受話器を置く。
4回戦ボーイの僕でさえ吹っ切るまで時間がかかった。吹っ切れない気持ちも分かる。燃え尽きるまで・・・(真っ白な灰になるまで・・・)という”あしたのジョー”幻想がある。
辰吉、タイ行くな!
人生はきっと漫画みたいに良いところで終わらないんだぞ!!
ちょっと(酒に)酔ってるかな。
ベストデーのことを書かなきゃ・・・
今日はここ何年かの経験からはじき出した葉物やさいの種降ろし適日なのだ。
雨もある、気温的にも良し、・・順調に生育するとちょうど霜の降り始める頃収穫を向かえる。霜に1度、2度と当たった葉物、甘味が増して本当においしい。
やや生育が遅く、霜に弱い春菊は8月中の播種だが、他のものは今がいい。
ほうれん草や小松菜、もっと前にももっと後にも種降ろしするが、一番旬のおいしいものが食べられるのは今日種降ろししたやつじゃないかと思う。
そして作業中いい感じでお湿りがあったのは先ほど書いた。そして虹が出たのも。
あとは隣の畑だ。今、花が満開だ。
西隣、そばの花
ここの人は野菜のレシピやなにか教えてくれる人。
そばたくさん作ったねぇ。信州といえばそばだもんね。
東隣、コスモス
やたらと何か(農薬)撒くのを見るのはいやだけど、花が咲くと綺麗でいいなぁ。
両隣、人(女性)がしょっちゅう来るようになり、人里はなれた開拓者風情でいられなくなったけど、藪から花に変わって嬉しいような気もしてる。
・・・・・
今日はすこし長編だ。
作業について書いてみよう。
まず考えるのは・・・ やらなくてもいいことはやらない、そしてその数をを増やしたい、ということ。
「あれもしなくていいんじゃないか、これもしなくていいんじゃないか、」こんなフレーズ聞いたことがある。
安曇野の方、誰だっけ、ど忘れしちゃった・・・が福岡正信氏のことを話すときに使ってた。
年数経るごとに的が絞れてくるのは確かだ。
今日の種降ろしでしたことは収穫の終わったトウモロコシの列間に溝をうすく削って種を下ろし踏んだだけ。
乾かぬようによくやる”籾殻かけ”はなし、覆土もなし、いらない気がする。トウモロコシの列間だから乾かない。(この"亡骸"は発芽後踏み倒す)
そのかわりに、蒔き溝削りはものすごく丁寧にやった。
今日の作業、すごく”手ごたえ”があった。
この言葉が書きたかった。