適期栽培2

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様々な草木や虫が共存する圃場。

その中を作物が健全に育ち、葉には虫食い跡がない。 

 

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昼下がり。 

小春日和の”妙なる”畑。 

 

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自然の調和を壊さぬように、と息をひそめた。

不思議な感覚だった。

 

 

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早霜

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6月の遅霜から4か月後の今朝の早霜。

大体今頃一発目がくる。風物詩といえるかもしれない。

幸い被害は多くなかった。むしろ秋の葉物野菜がグレードアップされる最高の贈り物であることが経験上分かっている。

 

 

秋晴れに鮮明に緑が映える。

悪いことは印象に残りやすいけど、良いことをもっと目にしているはずなのだ。

 

 

自然の恵みに感謝しながら過ごすというそのイメージが、この頃なんとなく掴めてきたような気がする。

 

 

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初T!

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ついに、

ふいに

ぽこっと、

1つ、

卵が!

 

 

(せっかく作った卵産み用箱じゃなく普通に隅っこに産むんですね~~~)

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おそらくおしゃまなスズだろうな。

あいつ何でも先頭切ってやってきたからな。

それでも予定の150日を2週間程過ぎている。多分全体的に消費カロリーが莫大で、いわゆる適正量というものからすれば栄養不足なんだと思う。あれだけ動き回っているわりに・・・。

でも、たんと栄養とってどんどん産め、というのはなんかちょっぴり違う気がして。

 

だから少しも急がないが、皆の成長は願っている。ちゃんと大人になってくれたなら嬉しい。

・・・そうだなぁ、きっと続いてヒメ、プク、チビ、コロ、ピヨ、の順番だろうな。

 

 

 

さて、

さてさて、

とんとん

ぱかっ

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おお!

うん、これはやはりTKGで・・・

 

 

いやぁ美味しかったなぁ。美味しかったです!

明日もいただけるかなぁ・・・ああ朝が待ち遠しい。

 

 

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夏日 トマト ジャガイモ

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夏日まで気温が上昇。

お蔭で、「スぺラルトマト」が赤くなって一安心。種採りを忘れて焦っていた。大事な品種なので。

 

 

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・・・・

 

6月に入ってからの遅霜で葉が枯れて、存在価値を持て余したまま土に還るのかと思われた種イモが、その後再発芽して葉を茂らせている。

 

 

暑い暑い!と蚊に刺されまくりながら言えるのは今日が最後になるのだろうか。

まだこんな日が何度かあれば立派に育った秋ジャガイモが採れるそうなのだが・・・。

 

 

あぁ、これで最後なんていやだ!  

・・・秋は感傷的に乙女チックになってしまう。

 

 

でないとイモの葉はサニーレタスの邪魔をしているだけだもの。

発芽して悪かったみたいになっちゃうなんて!

 

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収穫の喜び

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スギナを収穫している。

  

 

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ここは少し離れたところにあるかぼちゃの栽培圃場。

だが、今はまるで地力がない感じで、今年もかぼちゃは全くダメ。わかっていたから肥料(自家製)たっぷりやったんだけど・・・。まあでも、ゲッティング・ベター 、きっと。

 

それは置いとくとして、ここは良いスギナが採れる圃場なのだ。

それで通いつめている。鶏達がなぜかスギナ大好きなので。

摘んでいる時、彼女たちの喜んで食べる顔がいつも思い浮かぶ。

きっと喜ぶぞ~!と思うとウキウキで、なんて楽しい収穫作業だろう。

 

・・・・ 

 

実はこれ、宅配のお客さんに対しても同じ時がある。

特に好きな野菜が何か、を知っている時。あの方の笑顔がイメージできる時・・・。

 

 

「○○が好き!」と遠慮なくどんどん伝えて下さいね。

○○さんはこの野菜が大好き・・・なんて考えることが大きなエネルギー源になるもんです。

「もっと入れて」とか我儘おっしゃっていただくのも良いですねぇ。できる時はできるしできない時はできないことですが・・・。

単に土に、作物と向かい合っての収穫の喜び、というものも勿論あるけれど、誰かの笑顔の役に立っている、ということが、結局のところ僕の考える農家としての1番大きなやりがいだと思います。

 

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秋野菜の時代

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強い陽射しが畑に降り注いだ。

活力ある蕪の葉の緑が映えた。

種を宿し代替わりに備え主張をやめた周りの草が脇を固めている・・・・

この風景が眩しかった。

  

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当地でも稀にみる悪天候続きの秋。

でも、

たくましい彼ら、

きっと乗り越えることが出来るだろう。

彼らは言っているかな。

きっとこんなことを。

 

・・・・

 

悪条件というけれど

僕ら大丈夫だよ

だってプレッシャーに晒されなくなった

共生といいながら圧倒的に自分を圧倒してくる他の草からの・・・

おかげで随分鍛えられてきたのだから彼らを悪く言う気はないよ

オッチャンが最低限のサポートはしてくれていたわけだし・・・

確かにここまでは結構苦労した

でもこれからは自分たちの時代

押さえつけられることなく視界が広がっている

自分の能力を試してみよう

生命力という能力を・・

  

っしゃー いったれ!

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違いを・・・

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10月も雨模様のスタート。

週間予報も傘マークが並ぶ。

 

・・・

昨日午前中は束の間の秋晴れだった。

いろいろやりたいことが溜まっている。収穫出荷作業の合間の僅かな時間にトマトの芽掻きと誘引をした。

もう夏野菜の季節ではないながらも、トマトが食卓にあって違和感を感じるほどでもない。

それに、うちでは皆好きだし宅配のお客さんも好きな人が多いので、できればもう一花咲かせてくれれば有り難い、という思いがある。

まだ老け込む年じゃない!お前も(俺も)。

10月の中旬までいつもなら普通に採れている。

木はまだ若い。

だが弱っている。病気に侵され枯れていくものもある。 

本来最盛期のはずの9月がほとんど雨ばかりだった。だから雨に弱いトマトが弱るのも仕方がないこと、という状況はわかるが・・・

一方では、こういう劣悪な環境下で違いを見せられなければ、たくましい野菜、生命力のある野菜育ててますなんて言えないよなぁ、とも思う。

そういうことが言える栽培のつもりなのだから・・・例えば、インフルエンザが蔓延しているクラス内で、うちの子はマスクもつけず全然へっちゃらで元気に過ごして乗り切った・・・そんな誇らしさを持てるような。

まあ、全ては自然が決めること。僕はやれることやって判断を仰ぐだけか。

 

 

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