同じ市内で無農薬で米作りを生業にしているUさん。
Ⅰターンでこられた方で僕より1回り以上年長。
職業病というべきだろうか、両手首を疲労骨折してしまったらしい。
草取り、草刈りのしすぎが大きな要因ではないか、と言っていた。
無農薬の米作りは過酷で、それをほぼ1人でやっているのだから、ご苦労はお察しする。
「そんな農業やってたら身体壊すぞ」、僕も何度も言われたことがある言葉だが、これに続くのはといえば、「少しぐらい薬(除草剤)撒いたらどうだ」・・・。
確かに、草取りが大変だから除草剤が出来た。実際その恩恵でお米を食べて育ってきた。
でも逆説的な感じもする、身体を壊さない為の農薬か・・・ う~ん何だか。
Uさんの理念と心意気、人柄、そして何よりお米のおいしさ・・・ それと引き換えに労働力は確保できないものだろうか。
頑張って下さい!
僕の身体は調子いい。
準備運動の時間は年々増えているけど・・・。
とにかく身体が資本、意地に身体がついてくるなら、迷うことなし!
そして省力化を少しずつ日々の作業で考える。
今の植え付け(ソラマメ)で、今年からの新しい試み、植え穴”石取らず”実践。
去年まで、根の伸張阻害になるからと、石はまめに取っていたが、今年はそこそこ大きなものがあってもそのままにして植える。
石は悪者ではない(ミネラル分が放散するという説も)し、それによって作業スピードは相当アップする。省力化の効果はかなり大きい。生育に差がなければ何よりだ。
今年の目標はぎっくり腰にならないこと。