150日

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午後になるとまたしても雨。

早めに仕事のキリをつけて帰宅、気分を切り替えて久しぶりにゆっくり鶏達と戯れる。 

 

 

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彼女たちが(皆メス)生後2日でやってきてから、気が付けば5か月になる。

つまり、卵を産み始める目安とされる150日が過ぎた。もういつ産んでもおかしくない。食事の栄養が足りなくて遅れるのかもしれないが・・・。

しかし、まだまだ子どもだと思っていたが・・・ああ、そういや優芽もちょうどそんな時期だなぁ。う~ん重ねて感慨深い。 

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大人っぽくなったなぁ

 

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立派な乙女だ

 

 

さてと、では安心して卵を産める場所を作ってやらないと。

 

卵を産むという行為は、あまりおおっぴらににしたいことではないのだろうな。

そんな乙女のプライバシーにも配慮して・・・

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ははは、オレの仕事なんてこんなもんだ、許せ

大きな期待はしないで待ってるよ

 

 

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お元気でお過ごしください またお会いしましょう

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えつおさん昨日ありがとうございます。

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良く撮れていましたよ。

写真からも男のダンディズムというものが漂ってます。

風格があってかっこいい。

一方、現状どこか貧弱な若輩(いつかオレもとか思いながら、もう充分すぎるほど歳食ってるんですけどね)。対比が浮き彫りです~。 

 

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健康サポート

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娘が風邪を引いた。

このところ気候の面でも季節の変化が著しい。

それなのに、夏野菜ばかりの献立を続けていたせいも少なからずあるかな、と思った。

これからは、大根が採れだしているので、メニューをシフトしていこうと思う。

 

 

きっと四季折々、旬と思える食材ばかりを食べていれば、体調を大きく崩すことはないんだろうと思う。とはいえ、僕の発送する「旬のセット」にしても、季節に沿った旬のものだけでラインナップを組めるわけでもない。

畑にある野菜のなかでちょうど良い時期を迎えているのはごく一部である。

「旬のセット」はそのちょうど良いものを目玉に構成するが、箱全体として季節感が詰まったものであらねば、と改めて肝に銘じようと思う。

 

  

 

家族含め、お付き合いある方に、ほんの微力でも、野菜を通じて健康のサポートができれば嬉しい。

健康が何より大事だと思うから。

1人の健康状態は、何人もの人間に大きな影響をあたえるものであるから。

 

 

 

 

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こいつらも・・・

いつも空腹気味で、でも必要最小限の自然の食事を喜んで食べていて、きっとたくましく健康だと思う。

卵をがんがん産むようにならなくとも、隣人の僕は幸せだ。

 

 

天寿を全うする時まで、僕も皆様も、いつも健康でいられるように、自然とともに、季節とともに、澄んだ心で過ごしていきたいものですね。

 

 

 

 

※25日(日)、アースデイマーケットに出店します。

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豊作

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この辺りの農家が代々”味噌豆”といって栽培を続けてきた在来種”こうじいらず”。味噌を作る際に麹が不要なほど味に深みがある、というのが名の由来という極上品種。ところが、その形状の揃いの悪さが原因らしいが、効率化の流れの中で栽培農家が急激に減少しているとのこと。

僕は味噌も作るが、この”こうじいらず”を始めて栽培した年、何より枝豆が絶品だったことに惚れ込んで、それから7,8年、ずっと作り続けている。

それから毎年枝豆の採れる時期、いろんな人に食べてもらって感想を聞くのが楽しみの1つになっている。

記憶が確かなら、かなり多くの人が、というかほぼすべての人が「今まで食べた枝豆で一番おいしい!」と言ってくれたと思う。

そうでしょうそうでしょう!と嬉しくなる。僕もそうだったので。

 

 

だから僕は、余程のことでもない限り、これからも毎年、ずっと栽培していく。

 

 

自慢でもなんでもない、いや”こうじいらず”の自慢になるのかな。それなら大いに自慢したい。

僕の手柄は何にもないが、今年は有難いことに豊作だし、こんな良いものを沢山の人に食べてもらいたいなぁと思う。

 

  

 

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※今度の日曜日に開催される東京朝市アースデイマーケット に久しぶりに出店します。

この”こうじいらず”の枝豆が目玉です。

収穫は鮮度を大事に前日夕方~当日朝、採れるだけ採って持っていきたいと思います。

 

 

ご来場お待ちしています。

 

 

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復活へ

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ずっと活躍してくれたズッキーニ、確かに暫く実は生らず停滞しているが、周りの夏草と一緒になって枯れゆくわけではない。

君は決して顔を上げずに堪えている様子。ギブアップしていない証とわかる。

まもなくきっと、華麗に復活するのだ。 

   

 

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死守したい

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お待たせしています。

今日も落とされ食べられました。

運ばれました。

 

 

畑に隣接する林野には獣道が出来ている。

 

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辿っていくと、ところどころに食い散らかした痕が。

キツネは注意深いらしい、落ち着けるところまで運んで食べたりするんだな。

 

 

リスク回避のため5カ所に分散している黒もちとうもろこしの作付け地、その全てをネットで囲っているのだが、まだ甘さがあった・・・。

虫害獣害仕方なし、と割り切ろうとしてしまう傾向が甘さといえば甘さ。

 

ここにきて何軒か問い合わせのメールが届く。1年間心待ちにしている方々を思うと、何が何でもという気持ちが湧き起こる。

観察してみると、どうやらネットの下ではなく上を飛び越えているようだ。

土を掘られたら対処が難しいが、上ならやりようがあるだろう。

 

 

ネットで調べてみた。ネットの上にテグスを張り、鈴を付けるという方法が出ていて採用することにした。 

鈴が鳴ると警戒して遠ざかるようだとネット上ではそうあった。

ネットの上の鈴頼み、うまくいくだろうか。

 

 

とにかく信じて取り付ける。

丁寧に。

祈りながら・・・

 

 

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今度こそ大丈夫だよねっと。

守ってよねっと。

 

  

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 ねっと。

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白菜栽培日記Ⅰ

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他が忙しく、植え付け以降初めて見ました。

結構大きくなっていて嬉しい驚きでした。

やはりいいですね、自然農。

農薬肥料耕起不要、何もせずとも良く育つ・・・なんて何かで読むと素直に受け取れなかったりするのですが、目の前にある事実がそれなんですよね。 

 

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虫食いはやはり少ないです。

 

・・・・

 

栽培日記といいつつも、あと収穫まですることといえばなんでしょう・・・

タイミング見計らって1度だけ株回りの草刈りをしようと思います。 

 

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キツネ対策

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行儀悪い犯人はキツネだった。

白昼堂々ネットをくぐって押し入り、黒もち咥えて隣接する林に運び込んでちょこちょこいいとこ食ってまた採りに来る・・・という流れ。総採り狙いか。

暫く我慢して眺め、その流れを把握した僕は、ネット内に入ったところを棒を持って殴りつけてやるつもりで、忍び足で近づいていった。

押し倒したり物色しながらうろうろしていたキツネだったが急にこっちを見た。

こういう瞬間に動きが止まる。すると反射でこっちも止まる。その一瞬にダッシュをかけられればチャンスはあったかもしれないができなかった。逃げる姿に余裕が漂っていたのが悔しい。

 

 

ネットの下をもぐられるから石や垂木をびっちり隙間なく置いて回ったが、ダメかな、甘いかな、という気もしている。

思えば少し前には鶏のために、キツネ対策に専心して小屋作りをしていた。 

土深く掘ってトタンを入れたりして、大事な鶏と同じように大事なトウモロコシも守らなきゃいけないのかな?

 

 

自然豊かな環境の中で農業ができる、と普段アドバンテージと感じていることも、実は大きなリスクを伴うわけで・・・。

今更いうことではないが、農業はなかなか大変だ。 

 

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行儀悪いぞ!

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今朝畑で見た光景に、思わずそう言った。

黒もちとうもろこし、色づいたものはすべて食害にあっている。

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食い散らかして!

誰の仕業か・・・

 

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ネットをかいくぐった。

いつもの雉連じゃなさそうだ。

そんなこともあろうとは覚悟の上だが、釈然としないのは食べきらず相当残してしまっていること。

ちょっとかじっては他行って、みたいな食べ方気に入らないなぁ。

どうせ食べるのなら・・・もっと美味しさを感じてだなぁ、夢中で1本をまるまる食い尽くしてくれないか!

 

 

うちの鶏達はそういう食べ方をする。

だから嬉しくて売れるものでも惜しみなくあげてしまう。

喜んでもらえるなら手間暇かけたかいもある。

おらおらどっかで見てんのかこら、ダメだぞこんな食べ方じゃ!

・・・ぜんぶ早採りして鶏のために持って帰っちゃうか。

うちの子たちは色づく前のものでもきれいに残さず食べるざます。お行儀良いざます。

  

 

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運命に身を任せる

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藪の中の畑の連絡通路を歩行中、突然ばちっ!と肩付近に激痛。何かに刺された、蜂に刺された!

振り返るが見つけられなかった。

相当痛い。スズメバチじゃなければいいが・・・

オオスズメバチに2度、クロスズメバチには一度に20数発やられたこともあり、今度スズメバチ系に刺されたらアナフィラキシーショックで死ぬ可能性は低くないと思っている(検査の結果をもって医者からもそういわれた)。

 

とりあえず木陰に腰を下ろし待つ。

さてどんな反応がでるか。

間もなくぞわぞわとのぼせるような感覚がきて、それから蕁麻疹がでて、ここまで想定内だが・・・それから5分経ち10分経ち、動悸がこない。蕁麻疹も収まってきて大丈夫だと判断出来た。たぶんアシナガだったな。

大げさかもしれないが、意識の中では生死の境の近くまで数分間行っていた。

そして結局人生は続く。

 

・・・・ 

 

ちょうど最近、僕は運命論をよく考えていたところだった。

運命の創造主があらゆる決定を下しているんだな、と思っているところだった。

きっかけは、コロ(鶏の名)が、食欲もなくなり、死にかけていたとき、ミミズを食べたのはきっと本能の力だが、それは意思を超えた運命の選択だったんだと、今の元気いっぱいの姿を見ながら、ふと思ったこと。

それは「生きる」という運命の選択がなされた、ということだと。

 

 

いうまでもなく生死は自分で選択できない領域。

いや、それは生死に限らない。あらゆるものごとを考えてみる。結果について。

選択できない。

行動は選択できるが結果はできない。

となると行動の選択も運命の選択ということになるのかもしれない・・・。

 

 

とにかく、自分の領域はそれほど大きくない。

余分なことまで考えても仕方がない、リラックスして集中して人生を全うできそうじゃないか・・・。

なんかまとめ過ぎ、ありきたりな観念論、と思われるかもしれないが、運命に身を任せる数分間の体感が、今僕にそう思わせてくれる。

 

  

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831の日

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野菜の日。

なぜかインプットされてしまっている。

昨日寝る前に思っていた。明日は野菜の日だ!

そして今朝目覚めた瞬間浮かんだ・・・よし野菜の日だ!

 

 

とにかく野菜に尽くす1日にするぞ!と1日草取りしてた。

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他の草は抜いても僕は抜かずに土まで寄せてくれて  

随分大事にしてくれるんだね

と、ほうれん草にそんな風に気持ちが伝わったかはわからないが、優遇されていることは感じると思う。

素直に受け取ってほしい。今日からまた一段と張り切って育ってくれたなら、嬉しい。 

 

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食べごろだな

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ちょうど採りごろだ菜 食べごろだ菜

この時期にしては虫食いも少ない菜 美味しそうだ菜

今日の「旬のセット」の1品目

 

人参を蒔いたところにこぼれ種の菜っ葉が真っ先に発芽して、人参発芽のころにはもう大分大きくなり、肝心の人参が埋もれてしまうので間引いておいた。

でも邪魔な面ばかりではなく、適度な葉影で日照りから守ってくれているようにも思い、適度に残して一石二鳥を狙った。

 

そしてはや収穫期!!

形は様々だ菜

交雑してるか菜

なんていう菜?

なんでもいい菜

うまくいった菜

ありがたい菜

 

 

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ベルナーロゼトマト2016 Ⅱ

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昨夕のゲリラ豪雨は今まで経験したことのない程の恐ろしさだった。

そして週明けの台風予報が怖い・・・

 

 

ここまで好調を維持してきたトマトに受難の季節がやってきた。

 

特にベルナーロゼ、まるで桃のような甘みが感じられるトマトだが、雨ともなればとにかく裂けまくる。

出荷には到底至らないものばかりとなるから、トマトソース作りに精を出すがとても追いつかない。

 

 

でも今年は違うんだ。今までなかったものをベルとオレは手に入れた。

待っててくれるものの存在が、どれだけ勇気と喜びを与えてくれているか・・・。

 

  

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わ~今日もきたきた御馳走ごちそう♪

みんなでべるなろーぜ!と一斉に!!

美味しそうに食べてくれる姿、ああ可愛いな。

 

 

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見落とし対策

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ズッキーニ収穫中。

収穫と同時、僅かな時間で手際よく草むしり、は欠かさずに!

見落として採り逃すとあっという間にデカくなるから。

 

デカズッキーニは鶏が喜ぶからまあいいのだが、株が弱るのでなるべく避けたい。

 

 

・・・・

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ザザーン

来年の種、たっぷり採れるわい[E:sweat01]

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口上

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・環境に負荷の少ない農業を目指します

・自然の則に沿った栽培を心がけます

・形や大きさの均一より食べて美味しいを大切にします

 

not 向上

 

上はないです。前だけを見て歩んでいこうと思います。

 

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無施肥 自然栽培白菜の土壌

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書くことが言葉足らずのことが多いのでご了承願います。

自然栽培=運任せの栽培、ダメなら肥料やればいい、と考えているのではありません。

 

 

白菜栽培について、僕自身も無施肥、不耕起で栽培することに相当こだわってきたつもりです。

1面草ふじが覆い尽くすそのスペースは年々拡張するように育ててきました。

このスペース内ではすべてが同じように地力を蓄えているとも考えられますが、実際には均一であることはないのです。自然栽培というのであればそこが醍醐味なわけですから、小さかろうが育ってくれれば良しとします。

しかしながら、もしまったく育たない作物があった時、それに対してどうするか・・・潔く(?)諦めるか、施肥するのか。

僕自身、実をいえば未だクリアな答えを見つけていないので、言えることはベクトルが現実を向いた判断でなければ、ということだけです。

 

 

 

さて、今日は台風の影響による雨でしたが(ここは全然大したことなかったです)白菜の植え付け作業、いよいよ開始しました。

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刈り払い機でライン切り

そこに植えていく

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土に菌類が多く芳香漂っている

よだれが出そう!(きのこが美味しそうなのではない、良く肥えている土を見ると百姓の習性として・・・)

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もちろん収穫まで施肥せずとも、全てがそこそこの大きさ、そして艶々の白菜を思い描いて植えていました。 

また経過報告したいと思います。

 

 

 

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ベルナーロゼトマト2016

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ベルナーロゼトマトは、こだわりの種屋さん「たねの森」で推奨している品種。

数年前から自家採種している。・・・6年前だった。

あの時の特徴を相変わらず引き継いでいて裂果は8割9割。但し味が抜群に良いから作り続けてしまっている。スぺラルと半々で。

 

 

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今日発送の「旬のセット」のトマトはこれでした。

裂果していても汁の染み出さないものを選んで詰めましたが・・・。

繊細で取扱い注意、そのかわりとても美味、なんというか・・・天才肌(!?)。

さて、そんな魅力、伝わるでしょうか。

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無肥料栽培って

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無農薬無肥料、自然栽培、というものを模索中という若いご夫婦が畑の見学に来てくれた。

ちょうどいいところに!とばかりに連作白菜の作付け予定地を見ながらいろいろ話した。

 

数十年耕作放棄地だった畑を借りて不耕起栽培を10数年続けている。

7年前から白菜連作であること。

栽培に関してはほとんど手を入れない。そして収穫後は放置する。

今から1月半前には草が全面背の高さまで生い茂っていたが、草刈り一つしないでこの状態だ、と言ったったら驚かれた。

 

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大部分が枯れ草色

あの草ふじはすっかり地に伏せて種を宿している。

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土はふかふか。

肥料分が充分に詰まっていそうだとお二人も言う。

「奇跡の白菜」の生育の様子を見に、また是非来たいと言っていただいた。

 

だけどこの白菜に関して、これまで一切肥料を使ったことはないが、場合によっては今年は施肥する可能性だってある、と今は思っている・・・「奇跡の白菜」なんていいながら、こんなこといったら驚かれるかもしれない。話は続く・・・

無肥料栽培って言葉、なんか変な気がするんですよ と僕。

肥料分があるから作物が育つわけですから・・・無施肥栽培というほうがピンとくる

でも無施肥を貫くのにならよほどポリシーがなくてはいけませんよね そこは問われますよね

自然の状態で、均一に肥料分があるなんてことはあり得ないし、場所によって、肥えててよかった!ラッキー とか、ああ、ここはだめかぁ、とか、そんな感じでいいですか?

だめなところは、だめかぁとか言ってないで施肥したいなぁ、僕なら

ただ、育つということに対する概念が普通の農家とは違うから、小さくていびつな作物が育ってるけど、そこは育ってくれればオッケーというのが僕の感覚です

普通の農家ですか?・・・そりゃあ、あれですね、常に均一にしっかり耕して、ゼロベースを念頭に肥料設計を立てていくのが常套手段ですから

上達すれば作物は狙い通り育つじゃないですか そして邪魔するものは農薬を使って駆除する

・・・・

人と話をしているとよくあることだ、人間社会の構図が浮かび上がってくる。

あえて農薬を好んで使う農家はいないけれど、社会の求めに応えるためには必要不可欠なものとなっているという現実。

なぜなら、世が認める商品がそういうものだから・・・。

もしこの社会の歯車から、少しでもはみ出すつもりがないのなら否定もできない。

もし疑問を抱くなら、独歩する人にならなければと思う。

但し、折り合いながら・・・農家として歩むなら、作物が出来ない、だめかぁ、ではいけない。とりあえず作物は育てて社会参加しなくては。

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森の圃場にて

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暑い暑いと皆が言っている中で、快適に作業できました!なんていうと、よほど天邪鬼だと思われるが・・・。

 

ここは、信州の標高750メートル、森の中の圃場、通称森地(もりっち)。

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放棄林と化していた畑を、木々に囲まれるようにイメージして開拓した畑。

夏の炎天下や秋の台風時には特に違いをみせてくれるのだ。

ここでは晴れて暑くなるほど能率が上がる。唯一難題の蚊の大群がお休みなので。

 

 

こんな日は草取りが気持ちいい。

取ったそばからたちまち枯れていく。

 

さてと・・・そういうわけで、あきらめてはならぬと再挑戦だ!しょうがないなんて簡単に言っちゃいけない。

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しょうがないと諦めかけられたしょうがが日の目を見たところ。

だが土に還ってゆく仲間も多数。

どんな気分かな?

謝ったけど。

 

まあしょうが仕方がない。暑い日が続く間、草取り頑張ることで供養になれば。

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取った草も土へと還り糧となる

畑で作物が育つのも・・・数限りない死の上の繁栄なんだ

 

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スぺラルトマト2016 Ⅲ

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4種類のトマトを自家採種して作っているが、スぺラルにはやはり特別な思い入れがある

スぺラルというのは僕の命名で。

スぺラル=スペシャルでナチュラル

スぺラル=乗り越える

という意味。

 

さて、いよいよ収穫が本格化してきた。

 

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あの時の印象にあった特徴が脈々と受け継がれている。

しっかりした皮と自然な甘さ。

今日発送の「旬のセット」の目玉でした。

 

 

雨に弱いトマトの栽培では、家庭菜園をする人でさえ大半は雨除けを使うようになった。

でもこのトマトは違う。長い間、露地の自然の中で栽培されるために特化されてきたのだから。

ゲリラ豪雨さえ乗り越えてくれる!

  

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