この辺りの農家が代々”味噌豆”といって栽培を続けてきた在来種”こうじいらず”。味噌を作る際に麹が不要なほど味に深みがある、というのが名の由来という極上品種。ところが、その形状の揃いの悪さが原因らしいが、効率化の流れの中で栽培農家が急激に減少しているとのこと。
僕は味噌も作るが、この”こうじいらず”を始めて栽培した年、何より枝豆が絶品だったことに惚れ込んで、それから7,8年、ずっと作り続けている。
それから毎年枝豆の採れる時期、いろんな人に食べてもらって感想を聞くのが楽しみの1つになっている。
記憶が確かなら、かなり多くの人が、というかほぼすべての人が「今まで食べた枝豆で一番おいしい!」と言ってくれたと思う。
そうでしょうそうでしょう!と嬉しくなる。僕もそうだったので。
だから僕は、余程のことでもない限り、これからも毎年、ずっと栽培していく。
自慢でもなんでもない、いや”こうじいらず”の自慢になるのかな。それなら大いに自慢したい。
僕の手柄は何にもないが、今年は有難いことに豊作だし、こんな良いものを沢山の人に食べてもらいたいなぁと思う。
※今度の日曜日に開催される東京朝市アースデイマーケット に久しぶりに出店します。
この”こうじいらず”の枝豆が目玉です。
収穫は鮮度を大事に前日夕方~当日朝、採れるだけ採って持っていきたいと思います。
ご来場お待ちしています。