花盛り

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すごい白菜2015、準備中。

旺盛なこの草ふじが種を落とし枯れて地に伏せたところで、養分たっぷりの土に白菜を植え付ける。

 

 

・・・・

畑の様子はこのブログの前更新時から大きく変わり野菜も草も・・・特に草は気持ちよさそう。

この期間、良い風景をたくさん目にしてきたのにもったいなかった。一人で全ての農作業・・・播種、定植、草管理、収穫、出荷作業、事務処理・・・大事な夕飯作りetc・・・優先順位からブログ更新は滞る。睡眠を押しのけることはこの歳で賢明でないので。

でも、「アクセス解析」をみたら結構開いてくれてるんですからね、こんなでも。

もう少し頑張って、写真だけでも頻繁にアップできるようにしたいなぁ。 

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頑張れと言わないとは言わない

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思えば5月は毎度のことのような気もするが、今年は特に、という気もする。

旱魃・・・あ~。

今年は気温が非常に高いので余計に大変だろう、こんな時期に植えられる野菜の苗たち・・・。

息も絶え絶えのものも結構いて、でも誰もが必死に耐えようとしている。

がんばれーがんばれーと声と僅かな如雨露の水をかけて回った。

そんな様子を伝えようとも少しは考えたが、写真は撮る気がしなかった。

 

そして1週間前から待ち望んでいた明日日曜日の雨予報は、今日になって晴れに変わっている。

昨日軽トラジオからこんな言葉が聞こえてきた、5月29日はこーふくの日。

それを思い出して、5月30日でこーさん おてあげ だなぁ、なんてぶつぶつ言ってた。

 

ところで、頑張っている人に頑張れといってはいけないのだと聞くけど、これがピンと来ない僕は少数派なのかな、僕は「がんばれ」と声をかけられるとすごく嬉しくてそれを励みにするのだけど、元々の頑張りが足りてないからなのかな・・・

 

まあ、なんだか分からないけど、とにかくここは正念場、野菜共々僕ももっともっと頑張ろう。

次の雨予報は木曜日だけど、はてさてどうなるやら・・・期待はしない、失望に変わるから。

 

淡竹の蒸し焼き

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採れたての淡竹(はちく)を皮ごと蒸し焼きにします。

 

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採りたては刺身でいけるほどあくが少ないものです。

これから3週間ぐらい、ちょくちょくこれをつまみにします。

畑で昼を食べるときなんかに、焚き火でやることもあります。

 

 

淡竹(はちく)が採れ初めています。まだ出始めでほんの数本ずつですが「旬のセット」にも入りました。

皮ごと蒸し焼きにすると皮がえぐ味を吸収するらしくお勧めなのですが、皆さんの元に届くのは採ってから1日経過しているので、採りたてと同じではないよなぁ、と少し残念な気持ちがあります。

すごく美味しかった!と伝えてくださる方もいれば、少し舌がぴりぴりした、えぐ味があったと感想を頂くこともあり、一応送る際に米ぬかを同梱しています。

一緒に茹でてから筍ご飯とか、煮物にする方がいいのかもしれません。

まあとにかく、美味しく食べていただきたいです。

 

なんか、羨ましがらせたいわけではないのですが・・・そんな感じですかね。

 

先行逃げ切り

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野菜作りを始めて以来変わらないが、周りの草と競い合いながら、ギリギリ勝つ感じ、とイメージしながら最小限の手助けをするように栽培してきた。

この写真のニンニクは昨年初めて耕して植えつけたが、今は競り合ってリードを保っている感じ、収穫までひと月、最後の肥大期を迎えているが、どうやらギリギリのところで勝ってくれそうだ。

このギリギリというのがやはり良くて、一方的な勝利は望まないから、昨秋に植えてから、春先に1度ざっと草取りをやった以外まったく何もせず、おかげで競った状態で収穫を迎えるこの感じ、なんと素晴らしい、と眺めている。 

でも栽培初期(植え付け当初)は独走だったな・・・  不耕起時代はどうしても初期から競り合いのストレスに晒されたが、耕したことで非常に大きなアドバンテージが得られたから。

 

 

人間に例えてみよう。

子供の頃から過酷な環境に身を置き、揉まれ、常にハングリーで、まあこれは不耕起栽培の例だが、言ってみれば昔のファイティングスピリッツに溢れた日本人ボクサーのよう。

ボクサーに限らず、貧しかった時代にはそんなふうに育ったものだ、という日本人は多かった。

豊かな時代の現代人に比べ、強い生命力に溢れ、強烈な個性を持つイメージ。

 

とはいえ、とてつもない業績を残す人、魅力を発する人は少数派であって、幼くして潰えてしまう命、挫かれたまま終わっていく人生も数知れず、だったに違いない。

共生も競争も大事なことだけど、子供の成長を思えば、特に幼少期には過度なストレスに晒されず、ノビノビと育っていってほしいと願うもの。 

むしろ共生競争に耐えうる大人となる為にも。 

 

耕すのは、そんな作物への願いを込めてのことなのだと、最近は思っている。

 

いい感じになってきた

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昨夜も雨が降ってくれて、今日の畑の様子は僕のテンションをぐんと上げてくれるようなものになっていた。

こうして命の水を得た翌日、作物の成長は顕著だ。同時に艶々とした顔になる。

 

その他の草も確かに伸びる。これは作物以上に伸びる。

でも、それでいい。畑が生きている、という感じになる。

 

カッコウが今年初めて、盛んに鳴いていた。それは農繁期到来を告げるサイレンのようなものか。

育ち盛りの作物、勢いを増す草々、草の中土の中に溢れる虫達・・・さてそこで僕がどれだけ良い関わりができるか。

フルパワーで臨まないとすぐに飲まれてしまう気がする。だけどそこに惹かれてしまう。

特に今年は自分のコンディションの向上が自信になっている気がする。

 

まあそんなこんなで、今年も”自然農園狂想曲”を、楽しもう。

 

 

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旬を追いかけて

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連休が明け、最後の遅霜を終え、これから6月の半ばの梅雨入りまでの間が、当地では一番の農繁期なのかなと思う。

気候的にも最も動きやすい時期、高齢化の進むこの農村地域でも、この間は朝早くから夕方遅くまで田畑に誰かしら人の姿を見ることができる。周辺の景色はこの1か月間で激変する。

 

 

田に水が入り、蛙の大合唱が始まった。

 

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周辺の山の緑は日毎に深まっていく。 

そしてこの時期の旬は淡竹、ニセアカシアの花・・・

 

 

昨日のお湿りで”雨後の筍”顔を出した。

 

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採りたてはえぐ味もなく最高

 

 

 

高級食材アカシア蜂蜜のもと、風物詩ともいえる群生するニセアカシアの花

  

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毎年1度、房ごと天ぷらにして食べる

 

 

 

 

もう何年になるか、季節毎の旬を追いかけ”旬のセット”として宅配している。毎年毎年、まあほぼ同じものが入る。

あれが出て、これが出て、あそこには今あれがあって・・・カレンダーとか、この農村の風景や風の匂いとか、それで、すぐに連想してしまうようになった。

マンネリというなかれ・・・。

僕はこの地に馴染み、一体感が芽生えている。

地に足が付くとは、こういうことではないかな。

 

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定植

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一昨日、恐れていた遅霜でジャガイモ、トウモロコシ、インゲンが被害。

育苗ハウス内では恐れていたネズミ出没、枝豆、落花生、トウモロコシ、ズッキーニの種の食害。

 

 

恐れていながら対策を取らなかった自分が悪い。まあ運も悪かったな。でもまだ取り返せる。 

この結果に対する気持ちは瞬時に切り替えられた。

 

 

  

 

 

 

昨夜久しぶりにお湿りがあり、今日は快晴。

雨上がりの畑は生き生きとしているので気分も晴れる。

 

 

天気予報を見渡して、もうこれからは遅霜もないだろう。

ということで、定植作業を一気に進めよう。

 

 

 

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まず「スぺラルトマト2015」自家採取4品種のトマト類の先陣を切った。

これは思い入れたっぷりの品種。大事に育苗してきた。

定植すると少し肩の荷が下りた気はするがこれから先が本番、彼らの畑での闘い、躍動、生き様…見守らなくては。

ようやくおしめが取れた、といったところかな。

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桑の葉

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野菜の少ない今の時期の我が家の食卓でとても重宝している食材の1つが桑の葉です。

癖がなくてなかなか美味しいのです。

 

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 桑の葉の胡麻和え

 

桑の葉茶として利用されることも多いです。よく耳にします。カリウム、カルシウム豊富、血糖値上昇抑制効果等、健康オタクにも注目されているようです。

そして言わずと知れた(?)お蚕さんの食料です。これのみであれだけの仕事を・・・エネルギーの源でした。

 

さて、しっかり食べて、また明日はバリバリ仕事頑張ります。

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山三つ葉

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最近の”旬のセット”に入っています。

何年も前からこの時期のセットの目玉です。

三つ葉が~と思われるかもしれないですが、僕にとっては特に思い入れのあるものだからです。

  

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まだ東京から信州に移り住んで2年目頃、山仕事の合間に休憩していると、一緒にいた地元のおじさんが、たしかこの辺にあったな、あ、あったあった、・・・ほれ食ってみ、と言って渡してくれたのが、自生の山三つ葉だった。

噛んでみて驚いた。その風味でなんとも幸せな気持ちになり、それは大きなインパクトとなって今も心に刻み込まれている。

野菜の栽培に際しても、野性味のあるものを・・・と思うのは、そのときのことが影響しているかもしれない。

  

・・・・

 

もしかすると、田舎育ちの人にしてみれば、なんてことない”ただの三つ葉”なのかもしれませんが。

 

 

 

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胸がスカッとする言葉

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かつて、自然農の野菜販売農家という希少な存在であったが故に、僕を訪ね当て、野菜の宅配を始めることになった方が結構いる。「自然農」の取り組みに共感を示してくださった方々。

ところが僕は近頃、人は変わるんだ、こだわりは持たない、明日はわからない、とブログに書いていたりする。

はて、どう思われているか?

と、そう問おうとは思っていない。というのは、必ずしも人は物事を白黒はっきりさせたり、イエスノーを明確にすることを良しとするものでもないと思うから。

様々な要素があって物事は判断されていくことものだから・・・とはいっても、イエス寄りorノー寄りというのは当然あるなかで、続けて下さる方は現時点イエス寄りと判断してよいだろうか・・・ブログなんて読まないから、かもしれないが。

 

 

 

別に問うつもりではないから、返信する必要ありませんと書いて・・・実家が農家で慣行栽培の野菜を普通に食べて育ってきたが、疑問を感じるようになり僕の「自然農の野菜」を数年前から取ってくださるようになった方に、ブログを読んでいる確率も低い気もしたので、今の心持ちをメールで送った。いずれにせよフェアな関係でなければいけないと思ったので。

ありがたい爽やかな返信メールが届いた。

この方はちょうど同じようなところにいた。

 

尊敬する方がおっしゃった、ということで紹介されていた言葉が素晴らしく、その感動の勢いからこの記事を書いてしまった。↓

矛盾など普通だしあって当然でたいしたことではない

 

・・・ 

スカッ!と抜けてる。 

 

ツヅキハナイデース

 

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山菜飯

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今日は1人夕食。

手軽なところで、宅配の皆さんにお奨めしているシンプル贅沢「山菜御飯」にしよう。

 

 

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山ウドの葉を刻み甘辛炒め

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炊き立てご飯と混ぜ合わせ

 

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庭から山椒の葉を摘んできて乗せた

 

ではいただきまーす

おーぅ 

デリーシャ~ス!

ツヅキハナイデース

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リフレッシュ

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いつも仕事ばかりだが、今日はちょっと遊ぶ。

早朝上田市太郎山登山。全行程3時間余りとちょうどよい塩梅。

清々しい新緑の中の登山は心身にとても良さそうだ。

登りは快調だったが、下りはかなり膝にきた。

普段肉体労働し、足腰も使っているようでも膝は相当弱っているなぁ。

夜は僕の希望が通ってカラオケの予定。

※GW期間中のリフレッシュタイム!

※GW・・・(がんがん)(work=働く) 

 

 

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病に効くという苦い湧き水 ・・・持病に効くかな 

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ツヅキハナイデース

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2015年 3分の1経過

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早い。

歳取るほど時の経過が早くなるとはいうが、それにしても早い。

1月は、いく。2月は、にげる。3月は、さる、だから早いのだと幼稚園の時、みずま先生に教わった。当時22歳の超美人女性だった。40数年前、うむ、そういうことはよ~く覚えてるのだ。

 

で、4月も終わった。(疾走する)。で、5月もgo=(さつきさっさといく)だろう。

 

 

まあ、日々充実感を持って過ごせるならそれでいいのだ。

大事な1日を無駄にせず、しっかりと頑張ろう。

 

 

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自慢の竹支柱に豌豆の蔓が絡んできた

 

ツヅキハナイデース

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ゲッティング・ベター

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走り読みした新聞にポールマッカートニー日本公演大成功とあった。

なんだかとても嬉しい。

高校時代辺りビートルズばかり聴いていて、まあ僕はジョン派だったけど・・・。

 

「ゲッティングベター」はポールがリードボーカルのビートルズナンバーで1番好きな曲。

よく口ずさみ、だんだん良くなる、良くなる、と自分を励ました。

 

 

・・・・  

 

はびこった宿根草対策にトラクターでの耕起をお願いしてあった圃場を久しぶりに覗くと、表層部分2,30センチ程、多分バックホーで綺麗に削り取ってあった。 

 

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重機とはいっても、1反部のほぼ全面の作業は大変だったはず。ご厚意本当にありがとうございました。

  

さて、12年間不耕起栽培を続け蓄積されていた部分はなくなり、固い粘土質の鋼板の様な状態。 

さあここからまた積み上げていく。 its getting better ♪

ツヅキハナイデース

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奇跡のサンチュ

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畑ですくすく育っている「こぼれ種」のチマサンチュ。

今タマネギが育っている圃場で、いつの間にか貧相なタマネギ苗を凌駕してしまった。

もうすこしで収穫といったところ。

セルトレイにちまちま種を播き育苗している(ちま)サンチュはこの半分ほどの大きさである。

普通にマルチなしの露地直播きで4月中に収穫できるんだなぁ、これを見れば。

 

よく言われる「こぼれ種」そのものをへの称賛、という気持ちではないけど、ここを目指さなければと思う。

無数にこぼれた種の中の最優良種、そして発芽、生育のための環境が、たまたま、ただこの1株のためにドンピシャで整ったかのような運命の巡り合わせ。

だが、「奇跡のチマサンチュ」と憧れるだけじゃいけない。栽培のお手本を示しているのがこれ、ということだ。 

ツヅキハナイデース

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本日の目玉は椎茸でした

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4月に入ってから雨がよく降りました。

作業としては若干マイナス面もありましたが、作物にとって雨は有難いものです。

 

 

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原木栽培の椎茸の発生もよく、これは今日発送の「旬のセットに」に沢山入れることができました。 

 

 

 

少し前には貯蔵野菜ばかりのセットでしたが、だいぶ”旬”を感じられるものになってきたかと思います。

 

まだ野草山菜頼みのセットではありますので、”旬”の野菜をはやくラインナップに加えたいものです。

 

予報では、これから晴天の暖かい日が続きそうですので、発芽の揃った葉物野菜の生育に期待しつつ、作付けの作業もがんがんやっていきたいと思います。

 

持病

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夜中、右足の親指辺りに激痛。

例の持病が出た。

暫らく耐えたものの、あきらめて保管してある痛み止め薬を服用した。

次第に痛みは引き、また眠りにつくことができた。

少しの罪悪感は感じるのだけど科学の有難さには感謝するしかない。

これでまた今日もしっかり働ける。

 

えつおさんから頂いたコメントにあったが、人間の生も死も自然界の連鎖の中の1つに過ぎず、やることはただ命を全うすることだけ。大きくいえばそういうことになるだろう。

ただ、その命の全うを真面目にやらなければ、せっかく生きている意味がないのではないかと思う。

病気で早死にする人、交通事故で亡くなる人、自然災害で亡くなる人・・・いろんな生き死にがある。1ついえることは、自然と調和できなければ、必ずそのしっぺ返しがあると思う。ありきたりな言葉だが。

 

薬を飲むときに感じる罪悪感は何に対してだろう。それは、その調和から外れてしまっていることに対してではないだろうか。

人の体は有機物の循環の中にある。

人の心もそこに調和しなければいけない。

 

調子に乗ってると、持病が出て気づかせてくれる。

 

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昨日は桜の急な開花に触れました。雨が多く、そして気温が一気に上がった昨日から今日にかけては他にもあちらこちらで驚くような急展開となっています。

 

その1つがこれ。 

 

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コゴミ。

大好きな山菜です。

前回の出荷があった火曜日、つまり3日前には頭を見せる気配さえなかったのに、なんと一気に大発生(なんか変な表現?)。今日発送の箱の中にも沢山入れることができました。旬は短いですが今月いっぱいは採れるだろうと思います。

年々ぐんぐんと増えてきていて、これは僕の大きな幸せの1つです。

 

けちけちしないで沢山入れられるような、こういう状況が何より嬉しいのです。

 

野菜もそう願いたいものです。

 

でもそんな気持ちが先走ると、肥料ドバドバやりたくなるでしょう。そのうちに化学肥料にいくかもしれない、こだわりなんてないといっているのだから農薬に手を出すかもしれない。それでもきっと喜んでくださる方はいるだろう。

かなぁ・・・。本当に望んでいるものを、言葉で表すというのは実はとても難しいなぁ、と感じます。

 

明確な理由に基づいて何かを望むというものでもないんでしょう。

何故だかははっきり分かりませんが、上記の栽培方法に行き着く可能性はないなと、そう思えるのです。

なんだか・・・ 何を伝えたいのかもよく分かりません。

 

まあとにかく、野菜を取ってくださる方と自分が、共にハッピーになれるような出荷が毎回できるように、頑張りたいと思います。

 

竹支柱

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自宅近くの広場にある桜。

突然というぐらい急に満開になっていて驚いた。

ほんの2,3日前は3分咲きぐらいだったのに。

  

 

 

 

  

畑では 

今年も  

 

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紐要らずの竹支柱を制作中。

楽しいんだなぁこれ。

  

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人は変わる

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こだわりなんてほとんど持たない。

”こだわりの野菜作り”ではない。

”頑固な職人肌”でもない。

”虫も殺さぬ自然農法”じゃない。

 

明日は何を思うだろう。

そして何をするだろう。

明日の自分に身を任せたい。

 

僕はこんな人間です。僕はこういう栽培してます。ああ言いたくない言いたくないそんなこと、イメージを唱えたくない。

明日は違う自分に変わるかもしれない。

 

こだわりってすごいのか。

道楽か商売に使う言葉じゃないのか。

こだわりで命を懸けたりしないだろう。

ん?・・・あっ!

するかな。

 

・・・・

 

かなり前、12月、あれは結婚式の1週間前だったが、林業従事者として当時の職場、山奥でのこと。

現場近くにテントを張り、昼は班員皆で持参の弁当を食べるのだが、その時には薪ストーブを焚いて暖をとる。その焚き付け係を僕はその日していた。

この仕事は責任重大だった。一足早くテントに戻り、皆の到着までに手際よく火を熾しできるだけ早くテント内の温度を高めておかなくてはならない。

それなのに最初の焚き付けがうまくいかず、火が消えかかってしまった。

そこで、機械に使うので持参しているペットボトルに入ったガソリンをパッと振りかけて火をおこそうとした。実はそんな危ないことそれまでにも何度かやっていたのだが、この時は気持ちが焦っていたせいか手元が狂ってドバっと出てしまった。

次の瞬間ストーブの中の僅かな火が轟音を立てて大きく膨れ上がり飛び出してきたのだ。

何とか消そうともがくほど火は大きくなり・・結果テントは全焼、顔面大やけど・・・。火の上がり方と現場の地形からしてとんでもない山火事になってもおかしくなかったが、全くの無風であったことは不幸中の幸いだった。

運ばれた病院で顔を氷で冷やしたが、病院嫌いの僕は帰らせてほしいと言った。氷で冷やすことはうちでできるから・・・ 帰るにしても絶対にやっておかなければいけないことがあるとドクターは言う。これだけの火傷をしているということは火の熱を吸い込んでいるだろうから注射を打たばければ。時間と共に気道が腫れてきて塞がり死んでしまう(かもしれない、というよりもっと死ぬ確率が高いような言い方だった。脅かしのつもりもあったのだろうが)

で僕は何と言ったかというと、

「いや、そんなの打たないでいいです、帰ります」

「え!何言ってるの?命がかかってるんだよ」

「いや、いいです、変な薬入れるくらいなら死んでもいいです」

「・・・オホン、わかったわかった、頼むから1本打たせてくれ、すぐ終わるから」

「いやです、帰ります、では」 

・・・・

 

 

薬を飲まない、体に入れない、そのことにこだわっていた時期だった。

そしてこの時まで結局15年ぐらい続いてたな。

こだわりのために命もかけられたなぁ、その頃は。

考え方、今では120度ぐらい変わってるかな。

友人に、最近言うことぶれまくってない?と言われ、まあね、と答えた。

まだまだいくらでもぶれてやる、と思いながら・・・。

 

 

足りない頭で思いついたこと、こうしてブログに書き綴るけど、何かメリットあるのかな。デメリットが大きいようにも思うけど。

わからないけど、足りない頭の持ち主と知ってもらえればと書いている。

立派で一途とか思慮深いとかなんか素敵なイメージとかあるなら壊れてしまえばいいと思う。

足りない頭で、自分語ったり、うんちく語ったり、能書き垂れたり、気取ってたり、胡散臭かったり、するよね、って感じでいい。

でも妙なる畑(?)でなんかいつも必死こいて考えたりしてるのは確かみたいね、って感じだけ伝わればそれで。 

 

 

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(さらに…)