連休が明け、最後の遅霜を終え、これから6月の半ばの梅雨入りまでの間が、当地では一番の農繁期なのかなと思う。
気候的にも最も動きやすい時期、高齢化の進むこの農村地域でも、この間は朝早くから夕方遅くまで田畑に誰かしら人の姿を見ることができる。周辺の景色はこの1か月間で激変する。
田に水が入り、蛙の大合唱が始まった。
周辺の山の緑は日毎に深まっていく。
そしてこの時期の旬は淡竹、ニセアカシアの花・・・
昨日のお湿りで”雨後の筍”顔を出した。
採りたてはえぐ味もなく最高
高級食材アカシア蜂蜜のもと、風物詩ともいえる群生するニセアカシアの花
毎年1度、房ごと天ぷらにして食べる
もう何年になるか、季節毎の旬を追いかけ”旬のセット”として宅配している。毎年毎年、まあほぼ同じものが入る。
あれが出て、これが出て、あそこには今あれがあって・・・カレンダーとか、この農村の風景や風の匂いとか、それで、すぐに連想してしまうようになった。
マンネリというなかれ・・・。
僕はこの地に馴染み、一体感が芽生えている。
地に足が付くとは、こういうことではないかな。