頑張ろう!

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経済的事情から、植木の手入れを断ってきた方がいたと、昨日少し書いたが、それぞれ家庭が生活を続ける中でその点が最重要なことは確かなこと。

野菜を取ってくださっていた方から、時々、そのような(断りの)連絡が来る。そういう時は少し落ち込むが、まあ、仕方が無いこと。そして、自分にも足りない点があったということと考え、更に頑張ろう!という材料にする。 

常に家計は取捨選択を迫られ、きっちり優先順位をつけるもの。そんな時代に浮遊するアベノミクスに期待を寄せる風潮がむしろ心配だが・・・。

   

植木の話に戻るが、植木屋の未来像は芳しくないような気配を、この冬は特に感じた。

年寄りでない若い世代の大半が、庭にある植木にお金を使うことに対して、勿体ないと思っているに違いない。

従って家計の優先順位でいえば相当下のほうだろう。 

そんな中でも、喜んでいただけるような仕事がしたい、その思いを胸に庭を回った。

そして、仕上がりのきれいなことで、喜んでいただけた面もあったとは思うが、それ以上に、心から喜んでいただけたのは、僕の料金設定は格安だからだ、と正直そう考える。

 

もしも相場の値段を設定した場合、頼まれる数は半分以下になるに違いない。

本職なら、僕の値段では、生活が苦しいはず。そのうえ、「植木屋頼むと高いから」と木を切ってしまう人も増え、仕事数自体が激減しているのが現状なのだ。

なりわいとする仕事において、適正な値段設定で、それを顧客に選択してもらうことによって初めて暮らしが成り立つ、というのがこの社会で生きていくことなのだから、あらためて、生活とは大変なことだと思う。 

  

では、僕の本職農業はどうか・・・

食べなければ人は生きていけない。食べるものの優先順位は、植木と違って、本能的な欲求に根ざしたものなのだから、低いということはありえない。 

農業に携わっているということは、それ自体大きな意味で常に人々の選択肢の中に入っているといえるのではないか?違うかなぁ?え?・・・そう?

んなら、それなら、充分やっていける、生きていけるはず、努力次第!頑張ろう!

今年も無事にラストガーデン

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2月最後の日。

快適な暖かい陽射しの1日。

今年度の、多分最後の庭仕事をした。

やはり経済的事情から、とやめてしまう人も居たが、この冬もまた施主の方々の笑顔をたくさん見れて、これはまた1年の活力源。

大怪我に懲りて以来、5年連続で三脚から落ちずに終えて、ひとまずはよし、と。

 

さてさて、区切りのいい月初めをきっかけに、農業に一気に取り組もう。

今まで2月中に蒔いていた種も、今年は敢えて蒔かずにいる。育苗ハウス内の整理や温床とか床土の準備とか、そういった準備も未だ手をつけていない。だが抑えて抑えて過ごしてきた分、モチベーションは充分すぎるほど高まっている。「旬のセット」も早くお届けしたい。

 

エネルギーを畑に傾けよう。

このブログもタイトルが"畑で生きる様”に変わったのだし。   

Garden228

ヤク抜き

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朝~
悔しい思いが抜けない。
あの時、相手が体を預けてきたあの一瞬、サイドステップ踏んで左アッパー、という頭に浮かんだイメージに身体が反応してくれなかった。
イメージがくっきりと描けた分、ついてきてくれない身体になってしまった事実と、そうしてしまった自分に対して悔しい。
いや、過ぎたことはもう変わらない。これからどうするか・・・。
わかっている。やることはただ1つ、練習あるのみ!
 
 
って何言ってんだろ。
切り替えろ!切り替えろ!
こりゃあ麻薬のようだ。
つい、出来心からジムに出向いたところから、ずぶずぶと浸りきってしまいかねない。
 
他の事に没頭するんだ・・・。 
 
 
昼~
薪積み 
Makidumi223
 
 
 
日中-4℃で吹雪く中だったが、とにかくダイナミックに動こうと頑張ってやっていたら、天気も晴れて気も晴れた。 

始動

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現代人がバランス良く生きるという中で、欠落しやすい点だと常々思うのが、ちょっとした肉体の疲労を嫌悪し拒みがちなところだと思っている。

検診結果にびびったということはないが、とにかく目いっぱい動くぞ!という意識が呼び起こされている。

厳しい寒さ続く中で、今日は殻を突き破ってしまった、久々に。

 

いやしかしこれは、冷静な頭では信じがたいような衝動に身を任せてしまっただけのことだ・・・。

車飛ばして30分の場所にある格闘技ジムに体験入門してしまったのだ[E:t-shirt]

 

ストレッチやシャドウ、ロープ等でじっくり汗をかこうと行ったのだが、暫らくすると、口が勝手にしゃべるように”マス(マスボクシング)かスパー(スパーリング)やってみたいです・・・ わかった、いいよぉ と、ああ、よ~く怒鳴られずに澄んだ、あの会長、相当の大物だな。

 

グローブ着けるのは10数年ぶり、20も歳の離れた選手と攻防戦繰り広げ、意のままに動かない顔や身体にパンチ打ち込まれる。

かわるがわる、最後3人目は大物会長が自ら豪腕を振るった。受けたパンチでその実力の程を思い知る。

久し振りの脳が揺れる感覚が懐かしい。なんていってる場合じゃない、更に頭悪くなるな。

文字通りプッツン状態で続けてマジファイト挑むが、悲しいかな身体がついてこなかった。更に2,3発追い討ちかまされて終了。

で、・・・・・なんや? 始動、始動? ・・・・わからんよーなってもうたー。

検診結果

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年に1度受けている健康診断の結果が出て、幾つか問題があり、要治療と言われた。

いろいろ脅かされたが、自分の気持は決まっている。そんなもの(治療)しない。

数値に問題あったのは、不摂生の続いた正月明けの検査だった為、以前に比べれば生活が慢性的に運動不足化しているため(仕事がぬるい!)。

あと、食事が不規則、早食い・・・食に関する仕事をしてそこを大事だという意識を持っているにもかかわらず、時間を掛けずに済まそうとついつい考えがちなところ。そこが問題。

自分で自覚しているそれらの問題点を改善すればいいことなので、なにも医者行って、薬もらって、それを生涯毎食後かなんかに飲むなんて、それで仮に、死ぬまでの年数が増えるとしても御免だし! 

説明してくれた保健師(?)にそう言ったら、苦笑いで首かしげていた。

いや、まあ、ありがとうございます。この検診、自己管理、真剣に頑張ろう!という気持にさせてくれて大変有意義でしたので。  

黒豆味噌

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朝起きると、予報どおりの雪模様。     
 
Yukigeshiki218 
 
今日は味噌作りの日にすることを決めていたので、準備は万全に整えていた。
いつか、だいぶ前に、起き掛けの思い付きでやった時は、浸水や湧き水汲みから初めて、ようやく煮豆を始めたのが夜。ひたすら待って日付変わってから必死になって豆を潰していたことがあったなぁ。あの頃はまだミンサーもなかった。今思えば若さがあったな・・・。  
今はあの頃と比べて、何ごとも段取り段取り、と考える癖がついているように思う。まあ、それは、いいことだろう。 
 
今年味噌用に回した大豆の9割は黒豆になった。
そして、残りは”こうじいらず”。 
ここについては計画性がなく、いつも行き当たりばったりで味噌用に回る豆の比率が決まるので、今年は”黒豆味噌”(響きがいいなぁ)になっちゃったわけだが、却って1年後がとても楽しみ!
 
例年は大体、青豆と黒豆を半々、或いは6;4、せいぜい7;3ぐらいになっていたはずだから”合わせ豆味噌”。それしか作ったことがなかった。 
 
Kuromamemiso218

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信濃毎日新聞主筆、中馬清福氏の講演会に行く。

主催は憲法9条を守る会による。

Kouennkai216  

中馬氏77歳というのに、矍鑠として、とても筋の通った気持のよい話しぶり。

ああ、素晴しい。これは勉強になる・・・

内容も勿論だが、僕はこういう毅然とした年配者が好き。

心には尊敬の念と共鳴。

が、急にいけない。途中で病気が出てしまった。 

張り詰めた静寂の中で1人、くっくっくと笑い止らず、脂汗をかきかき、逃げ去るように会場を後にした・・・。

カミングアウトすると、そんな奇病持ちである。

実は、この症状は頻発するので、もしやボクシングで打たれ過ぎて頭のねじの1,2本緩んだか、と思ったこともあったのだが、それ以前の小学校低学年~中学、高校の記憶の中にも、数回はこんな情景があったことを思い出し、ねじは後天的に緩んだわけではなく、元々ねじ山がないのではないか、と・・・。

克服はしたいが、出ては困ると意識しすぎてしまう為、逆に出てしまう悪循環かもしれない。これが一種の恐怖症になってしまっている。

救われるのは、畑に居て、作業をしている時なら、自分の精神について、僕はまるでノープロブレムと感じるのだ。

それって所謂森林セラピーのようなものかな。ふむ、草畑セラピーとか。 

Shasoukara216

ピリリと澄んだ空気に、青い空、白い雪。静寂でもこういう中でならくっくっく笑いはでてこないが・・・。 

1人で生きる訳ではないから・・・

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難しいのはそこだ。
僕が足りると思うことが、家族は足りると言うか、社会は足りると言うか、というところ。
 
この感覚の共鳴は相当な難題であって・・・相手に合わせるか、我が道を行くか、その間に入り、いかに調和を取るか。
何処で自分は満たされるのか・・・。
 
社会の中で生きていくにあたって、”貪欲”であることが重宝されることを見聞する。
社会の発展や成長という言葉は拒否反応を起こしてしまうが、自尊心を育てる為、自己実現の為、自分自身の幸せな人生の為、それら一括して人間の本能の為、と言われれば、そういう要素もあると思う。
目的、目標の設定と、そこに向かっていくことの大切さを、先日語り合ったKちゃんは言っていた。 
なるほど、そこを追い求める貪欲さを持て、という論理には説得力があった。 
 
一方で、僕が大切に思う「足る知る」という言葉。凄く感覚的な言葉だと思う。 
同時に、そこには”快”(心地よさ)が存在していると感じる。
 
足りないと思えば不快になる。
不快だとしたら我慢になる。
我慢は良くない、と人は言う。
人は皆、もう充分!という”快”を求めて生きているのかもしれない。
改良、改善、もっともっとと。
 
文明といわれるものが、凄いスピードで進み、そこには大きな価値が見出されている。
時代は便利さを追求し、便利を覚えるほど、山積みになる不便は葬り去られる。
だから僕は今の身に持つ以上の便利は、なるべく手に入れずに生き”られる”ことを願う。
”られる”といったのは望まずに手に入ってしまう便利があるからだが、それよりも時代に葬られていく不便の中に、本当は宝がいくつもあるのだから。
 
例えば、1つ大きなものとして、身体能力とか反射神経、直感といったもの。
人間が地球上に誕生し、数え切れないほどの他生物と共に営む暮らしにおいて、そこから離れるという絶望を迎えない為に、何より失いたくないものなのではないか。
 
足るを知り、大切な感覚を失わずに生きていくこと。それが、個人的だが、僕の目標と言えば、けんちゃんどう思うかな。
対社会に関しては・・・そこで貪欲にならなくてはいけないのかな。 う~む書き出しに戻ります・・・。
 
 
さてと、雪かきに行ってこよう。
市の予算で、この冬は除雪車による除雪が縮小され、僕は良いやと思ったけれど、この山には高齢者や女性単身者も居て、そういう方は理不尽と思うはず・・・。
ともかく、身体一杯使って雪かきしよう。
大分身体がなまっている。 
 
Karennda
 
 
しかし、早いもんだ
もう2月中旬、1年の7分の1過ぎた
1月はいく、2月はにげる、3月はさる
だから早いんだって、
幼稚園の時、みずませんせいっていう
すごく美人だった先生が言っていたっけ
40年前か~およよ
さあ雪かき!   

計画伐採

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薪用に畑内"造林地”のニセアカシアを伐採。

野菜栽培圃場への日当たりの加減や暴風効果も考えながら、永続する自給燃料供給地としてのl機能も整えながら・・・。

 

自分の範疇において消化できる、こういう小さなスケールの仕事が、やはり性にあっていると感じる。 

感覚としては、足るを知る、ということ。

そこから離れずに、丁寧に生きたい。

 

Bassai28_2 

心の準備

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宅配出荷は休止中、育苗開始までの3週間ほど、形としては農業を離れる、だが、ここは大事な準備期間になる。

 
畑や種や道具、身体と心。
 
準備すべてよし[E:sign01]と気力充実で新たなシーズンを迎えたいものである。 
 
 
 
かみさんの出稼ぎに便乗して、東京小旅行へ。
これは、1つ心の準備を兼ねた。 
 
Tsbaki25  
 
おお、やはり違う。東京は春でした[E:tulip]  
 
 
が、目当てはリフレッシュだけではない・・・。
 
 
 
”遠くの視点”に触れることで得られることがある、と思う。
自分の仕事、作物のこと、自分自身について、身近な、同調をベースとした、そんな関係ではない人との会話から浮かび上がる、新鮮な気づきが。
 
そんな期待を在京の旧友に託してもいた。 
 
 
現状を不満、或いは不安と思っているものではないが、視野を広げることの意義はあると感じている。
ネットサーフィンで得られるものなど、たかが知れている。
 
 
 
Kちゃんは変わらず理知的だった。
想像通り、クリアな視点の持ち主で、サシ飲みが何とも楽しい。僕は彼との会話から自分の課題、課題というか特徴を理解することができる。
壮大な夜景を背景に、言葉がセンシティブに細胞の中に染み渡っていくような感覚だった。
人口的な産物の極地、といえるその場所は無機質で、妙に澄んでいて、その時の僕には心地よかった。 
 
 
Yakei25

宅配終了

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「旬のといえないセット」の発送は今日でラスト。

レパートリーの選択肢はなく、今月は同じものばかり送ってしまったが、自家製味噌に関しては、「今までの人生で食べた味噌の中で1番美味しい」と電話で伝えてくださった方をはじめ、今年は特に「おいしい」と言ってくれる人が多くて、皆に毎回入れたけど、きっと喜んでいただけたんだろうな、という安心感になっている。

 

さて、これから生命の活動は加速してくる時期、しかしここで僕は、はやる気持を抑えながら、少し落ち着いて、そうそう味噌仕込んだりもありますね・・・ しっかり体制を整えて、準備よろしく雪解けの「旬のセット」で再開したいと思います。

また、宜しくお願い致します。

 

太陽

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太陽はただ、ずーっといつも、同じ場所で同じ風に、熱く熱く、明るく明るく、存在しているだけなのに、大きな愛を感じるものだなぁ、この時期は特に。

昨日より1分早く現れて、昨日より僅かに強く、1分遅くまで照らしてくれて、雪を溶かして、地面を温めてくれて。

気温はすぐに上がるわけではないけれど、生命量というもののフェーダーは秘かにぐぐっと数値を上げているだろう。

反射した陽射しがキラキラとして眩しい。その中に連鎖の気配を見つけることができる。何処からか微かに漂う香りが、本能をそそる。

1年で1番寒い今は、本来もうじっとしている時期ではないようだ。 

僕のそわそわにも、訳があるのだな。 

 

 

よく、太陽みたいな人、といわれる人がいるが、それが今、これを書いていて腑に落ちた気がする。

不動心、不動体、ただ自分のことを一所懸命、熱く、明るく・・・ そんな人が結果として他者を支え、導く人かもしれない。

 

そんな人にわたしもなりたい・・・

 

程遠いな。 

 

 

Taiyou1.28

 

待ち遠しい

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今日の発送を終えて、定期宅配の発送はあと1回になった。

貯蔵室の野菜も少なくなって、今月一杯で少しの間(?)"お休み”である。

 

畑一面の雪はまだ融けることも無く、明日はまた雪の予報だ。

 

そんな農閑期、少しゆっくりと過ごそうかな、という思いもあるにはあるが、もう片方で、わくわくどきどき、待ち焦がれている自分がいる。

夕方、5時半を回っても明るいのをみると、春も近いな、なんて思ったり。

 

ふっふっふ、今年いつもに増して、前のめりなのには理由があって、それは、ある”閃き”があったからなのだ。

それが何かは触れず、出し惜しみしておくが・・・。

 

元来思いついたことはすぐやりたいタイプの僕なので、自然に寄り添う農民らしく、と、はやる気持はぐっとおさえているものの、どうも落ち着かずに過ごしている。

どっしりとした大きな器を持つ人に、いつかきっと・・・僕はなれないな、と自覚しながら。

 

 

”閃き”についてはいずれ、このブログに記すことにもなるでしょう。

栽培上の結構重いところなので。 

 

ただ、今のところ頭の中で考えていることなので、実地でどう転ぶか、どう感じるか、それはなんともいえない、まあ、なんともいえないだけに早く試してみたい気持ちなのです。

 

う~ん、待ち遠しい!

アナタも? 

 

 

Yukinohatake1.25

 

 

 

 

 

四季のある悦び

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歳を重ねるごとに、そして自然豊かな田舎に移住してきてからの、さらに農民になってからの年数を経るごとに、その悦びは大きくなっている、と感じる。

最近は、暑くていやだ、とか、寒いのは勘弁、とか、雨ばかりで堪らん、とか、言わなくなった、と思う。 

 

 

Takibi1.23

プライベートゲレンデ

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まいにちまいにちさむいので、はたけにゆきがつもったままです。はたけはさかになっているのでスキーじょうみたいです。ゆめちゃんのかぜはだいぶなおって、かわりにぼくがかぜっぴきですが、がんばってそりあそびをしました。すごくつかれました。あせをいっぱいかいてすっきりしました。

きょうははやくねてたくさんねてはやくなおしたいです。

またあしたゆきがふるそうです。またあそびたいとおもいます。 

 

Soriasobi1.20

 

 

嫌なおっさんに

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今日は誕生日で1つまた歳を重ねたが、嘗て自分が抱いていた、歳を重ねるごとに人間が熟成する、かのような幻想は、もはや消え去っているので、期待する自分への思いも無く、唯の1日を、自分に正直に過ごしただけ。
 
あるお店のレジ。
一瞬の早業で取り出したレジ袋に商品を入れたところを見逃してしまった。
 
あ!!すいません、袋要らないです とあわてて言ったそのタイミングがお気に召さなかったとはいえ、
「それは先に言ってください!」なんてブスっと言われたら、普通はどう対応するのだろう・・・
嫌なことでもあったのか、とか、こういうトンマは相手にしない、等と思いながらクールにその場を去っていければ、カッコいい、そんな人になりたいとは思うが、僕は違ってしまう。
 
「この店、レジ袋削減キャンペーンやってるって放送、流れてたけど違うん?言うのが遅れたからって何故そんな態度だ?変だろ?テープ貼りは確かに面倒だろうが・・・あ、いいや、店長、店長いますかー!!
「あ、スミマセン忙しいところ、このお店がレジ袋削減キャンペーン中とは思えないですが。この人のレジ打ちと袋詰めのスピードは達人かもしれないけど、これでは逆に”袋要りません”というタイミングが測れない・・・」
 
ああ、今こういうのクレーマーって言うんだよな、なんて思いながら、どうにも腹の虫が落ち着かずに止まらずに・・・。
 
イイヤ別に、嫌なおっさん、うるさいじじいになっていくのも。人から見て"良い人"にならなくても。
そう腹を括って虫を治めた誕生日。
 

迷い

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きのうおおゆきでした。

ごきんじょさんがはかってみたら、25センチつもったそうです。

ぼくはたのしいきもちになったんだけど、ゆめちゃんがかぜをひいたので、ゆきだるまとかかまくらとかつくれませんでした。

でもなおったらつくりたいです。そりあそびもしたいです。 

すごくさむいのでしばらくとけないかもしれないです。そうしたらあそべるけど、ほんとうはゆきもとけてほしいです。

すごくあぶないからです。

どっちがきぼうかまよいます。

 

100年 120センチ

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ある知り合いの胡桃の木、推定樹齢100年、直径は長いところでは約120センチ。

ここは胡桃の名産地だが、NHKの特集でもかつて全国に紹介されたとかいう有数の巨木の伐採を依頼された。 

あまり気乗りはしなかった。御神木と言いながら、切ってくれ、なんて・・・。

実際木の前に立って、その風格に感じ入ってしまう。ああ人間とは実に人間的な理由によって、いともたやすく他生物の命を絶つんだからな・・・ いやしかしここは去来する思いは胸にしまいこみ、といいながら、料金までちゃっかり設定している俺って・・・ いやいやそんな暗~くなるような気持ちは消去して、職人の使命(?)を果たしたわけです。  

 

Kurumibassai1
Kurumibassai2
Kurumibassai3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

任務は運び出しまで。

1メートルに玉切りしてもチルホールの力を借りなければビクともしないほどの重量がある。

よく、人間は80%(だったっけ?)は水分である、なんて聞くが、木だって変わらないな。

生きるっていうのは、瑞々(水水)しいってことなんだな。しかしこれだけの巨体を満たすために吸い上げていたその水の量って一体どれほどなんだろう。

木の根は偉大、自然は神秘・・・なんて、また哲学者(?)が顔を出す。

真冬日に、汗だくになりながら。

 

・・・・

 

さて、命を断ち切られ材木となった御神木様、からからに水を抜かれ、蒔となって灰となり、地球の中心に還っていくんだよね。