旬のセットの主役

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旬のセットというからには、本当は旬のものばかりでセットを構成できればいい。だがなかなかそうはいかず、せめて箱の中に旬のオーラを発散している主役1つ2つは必ず入っていなくては、と思う。

旬というものは地域の気候とリンクしてやってくる。そしてその移り変わりは目まぐるしい。

 

ついこの前は淡竹が旬だった。

淡竹は今も採れることは採れるが明らかに違っている。

その後桑の実が旬を迎えた。採れ始めからちょうど2週間が経った今日も山のように採れたが少し違ってきた。

”旬”の期間というのは2週間、という気がする。

 

そして旬のセットを購入してくださる方、隔週の方が一番多い。

だから、前回はあれとあれが旬でした、今回の旬はこれこれです、次回の旬は・・・お楽しみに・・・といきたい。

自然の恵みを拝借して野草や山菜中心のセットとしている春の時期はそんな感じである。

まあ自然の旬がそうなのだから、これはある意味当然のこと。

 

で、その延長で野菜を栽培し農業をしたいとの思いで「自然農園」を屋号にもしているわけだが、気候に合うタイミングを計り、自然でないものの種を次々と播き、自然のコントロールもしながら、切れ目なく旬を生み出すという作業。この難易度は相当高い。

自然と栽培を考え時々わけがわからなくなったりもする。

だけど、旬だ!というオーラに五感が触れたとき、いやなことも何も一切合切忘れられてしまうほどの感動を味わうと、こんなにいい職業ないかもしれない、と思ったりするのだ。

切れ目なく次々と、まではいかなくても度々のそんな感動が旬のセットに少しでも詰まってほしい・・・

 

 

さてさて、今日畑で旬と感じられるものが2つ、ありました。

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ズッキーニと

Sanchu  

サンチュ

 

今日のセットに入りました。

ズッキーニは長く働いてもらいたいので、早採りの小さめの実を採っています。

旬とはいえまあ高卒ルーキーみたいなもの。身体が出来上がっていないので今酷使せず大事にしてあとで爆発してもらいます。

サンチュは焼肉とセットのイメージですが、旬の柔らかい葉は癖もなくサラダ菜として絶品です。

 

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まだ死ななかった

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昨日のことだが、今年初めて蜂に刺された。

スズメバチだったのでかなり痛かった。

蜂の巣をケツで踏んづけて潰していた・・・。

 

 

畑の小屋の中で弁当食べようとしたとき、棚の上に寝袋が見えた。

それを座布団代わりにしようと思いつき広げて座ったら、そこに作ってあったらしい。

その寝袋を取り出したのは今年になって初めてだったが、まさか蜂の寝袋だとは・・・全く思いもよらない。

子育て中の我が家を潰された親蜂の怒り、強襲は至極当然!! 

・・・ 

前職林業従事者時代に刺されまくり、今度刺されたらアブナイよ と抗体検査をふまえドクターに脅かされてからスズメバチに刺されたのは3回目。 

あぁ今度こそヤバいかな、アナフィラキシーショックで死ぬなら15分が目安、さて運命は?なんて思いながら時間を過ごしたが、アレルギー症状はほとんどでなかった。おかしいな何故だろう・・・拍子抜けといったら”バチ”があたりそうだが・・・。

 

 

おそらく、”アブナイ”は15年も前に言われたことだから、時間が抗体を消してくれていたということだろう。一生残るものだと聞いてそう思い込んでいたが、そうでもないのかもしれない。

 

 

まあしかし、死を身近に感じそして生に戻るというこの感覚にはかなりのリフレッシュ効果がある。

成長過程での不慮の事故により鶏のエサとなってしまった蜂の子の運命。

今回まだ生を歩む権利を得た僕は、その分も頑張ろう!

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畑の様子

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梅雨入りはしたのですが爽やかな天気の良い日が続いています。

作業がはかどるので有難い・・・日は長く、そこまで暑くもない良い条件です。仕事は山のようにあり、それを1つ1つクリアしていく楽しみを十二分に味わっています。

夕飯作って食べるともう10時ぐらいになるし、朝は4時から明るくなってくるし、ブログ書いてる時間はなかなか捻出できなくなる季節です。滞っていれば健康で順調だと思っていただけたらと思います・・・。

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レッドムーン花盛り。

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スナップエンドウも。

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玉ねぎ収穫期

・・・こぼれ種の小麦ライ麦に圧倒されて今年も小玉ねぎ。。

Komugi614

 

麦はつえーな。

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 ところどころ草がなくなっている・・・ああキジが休憩した跡だな。

キジ科の鶏飼ってるからわかる。

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久しぶりに軽トラの荷台掃除。

土が堆積し草が生えてきていた・・・ここを畑にしちゃいけない。

 

掃除が終わるとすがすがしい気持ちになる。

・・・分っちゃいるんだが。

 

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黒もちトウモロコシ。

あぁキジが狙うだろうな、狐も。

 

仕事は無限にある気がする。

 

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雨後の・・・

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待望の雨、そして

ニョキニョキ

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ワラワラ

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ズキズキ

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しんしん

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おかしな天気だった。

 

快晴だったのに雷が突然轟き雹が降ってきた。そしてその後気温が急激に下がった。

昨年6.2の悪夢が頭をよぎった。まさかの遅霜今年もとか・・・?

天気予報を何度も確認した。

大丈ブイブイ 

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満足感2

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有難い雨だった。

おかげで畑の野菜は(草も)艶々と見違えるようで緑色が映える。

心底満たされたと思う。その姿を見ることは本当に心地良い。

昨日満足の大事さを書いた。

思うに、不足が大きいほど乗り越えた満足の度合いは強まるもの、という認識が僕にはあった。それが野菜の栽培にも反映している。

いわば前時代的な精神主義で、さじ加減が難しくリスクも伴う。そして合理的とはいえない。

だけどやっぱり満たされ続けていればいい味が出ないとも思う。それはきっと人間も・・・。

不足には意義があり、そしてその上の満足がある。

その”心底満たされた”ものがきっとベストの収穫物なのだろう。

味も栄養も・・・ それを頂くものに対して大きな価値を持っているだろう。

だからそこを目指している・・・。

まあしかし現実は難しい。

他の命をコントロールしようという愚かさを思えばげんなりもする。我慢を強いるとかいって失敗したりして、おいおいこらおれ!・・・と思ったりする。

 

 

Mizumizushiku526

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満足感(充足感)

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雨は降った!ずぶぬれになった!

いったん帰宅。さっそく鶏の様子を見に行く。

やはり・・・チビは毛を逆立てて逃げまわっている。パニック障害のようだ。沢山食料を入れて出かけたがほとんどチビの口には入らなかったに違いない。一羽だけがげっそりしている。

扉を開けるやいなやあっという間に外に駈け出した。

追いかけるように皆一斉に飛び出して結局外遊び。

小屋にいるより雨に濡れるほうがいいらしい。

昼を食べながら黒豆を煮ておく。

煮あがった頃ちょうど雨脚が強まってきたのでまた小屋に呼び集める。

チビはやはり寄ってこないから抱きかかえて連れ戻した。

小屋の中でもしばらくは抱いたまま、大好きな煮豆をくだいてあげようとしても恐怖心が勝るのかしばらく食べようとはしなかった。

一番高い止まり木に止まらせて他の連中は近寄らせず、掌に乗せた米を豆をそっと口元に近づけるとようやく食べ始めた。

相当おなかがすいていたのは確か、満足した様子を見せるまでどれだけ繰り返したか・・・。

結局その後30分ぐらいは小屋で一緒にワイワイコッコと円満な雰囲気で僕もすっかりくつろいできた。しばらく忙しがって一緒にいられなかったから今日はたっぷり肩とか頭に乗ったりつついたり・・・どうぞご自由に~

 

Keishanai525

 

 

チビも空腹が満たされると雰囲気が一変した。

何となく自信がついたように見える。

他の鶏が近づいても平気でいられる。

このブログでよく僕は不足の重要性を書いている。

実際野菜もそう考えて栽培している。

足りないぐらいがいいとか、生命力を高めるには負荷を・・・とかなんとか。

ストイックを美化しがちな性分もあるかもしれない。

でもあたりまえだが、

満足も大事。

そりゃそうだ。

満足感を得るためにに生きているのだから。

満足があっての不足なのだから。

本末転倒せぬように、と思う。

 

さてと、水分に満たされた畑でサツマイモ植えてこよう。

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明日は雨?

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雨予報はまたも空振り。

どうせ降らないと思っていたから鶏は外に出した。

最近は1日のほとんどの時間を屋外で過ごしている。行動範囲は200坪ぐらいか。

いじめがかなり深刻化しているのでできるだけ小屋から出して解放させたいのだ。

 

6時間後に畑から戻る。心臓にはあまりよくない日々。

1,2,3,4,5,6!!あぁ今日も524(ごぶじ)で何よりです!

畑ではこの干ばつの影響で、定植した苗の無事でないものを結構見つけた。そのしょげた気持ちがこれで一気に晴れた。

 

お土産もあります 明日出します

明日は雨・・・雨であってほしいとわたしは願ってる

みんなはそのとき外で1日好きな草食べてるわけにはいきません 小屋の中で過ごしてほしい

今日は少しそのための仕事をしてきました

 

・・・

 

 

Kusakari524  

 

Sugina524

 

スギナ、カラスノエンドウ(豆付き)、ハコベ。大好きな3種を沢山刈り取ったから、

細かく刻んで小屋を埋め尽くすぐらい入れてあげよう。

小屋の中でも皆が心満たされる1日になるといいなぁ。

畑で幼い苗たちが充分に潤う1日になればいいなぁ。

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生命力

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五月も下旬、今年は遅霜がない!

雨が少ないのはいつものこと。からっとした晴天の日が多く、気持ちよく農作業できることに感謝したい。

腰とか足の指がちょこちょこ痛むが、それはスパイスとして毎日のやるべきことをこなすだけ・・・比較的順調にこなせていると思う。

ただし油断禁物、去年の遅霜は6月に来てジャガイモが全滅だった。

日中は30度まで上がるようになっても注意していたい。

まだまだ朝は肌寒く感じることも多い。高冷地特有の気温差ゆえである。

 

・・・

で、この気温差が与える身体への負荷がなかなかのものだと体感するとよくわかる。

鍛えられているなぁ、と思う。

長野県は平均寿命が全国トップだったと思う。生命力が日々鍛えられているから、なのかもしれない。

野外でもろに体感している鶏たち、そして野菜はなおさら・・・だろう。

 

そのうえ少ない養分と水分、そして雑草という良きライバルの存在・・・負荷のかかる条件が1つまた1つと重なる。

 

 

生命力の高いグループに属し、更にその上を目指して栽培されている野菜!

 

Komatsuna

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農繁期 癒し

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おまたせ!これで巻き付けるぞエンドウさん

 

Takeshichuuendou

 

 

約250株分の竹支柱は2時間で完成。もう4,5年作っているから要領手際が良くなった。 

早くてもすぐ壊れてやり直すようではダメ。早くて雑でも長持ちするもの(ヘタウマ)を・・・と考える。

さてと、いったん戻って鶏の無事を確認してすぐに出荷作業だ・・・。

 

 

だんだんと作付けが増えてきてあっちこっちからの要求も多くなってきた。やれ水くれー だの巻き付くもんくれー あ~~虫に切られちゃうよー ・・・なので作業はほぼスピード命。いわゆる農繁期突入の運びである。

 

 

・・・ 

さてさて家が近づくにつれやはり胸がきゅんとなってくる(胸きゅん)。

何もないとは思うが今日こそやられたかもしれない・・・とどこかでそう思う自分もいる。

ほんの少し、覚悟を決めて到着。

そして・・・今日も無事を確認。 

あまりの呑気な様子にどっと力が抜ける・・・といういつもの繰り返し。

これは癒しというものの実感だなと思う。

 

 

Iyashi

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晴天率正解率

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当地は全国的にも有数の晴天率の高さを誇ります。

気持ちの良い五月晴れが続きます!

ただ乾燥するこの時期に野菜の作付けと重なるという苦労があります。

雨の予報に合わせて蒔いた人参の種、植えたレタス苗でしたが未だ雨未経験です。

天気予報の正解率の低さもすごいとよく思います。

 

毎日2回じょうろで水やりしていますが育ちません。

でもメリットもたくさんあります。ここでの農業の愚痴を言うのはナンセンスでしょう。

じょうろ水やりも10キロのダンベル体操のようで腕力強化が期待できます。

 

    

Mizuyari_3  

 

・・・

 

一方で、野草や山菜は変わらず青々として豊かな日々の”旬”を見せつけてくれているという事実があり、それがなんかおかしいです。 

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最高の休日

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神奈川県より野菜のお客様ご一家・・・ご夫婦乳児愛犬2匹、渋滞の中片道5時間かけて御来訪。

畑には作物のない時期、でもあるがままを見てもらうしかなく・・・いつの頃からか「いいとこ見せたい」という気持ちはほぼなくなってすっかり楽になった。

先方はここにあるもの、その自然に触れたいという思いできっと来るのだから、僕自身も自然体でいようと思う。よれよれの麦わら帽子と作業服、ずり落ちるモンペ、ぼさぼさ頭、無精ひげ・・・まあいい。

手ぶらで来てください おもてなしもありません・・・

余分な言葉も必要なく、目に見える景色、肌に触れる空気、自然の感触を楽しんでいただけるならそれに勝るものはないでしょう・・・。

  

天気に恵まれたことはやはり何よりだったと思う。 

ふかふかの草の上で犬が駆け回り、大人はごろ寝、その胸で子が笑っている。

 

Kyuujitsu

 

「最高の休日だなぁ」とご主人の優しい声が連休中の喧騒から外れた静かな畑に染み渡った。

至福の瞬間だった。 

 

  

2017050418170002

 

ありがとうございます。

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春昼~夕刻 

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巷は大型連休中

鶏たちはいつものまったり 

 

Photo

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Yuyake

今日は今年最初で最後!という家族の”お手伝い”もありまして・・・

そして鮮やかな夕焼け

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夕飯は、旬の山ウド料理

 

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葉は天ぷらに、茎は皮を剥き酢湯でゆでて自家製味噌で

そして53の日に生ごみががでないのが嬉しい・・・

あとは鶏用だ

 

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毎日”旬”と触れ合える季節になった

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個性が愛しい

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ヒメ・・・親分ぽい 群れない

スズ・・・1番元気 好奇心旺盛

コロ・・・目が小さい 職人気質

チビ・・・ちびだが気が強い

プク・・・1番ぷっくり 穏やか

ピヨ・・・2番目に小さい 弱気ビクビク サポート必要

生後1週間のころのメモだが、その性格は今日まであまり変わらない。

それぞれの個性が際立っていて似ていても区別がつかないということはない。

強いて難をいえばコロに意地悪なところがでている。病で生死の境を彷徨った反動からか食への渇望が強く、他を蹴散らして食事を独占しようとする。ピヨなどはいつもつつかれ追いやられてしまう。職人気質、少し気難しいのかもしれない。1羽だけデブってしまった感じだが、ヒメスズ2トップの牙城は崩せず時々怒られている。

何をするのも1羽だけ大きく後れを取っていたのがピヨ。卵を産み始めたのもスズから2月近く遅れたかと思う。ピヨへのサポートはさじ加減に気をつかってきた。

最近はようやく自信をつけた様子がうかがえる。なんとチビをつついて威嚇したりする。

ニワトリ関係もいろいろあるらしい。概ね仲良しだが誰かが誰かを、見るのがつらいほどつつくこともある。

 

まあ何はともあれ6羽揃って無事1年経過。 

それだけで感無量だよ・・・

 

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お誕生日おめでとう。

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条件の中を・・・

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このところ風の強い日が多く、畑にある薪置場の10メートルほど連なっているトタン屋根が飛ばされ、しばらく前から一面に散らかっている。忙しいといってもいい加減なんとかしよう、と相変わらずやっつけになってしまったが、今日の数時間は大工仕事だった。 

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畑は今日も風が強く、帽子が何度も飛ばされた。

何故これほど風が吹くのか・・・それがわかった。

 

取り巻く周辺の環境が変わったから、である。

隣の藪地が開拓されソーラーパネル設置場所になった。

そして反対側の荒れ地の木も数本伐採されてすっきりとした。それで風がよく抜ける。

犬の散歩で通る人が、周りがきれいになってよかったね、と言ってくれるけど嬉しくはない。

まあ悲しくもない。そんな変化に対応するのも仕事。淡々と、楽しんで。

農業という仕事は・・・ 相田みつを氏ではないが、いまここのじぶん、のできること(できないこと)を知る機会を次々に与えられている感じである。

自然に対すると人は完全にいつも受け身である。でも相手がデカすぎるから居直れる。

条件はいつも受け止めよう、そのなかでただ自分ができることをできるだけ・・・

昨夜の雨を境に空気はまたひんやりとしている。

明日はまた霜が降りるのかな、との思いがよぎる。

先日出荷を目論んでいたそばの芽がタラの芽が蕨がウドが霜一発でアウトとなった。

対策は講じたが霜の強さはそれを上回った。

明日も出荷があるから霜は怖いが、いまここでじぶんのできることは限られている・・・。

 

今日は朝から弁当持ちで家を空けたので、さすがにニワトリは鶏舎に入れておいた。

野菜の苗の水の心配とともに、食糧足りてるかな?、最近浮上しているいじめ問題大丈夫か?、外で遊びたいだろうな、と頭に浮かぶ。

でもできることは限られていて、そのなかで最善と思う選択をし精一杯やるだけ、なのだ。 

・・・ 

夕方早めに仕事のキリをつけて帰宅。

苗、鶏ともども元気!

そして気づいた・・・ 彼女たちは手本だった。不平不満をいわず(きっと思いもせず)、与えられた条件のなかを懸命に生きている。僕の顔を見て外へ出せ!外へ出せ!と叫びまくっていたが、おそらくそれ以前に外に出られなくてつまんない!とは思っていなかったのではないか・・・そう感じた。

そして僕の経験上思うことだが、同情心というものはあまり多く持ちすぎないほうがうまくいくが多い。人間同士でも。

あれやこれとやるべきことは数多いが、なかなか思ったように条件は揃わないもの。

できることできないことというのは明確にある。

如何ともしがたいことはあっさり吹っ切ってただただやれることを精一杯・・・とこれも鶏達が日々身をもって教えてくれること。

 

 

 さて、明日が満1歳の誕生日。

人間でいえば18~20歳ぐらいの感じかなあ。キラキラと輝いてみえる。

 

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春昼 春昼後刻

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昔何度も何度も読んだ本のタイトルを思い出しまねてみた。

 

ほんとはそんなのどかなものじゃなくバタバタと忙しいが、動機がするほどのこともない。

そこは数年前に比べ変わった。

 

様々なものが変わっていく。

 

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スペラルトマト2017

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このトマトの栽培には殊更気持ちを入れてきました。

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2014/04/post-7ec6.html

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2014/07/post-bd79.html

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2014/07/post-2b40.html 

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2014/07/post-d6a9.html

http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2016/05/post-4ff7.html

が、今年はそれが裏目に出てしまい、細かい説明は省きますが、育苗の失敗で種が全滅!

それはそれは落ち込んだものでした。

 

が、今日菜っ葉の間引きをしていて発見しました。

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この双葉・・・ん、そうだ!去年ここで・・・

スペラルトマトのこぼれ種による自然発芽です。救われた気分です。まだ間に合います。収穫はできる量は少ないでしょうが、大事に育てて種をつないでいきます。さらにグレードアップすることでしょう。

そして、トマト好きの皆様、大丈夫です。

もう1つの”ベルナーロゼ”・・・割れやすいが味は抜群!というやつですが、http://snt.lekumo.biz/in_our_life_/2016/08/post-88cb.html

はこちらは順調に育っています。

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・・・・

 

”旬”の状況をお伝えしましょう。

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原木しいたけの発生がはじまり

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山菜類は次々と芽吹いてきました。こごみが出てきて、続いて山ウド、わらび、タラの芽あたりがもうちょいといったところです。山椒の木の芽とか・・・食べられるもの枚挙にいとまがないです。

野菜畑はとう立ちした菜の花が咲き誇っていて、はつか大根や小松菜などはもうすこしで収穫期に入りそうです。

旬はめまぐるしく移り変わっていく、そんな楽しい季節になりました。

 

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自然と人間

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雨上がりの爽やかな晴天。

気温上昇、芽吹き、開花、こんなに気持ちの良い条件はそうそうない。

今日は鶏もほとんど出しっぱなしにしていた。何しろ新鮮な食べ物はいくらでもある。小屋に閉じ込めておくのは可哀想。ただし1日見ていられるわけもない。7キロ離れた畑が僕の主な職場なのでほぼ放し飼い状態になる。狐、猛禽、車、気にならないことはないが、こんな日に悪いことのおきる気がしないという感覚は甘ちゃんかもしれないが、信じられる感覚のようでもある。

 

学校でいいことあった?

 まあね

娘もそう言った。

やっぱり!こんな日は皆気持ちが良くて心が明るくなる。意地悪な気持ちは起こりづらいだろうから。

そう、誰もが自然の影響を受けながら日々生きているんだから。

 

・・・とまあわかったふうなきれいごと言っても、実は僕は厳しい1日を過ごしていた。

久々の痛風発症が5日前。

それからは痛み止め薬飲みながらの仕事となっている。

そして症状をこじらせた感じ・・・最初の激痛とは少し違った重い痛みが薬を飲んでも止むことはない。

鶏、野菜苗の世話、収穫出荷作業と合間に葉物の間引き等、今日は脂汗にまみれながら何とかそれらをこなした感じであった。

 

確か、始めての痛風発作は2011年5月だった。

あの時は薬を絶対飲まない主義を貫こうとしていたから、2晩まるまる寝れずに過ごし、翌日ギブアップして15年ぶりで薬の力に頼ったのだった。

あれ以来絶対否定派から中立に鞍替えし、おまけにどっちつかずのことばかり言うようになった。

そうだった・・・あの時もこじらせた、完全に治まるまで1か月以上かかったっけ。

痛み止め薬の恩恵を支えにして仕事にまい進した思い出がある。

だって忙しいのだから、と・・・。

 

実は身体のもつ治癒力による治療行為こそが痛風の痛みの正体であり、だからほんとは自然治療を終えるまでの間安静にしていればそれがベストに違いない。

でも痛すぎるし動かざるを得ないから、薬に頼るのは仕方がない。だが結局それで長引いてしまう。

 

そもそもそんな贅沢病ともいわれるような病気になるのも自然に反した生活習慣のせいだ、といわれて否定はできない。

といったって、自然の法則に基づいて生きようなんていったってそんな簡単なものじゃないし、こうしたほうが健康に良いとわかっていることさえ満足にやりきれない。

 

とにかく早食いだし水飲まないし相変わらず・・・

昔祖父がかっこよかった。ご飯に味噌汁ぶっかけてあっという間にかっ込んだ、その姿と

のんびり食ってる暇などないというセリフ、憧れからまねてしまった。(いや、祖父はあれでよかった、結局98まで生きた)

水飲まないは僕の時代の野球少年共通のストイックの名残。

これを終わらせる前に水飲みなんて許されるものではない!と、払いのけても消えない声が聞こえてしまう。

人の中にインプットされたものというはそうそう消えないのかもしれない。

 

一口に自然自然といっても、自然の生物である人間の各々の自分の中の自然はあれこれ混ぜこぜになっていて、人は結局そういう存在なのかなと思う。

せめてほんの1筋、直観の道筋だけはふさいでしまわないように、と思っている。

  

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春を喰らう

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よからぬ情報を410た。

すぐ下の集落に8羽の鶏をやはり昨年から飼っている方がいるのだが、2日ほど前の夜の間に3羽いなくなっていて、鶏舎の下を掘られた形跡があり、どうやら狐にやられた、ということらしい。

掘られた形跡以外に鶏の毛1つ落ちていない、というのが狐の仕業という何よりの証拠だとか。

1羽ずつ咥えて速やかにどこかへ運び出し食べるのだろう。そして3羽のところでおなかいっぱいになったのか、夜明けの新聞屋さんでも通り警戒心が食欲に勝ったか・・・。

 

 

想像してぞっとした。

狐が鶏加えている図・・・おーぶるぶる

いやいやうちは絶対に侵入できない鉄壁の鶏舎を作ったはずだ!

ビビッて過保護な飼い主になることにはどうも抵抗がある。切り替えよう。

 

  

 

 さあさあたっぷり外で遊んでおいでー 

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今日も大喜びで駆け出した。

草木の芽吹き虫の誕生選り取り見取り(緑)の健康食だ。

 

 

今は最も・・・先週と今週と、昨日と今日とで、変化のスピード感あふれる季節。

僕には今日のナズナがやたらと美味しそうに見え、実際美味しくて摘み食いしまくってた。

そんな”今”の畑の食材の1つが・・・

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木曽紫カブ。

越冬してトウが立ち美味しそうな黄色い花蕾を持った状態。

それでいて実はまだしっかりとしているというピンポイントのタイミング。

明日の出荷に備えて一気に収穫しました。

”旬”の(とまあいえるでしょう)セットの再開です。

 

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耳をすませば

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今日は暖かくなりました。

330すませば野鳥の囀りがあちこちから聞こえてくる季節です。

 

でも例年のような協奏曲になっていないのです。

畑に隣接する1か所の野鳥生息地に手が入り、あれよあれよという間に・・・

 

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どうやらソーラーパネルでしょうね。

浅間山を眺めるとき、そら気になります。

 

・・・・ 

オヤジギャグってなんだ。

もしかすると本能に近いものなんじゃないか。

脳の老化に抗おうとする本能。

中高年男のの必死さや哀しみや・・・ そういうものがきっと滲み出るから笑えないんだな。

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