有難い雨だった。
おかげで畑の野菜は(草も)艶々と見違えるようで緑色が映える。
心底満たされたと思う。その姿を見ることは本当に心地良い。
昨日満足の大事さを書いた。
思うに、不足が大きいほど乗り越えた満足の度合いは強まるもの、という認識が僕にはあった。それが野菜の栽培にも反映している。
いわば前時代的な精神主義で、さじ加減が難しくリスクも伴う。そして合理的とはいえない。
だけどやっぱり満たされ続けていればいい味が出ないとも思う。それはきっと人間も・・・。
不足には意義があり、そしてその上の満足がある。
その”心底満たされた”ものがきっとベストの収穫物なのだろう。
味も栄養も・・・ それを頂くものに対して大きな価値を持っているだろう。
だからそこを目指している・・・。
まあしかし現実は難しい。
他の命をコントロールしようという愚かさを思えばげんなりもする。我慢を強いるとかいって失敗したりして、おいおいこらおれ!・・・と思ったりする。