想定外

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想定外と言ったって許されないよな。

カッコ良いこと言っていても大事な生命あえなく枯らしてしまった。

 

朝、玄関の前に吊るしてある温度計が4℃を指しているのを見て、もしやと思った。

畑はここより標高が高いのだから・・・。

 

あ~あ。5月19日にここまで冷えたことがあっただろうか。予報もそうはなっていなかったから全く油断していた。

今朝新たに被害を受けたやさいたち、キュウリ、トマト、カボチャ、トウモロコシ。

事態はやや(?)深刻だ。

 

許されなくても仕方がないが、切り替えて前に進まなくてはいけない。

蒔き直し~weep (間に合うか)

 

 

 

Tomato5.19

 

 

 

 

 

食育 感極まる

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さあご飯だ、テレビを消して!

こう言って促すが、最近素直に言うことを聞かなくなった。押し問答の末激昂し泣かせた。

その時、思いが自然と言葉になった。多分初めて・・・・

 

おい分かるか、この魚、人間の口に入ると分かって生きていたんじゃない。ただ一生懸命生きていたんだ。生きる為に必死でもっと小さい魚を捕らえて糧にした。あ、栄養にした。

人間はこの魚から栄養をいただく為に殺して、こうやって食べるんだぞ?ちゃんと集中して食べなきゃだめだろ。人間はあまりに偉そうじゃないか。当たり前のような顔してテーブルいっぱいに食べ物はべらせて、テレビ見ながらかぁ。そんなのオレは嫌だぜ。

この人参がどれだけ頑張ってここまで育ってくれたか・・・それはオレが見ていた。知ってるぞ。そんな食べ方されたら・・・どうなんだ・・・この辺りで不意に感極まってしまう。

 

いや、偉そうにいえる身分ではないことは重々承知している。こんなこと農業やるまで、7、8年前まで考えたこともなかった。実際テレビ見ながら育ったようなものだったし、食べるのに必死だった覚えもない。

だが、自分が今抱いている素直な思いを言うのに、それも自分の子に対して遠慮することはないはずだ。

 

「いただきます」

2人の涙乾ききらず、無言だが、雰囲気が変わった。

親子の感覚の中で、何かが伝わった、と感じたことが、妙に照れくさいが嬉しかった。

 

ベーグル屋ハル

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はるのさんご夫妻ご来訪。

遊びがてら、というのではなく、いでたちからしても完全に仕事モードで登場!

ありがたやありがたや、がんがん植えていただきましょう。

 

いつもどおり仲良しの2人、寄り添って仕事を楽しんでいる姿にとても心が和む。朝の冷え込みでやはり傷んでしまったカボチャやトウモロコシを見た際に受けたショックも、いつの間にか癒されていく。

仕事もてきぱきと進む。彼らには無心に土に触れることが最高のリフレッシュ、とのこと。

 

のんびりおしゃべりモードに切り替えたくなったのは僕の方からだった。 ぼちぼちお昼にしましょう。

オープン間近のお店の話しなど色々と語り、また笑い、陽だまりにて、長く楽しい昼休みとなった。

 

☆☆☆☆☆

ベーグル屋ハルのオープン6月1日

楽しみです。

 

 

 

Harus5.13

 

初期成育はゆっくり・・・

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Retasubatake5.12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

植えて3週間経つレタスの圃場。

植えたときより小さくなったと感じる。まあこれも見慣れた光景である。

根がしっかりと土を掴めていない。周りの草々にまだ馴染めず他人行儀である。

はっぱもかけるが、基本的にマイペースをつかめるところまで気長に待ちつつ、適切なフォローもしなければいけない。

この栽培は、時間と体力、そして根気がいる。

あとで惚れ惚れとするような姿を見せてくれることを思い浮かべながら、粘る。

イメージがはっきりできるようになったから以前と比べて気持が切れることはなくなった。

 

明日はかなりの確率で最後の遅霜がくる。

それを乗り越えてからようやく、我が畑の作物は躍動の兆しを見せはじめてくれるだろう。

 

葱植えながら

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やはり今週は夏野菜は植えず、葱を植えたり他の仕事をする。日曜日の最低気温が4℃らしい。それからは気温も上がるようだから、まあ、来週植えまくろう。

 

葱は、いつものように残った葱を苗にする。それを植えつけながら考えごと・・・。

残った昨年の葱は廃棄して葱の苗を購入して植える人が多いようだ。もったいない。「良い葱ができない」らしい。経験上そう感じたことはないが・・。そういえば以前ジャガイモについても「種は買ったものじゃないと良いイモにならない」と長老が話していたのを聞いた。本当にそうなのか。いや、これがどういうことかというと、我々が構築した社会の一端をあらわすものだと思う。経済が回るとか機能するとか、そんな言い方に繋がる。お金を落とすことが大事、とか。

買った方が安い、というのもよく聞く言葉だが、実際そういう風になっていることって多い。

そのシステムの中に身を置いて自らを生かし、輝かせる。人間。・・・人と人間は違う、赤嶺さんが講演されていたことをふと思い出す。

葱もイモも土さえあれば繰り返しできるがなぁ。

 

 

Negiuetsuke5.10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Toeikabuto5.10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥に見えるのは畑に普通に群生するトリカブトの花。結構綺麗なものだ。

前に畑に見学に来た女性でとりあえずそこらの草をかじってしまう方がいたが、これなんか目をそらした隙にパクッとやりそうだった。やっていたらやばかった。この時期じゃなくて良かった。

 

カッコウが鳴くまで

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月曜日の軽い降霜で先週定植したズッキーニは3分の2程がダメージを受けているのを今日になって発見。僕もダメージを受ける。不繊布2重に被せたから安心していたが・・・。

ここら辺りでは、カッコウが鳴くまで〔夏野菜の苗を)植えない。と言い伝えられていることを教えてくれたが、なるほど去年も一昨年もその前も5月の14,15日辺りの朝に強烈な冷え込み、すでに植えていた苗を枯らしてしまったものだ。

そして週間予報によれば今年もやはり今度の土日の朝冷え込みが来そうだ。最低6℃の予想だからかなり微妙なところだ。

 

怖いからもう少し我慢しようか、と思うが、カッコウ鳴いたら豆を蒔け、なんていうのもあるから鳴くまで待ったらパニクリそうでもある。う~む、さてどうしよう・・・。

 

 

Zukki-nidame-ji5.9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変わって少し自慢話。

昨日は気分を変えて、以前から頼まれていたスリル満点の剪定仕事。

10尺の三脚の天板と大ケヤキの枝に立ちバランスを取りながら、5Kのチェーンソーを扱うという究極芸。でも案外肝が座るものだ。

まあこんな人生のスパイスも時には必要だ。

畑でまったりかがみこんでばかりでは研ぐことのできない運動神経、反射神経。判断力。オレは大丈夫、いやなかなか、と確認するのには最適だったかも。

1つでも2つでも多く自信を持って生きることはとても大事だからネ。

 

 

Ookeyakisenntei5.8

 

助っ人

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心強い助っ人は、近所の別荘を毎週のように訪れるⅠさん。60歳代だが、日頃は東京でバリバリ第1線で仕事をされている。

自然農法を参考にしたいと見学にきて、畑を気に入ってくださり、作業を手伝いたいと言ってくださった。

 

僕はこの農法を難しいし、身体もきついし、成果も少ない、従って敢えてすすめられないものだと考える癖がついていて、手伝ってくれる人がいるとなると相当恐縮してしまうのだが、Iさんは至ってマイペース。何かおせっかいを言えば余計な心配は無用とばかり鼻歌が返ってくる。

楽しいなぁ。気持いい。平気平気。任せてよぉ。出てくるのはこんな言葉だ。明るい。メリハリのある仕事ぶり、やる時はやる、全力で取り組む姿がとにかく眩しい。

ああ、俺、これを忘れている気がする。

 

うん勉強になるわ。またちょこちょこくるよ。マイペースでやらせてね。そう言い残してⅠさんまた主戦場へ。

 

是非こちらこそ!

へなちょこ病の回復には、余りあるほどのパワーいただきました。full 

 

 

 

Seketto5.5

 

 

5月病

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あー心身の疲れが激しいな。

もともと百姓になって以来5月にはあまり良い思い出がないが、今年は輪をかけて苦しい。諸々事情はあるのだが、言ってみればこの時期の劇的な圃場の変化に、我が肉体、作物、そして心が、乗り遅れてしまうのだな多分。情けないが。

こういう状態の時、徒然なるままにブログ綴ればこんな風に愚痴っぽくなりそうだ。芳しくない。

ネガティブな素因を自分の中に刻むような気がするのでなるべくそれは避けたい。

よって病気が治るまで頻繁に更新はできないかと思う。

 

まめに訪れてくれる人には申し訳ない。暫らく間を空けてから覗くようお願いします。

 

 

Sougen5.3

 

 

 

春本番

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日曜日(22日)までは固い蕾だった近くの公園のソメイヨシノは、昨日と今日の暖かさで一気に八分咲き。

畑では草の勢いが増し、緑色といろいろ花盛りのコントラストで美しいです。

まあ浸ってはいられない、それは大変な時期が始まったというプレッシャーにもなり、気が引き締まります。

 

昨夜はしばしの寛ぎの一時。ハルノさんの引っ越し祝いに招かれておいしい食事とお酒をいただき話も弾みました。

ようこそ信州へ。しばらく前、気温の上がらない日が続いていたのに、ハルノさんが来た頃から急に暖かくなったような気がします。名前どおり春を連れてきてくれたようです。

 

 

Hachibuzaki4.25

 

 

 

 

 

旅するレストラン

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昨年の夏の終わりごろ、とあるウェブサイトの取材ということでカメラマン&エディターの来訪を受けたことがありました。

暫らく忘れていたが、先日急に思い立ってあのとき紹介してくれた農家アトリエノマド(池田)さんにtel。 あの時のあれどうなりましたか・・・。

見てないの~ なかなかいい感じだよ 声も入ってるし・・・。 え~!声も~!いやいやいやいや・・・。

 

 

怖いもの見たさが膨らみます。うちのパソコンは古いので見られなかったが、新しい型なら見られるらしい。新しいmacのパソコンを持っている近所の方に見せていただきました。

 

今まで食べた中で1番おいしい人参です

 

いきなりこんなシェフの声から始まりました。それがまさかと思ったらうちのでした。

褒め言葉や良い評価はなるべく真に受けることにしているので、興奮しました。

まあこれは自分のことというよりも、わが子を褒められているような感覚です。

 

さらっと流して見ただけですが、写真が良い感じ。自分以外のプロの視点から撮られたものなので新鮮です。やはりしゃべりはやばかったです。

 

東京ローカルレストランから「旅するレストラン」をクリックしてみてください。

 

測定結果

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測定を依頼していた検査結果が送られてきました。
   

検体名および分量    原木しいたけ 1kg 生  24年産 長野県東御市
計測結果(Cs-134、Cs-137 総放射能)  
      不検出 0±2.438
Bq(99%信頼区間)
標準偏差(3σ 117.860) 標準誤差(2.58SE 2.438)
———————————————————————- 
測定器データ 
・鉛遮蔽板 30mm 
・換算係数
1μSv/h=1000カウントに校正済みのシンチレーションカウンタにて500Bq/kg≒1CPS/kg 
 
 
 
  
正直予測はできません。どのような数値が出ても公表するつもりでしたが、不検出という結果でとりあえずは一安心。
 
  
旬のものを安心して食べていただけることは嬉しい限りです。  
 
 
  
Gennbokushiitake4.22

野草ふやそう

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一昨日の落雷によってネットが繋がらなくなり、たった2日だったけれど随分長かったように感じる。パソコンを初めて触った日から8年で知らぬ間に随分と嵌まってしまったものだ。

そして何か書こうと・・・ まあ親父ギャグでもかましておきましょう。

 

皆さん野菜の値段の変化って本当に激しいですね。

そこで野草です。食べられるやそうふやそうよ!

 

綺麗に耕したこの時期の畑に混じって不耕起の畑に青々と草生い茂ります。

ありますあります。おいしいものたくさん! 

 

 

Gishigishi4.19

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギシギシもrestaurant 

 

経験がノウハウ

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ジャガイモを植えている。今年はいつもの3品種のうち十勝こがねをキタアカリに変更した。人気の高いキタアカリに関してはこれまでどうしても避けてしまったが、曲がっていたへそが何センチか戻ってきたかな、確かにおいしいからなキタアカリは・・・。

 

そして、嬉しいのは作業が思いの他はかどること。

昨年からこの作業はぐっと楽になった。

その前までジャガイモの植え付けといえば相当に苦行だった。

不耕起で根菜を栽培し、そこそこの収量を確保するということが、以前とても困難なここと思えていたのだけど、ちょっとした”コツ”が掴めて一気に視界が開けた感じがしている。

この”コツ”と感じるものについて言葉にするのは難しいが、一言でいえば解放である。自分の求めるものを見極めることが大事。そこに対して邪魔をする縛りを解くことができるかどうか。 

 

ちょうど昨日自然農法の実践を模索する松井さん夫妻が見学にいらっしゃったので、ジャガイモの植え付けや牛蒡の播種も手伝っていただきながらたくさん話しをし、現時点の自分が持っているノウハウはほとんど聞いてもらい見てもらったつもり。

ただそれは全て僕が自分の経験の中で積み上げたものだから、人と立場が違い場所が変われば当てはまるとは限らず、少しでもヒントになればという思いだが、実際は分からない。

そして何を大事にし、求めていくかもそれぞれ・・・。思想、収穫量、効率、周囲との折り合い・・・。何に対して貢献し、どこから自己の満足を得るか。

ともかくご自分たちなりに経験を積み重ねて という他なく、そこは当然試行錯誤の繰り返しということになるのだけれど、その積み重ねから生まれたノウハウを今度は僕が見聞きしに伺えればと思っています。

まあとにかく、長く健康で続けていきましょうね。 

 

Tanejyagaimo4.16

原木しいたけ収穫期

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気温の上昇に伴いぷっくりとおいしそうに椎茸が発生し肥大しています。

原木栽培の椎茸は春と秋の収穫ですが、いよいよ春の収穫期を迎えました。

 

と、ここでこんな風に思う方もいることでしょう。 おいしいでしょうけど、ところでセシウムは大丈夫?

今の状況で、それはノーマルな考えだと思います。

 

毎週小さな子供がいる家庭を中心に直接宅配している農家として勿論僕も気になります。当然の責任と思い測定することにしました。

送っているもの全て調べるべきなのかもしれないですが、費用の面で難しいので原木椎茸を・・・きのこ類はセシウムを最も吸収するといわれるので、その他についての判断材料にもしていただけるのではないかと思います。

検査は順番待ちで少し時間がかかるようですが、結果が出次第公開します。 

 

 

Genbokushiitake4.13

 

 

生育順調

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今年はどんな夏が来るだろう。

夏が大好きな僕の思い描くイメージの中の1つに真っ赤なトマトが浮かんでくる。

 

お届けする「旬のセット」もやはりトマトが本来は夏の目玉となるべきだろう。僕の、皆さんの願望でもある。

でもなんだか毎年お詫びばかりしている気がする。・・・やれ まだ採れません。失敗しました。割れてしまいます。

 

だがしかしpaper今年はここまで大玉のトマトもチェリートマトも順調だ。

・・・といってもまだ鉢上げをしたところで、生育の段階からすれば初期も初期soon・・・・・

でもこの時期に、ここまでトラブルもなく鉢上げに行きついていることが今までの僕からすれば快挙で・・・。4月になってからも朝は-7℃とか8℃だったり。そんな困難も潜り抜けてきて、こうして作業していると今年こそ、きっとイメージ通りに夏を向かえるやいなや真っ赤なトマトがたわわに実ってくれるのではないかと期待は大きく膨らむのだ。 

 

 

Tomatohachiage

 

 

可哀想ではない

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優芽ちゃん一人っ子でかわいそうだ、といわれることがよくあるが、そうはいっても親の年から考えても優芽の”一人っ子”は確定的である。ついでにいえば従兄弟もいない。

これまで可哀想だと思って親は努力はしたけれど授からなかった。これは運命なんだ、とあるとき妙にすっきり割り切れるようになった。優芽もそうであってほしい。

 

誰もが運命を様々に授けられ生きているのだと僕は思っている。

子供の置かれた条件・・・一人っ子、大家族の子、片親の子、親が喧嘩ばかりの子、孤児・・・そして日々身に起こる出来事も運命の導きによるのだとも思う。

人間の営みの中で願いを思い描き最善の努力を尽くすことは無論尊いが、運命は遥かに大きい。

例えどんな不幸な出来事に直面した時でも、その運命を受け入れることでしか救われないと思う。運命を受け入れることができたとき感情が鎮り前向きになれる。

周りにいるものは安易な同情は慎むべきだと思う。 

 

 

Gobouhashu4.9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牛蒡の播種。

この1粒にどんな運命が待ち受けているか・・・。

 

脱過保護

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ニンニクの畑に来た。

びっしりと草がまだ根を張り巡らせる前に、草取りを敢行する。抜きやすく結構すんなりと終った。ここまではまずまず順調。

そしてこれからは6月の収穫までもう草取りはしない。草刈りを多分2回すると思うが・・・さて、ここから本当の成長期をむかえる。

 

もう何年も前には、よくこんなことを言われたものだ・・・草取りしないで野菜ができるわけないじゃないか。

その頃僕は草取り(草むしり)には相当否定的だったので、何言ってんだ、今に分かるさ。草取りせずとも野菜は育つ、と反発していたものだけれど、今にしてみれば、実はどちらも正しい。”ある時期”までと”ある時期”からということでいえば。

小さな種を地面に蒔き、さて、どんな風に育ってほしいか・・・きっと思い通りにいかないものだけれど、栽培夫はまずイメージするものだろう。

すくすくぐんぐんと大きくなってほしいとか、強く逞しく困難に打ち勝つしぶとさを身に着けてほしいとか・・・

いや、すくすくぐんぐんと、そして強く逞しく育ってくれればそれに越したことはないと思うだろう、誰でも。

だが、そこで野菜の姿形や味にも反映するのが栽培夫の”さじ加減”だと思う。

 

まだ小さなうち、順調な生育を妨げないことはとても大事なこと。だから草取りはしなければならない。それもなるべく早目に。

すこし大きくなった頃からは、自力で生きる術を身に着けてほしい。だから敢えて多生物の中に身を置いてほしい。

この段階ではもう草取りの必要はない。邪道かもしれない。多大な保護を受け続ける生命もないものだ。

僕は今そんな風に考えている。

 

そして、それは午前中の入学式の最中、我が子に向けて抱いた思いでもある。 

 

 

Kusamushiri4.5

 

 

 

 

 

 

 

前夜祭

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陽差し強く、風もなしsign01こんな陽気に誘われて畑の小梅の蕾はぷっくりと急に膨らんだようだ。  

 

Koume3.29

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さまざまな野草が立ち上がってきた。ちょっと待ちが長くてか、不機嫌そうにみえなくもないアサツキ。 

 

Asatsuki3.29

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畑に隣接する藪の中にあったノカンゾウ群生地。何か設備作るとかで土砂を大量投入。埋め固められた、これは寂しい光景。ここよりは小さいがまだ群生地は他にもあるからまあ良いか。 

 

Seichi3.29

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年の夏野菜の亡骸ようやく刈り払った。これで準備完了。明日からここにガンガン種蒔くぞsign03  

 

Kariharai3.29