遅霜

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今日を無事に過ぎてくれれば・・・と願っていたが、やはりやられてしまった。

ジャガイモとトウモロコシ。

これからどの程度復活してくれるかな。

しかし5月15日の遅霜とはきつい。

堰くことはない・・・ 自然には逆らえない・・・ 出来る時には出来る・・・ なるようになる・・・

という気持ちを傍らに抱えていても、実際のところは、夏が来れば1日でも早く夏やさいを送り届けたい、というのが心情。

植え付けが遅れれば、それだけ収穫開始も遅れるわけで・・・ あたりまえか。

今朝の冷え込みを過ぎるまで、とギリギリ待った黒もちトウモロコシ100株程とカボチャ70株程を早速植え付けた。

ところが植えて帰路につくころ、まさかまさか、しんしんと冷えてきた。

明日も霜!?大慌てで取って返して不繊布あるだけ覆った。

もし明日もやられるようなら・・・ う~ん、ギブアップはしないが、かなりへこむだろうな。

shimode

夏芽

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ついに発芽した。

まさかといいながら、ちょっと一瞬

枯れたかと思っちゃったぞ。

夏近くになって芽が出るから

「なつめ」 

natsume

発見を探る

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朝3時半に起きて出荷用の山菜を採りに行く。

山へ行くとなれば、いくら朝早くても、大雨でも苦にならない。

 

適期のコシアブラ等をごっそり収穫。

もちろん枯れたりしないように、芽は1本の木にいくつも残すのが最低限のマナー。

枯れてしまえば、自分の食いぶちが1つなくなる、という感覚をイメージする。

 

収穫はすぐに終わり、野鳥の声だけが響く山奥を少しうろうろしていた・・・。

原始の時代から人は”食う”ことのために知恵を積み上げてきた。

山に入ると、選別したのだろう。・・・この葉は食べられそうだ。これは見るからに毒だ。この木の実はおいしいぞ。ぺっぺっこれは渋いな。焼いて食べてみたらどうだろう・・・・・ 

そして食べられるかどうかの選別は、同時においしく食べられるものかどうかの選別だったはずで、これに似た事を今の時代になって僕はしている。

何が食べられるか、という知識は本を読めば得られるが、家族や購入者の方に受け入れられるものかは、よく吟味しなくてはならない。

まず噛んでみて、茹でてみて、揚げてみて、これはいける!と思わなければ、即却下である。

僕のこの選別作業には生活がかかっている、と言っても大袈裟ではない。

籠いっぱいのコシアブラを眺めて思う。これが普及してきたのなんてほんと最近だ。タラノメだってそんなに昔から食べられていたわけではないようだし。

何か新しい堀り出し物はないだろうか。食べ方で化ける、という可能性も含めて、いつも山へ入るとアンテナを張り、”発見”を探る。 

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山造り2010

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山に入って、年に1度の除伐作業。

今年は 「おいしい山造り」だけを意識していない。

続けているうちに変わった、というか深まってきたかもしれない。

今回は紅葉などがきれいな、ニシキギやマユミを残したり、ヤマウルシもあえて数本、ケヤキやコナラや山桜もところどころ刈らずにおいた。その他にも常緑のカヤやネズの木を残したり、あまり偏った嗜好で山作りをしないようにしようと心掛けた。

といっても、マイブームのヤマウコギをはじめ、タラノメやコシアブラやハリギリやサルナシや山椒等の周りについては今年も譲らずに、きれいに刈っておいた。

今年は結構時間がかかった。大きな刈り払い機を6時間ぐらい回していたから、手が痺れたが、今日の疲れは心地よく感じた。

山仕事はいつも大いなる癒しだ。

 

 

そして楽しみは膨らみながら継続中。

 

Yamadukuri2010

花摘み

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今日も最高気温は30度を超えた・・・。 昨日の後遺症も残り、クラクラと鼻血が続く。少し弱気になる。

「暑い分にはいくら暑くても・・・」 

寒さが嫌いな僕は昔から何かにつけてこう言ってきたが、どうやら変わってきたかもしれない。ここ信州に暮らして10年、寒さに大分慣れてきた分、暑さには弱くなったということか。

同時に急激な変化のせいもあると思う。今年は特に日ごとの温度変化が著しい。

そういえば、例年は育苗中氷点下にも耐えてくれるトマトの苗が、今年あっさりと凍死してしまったのも、この変化についていけなかったということなのだろう。予測が出来なかった、というか、身構えていなかった、というか。

ちょっと滅入ってしまった時、目に飛び込んできたのが、洋ナシの花。

3本植えて5年が経つが、これまでこんなに花を付けたことはなかった。

剪定も大分的を得てきたと思うし、今年は期待できそうだ。

さてそこで、大事なのがここでの摘花作業。

実1つに甘味を凝縮させるため、花を摘み取って、実の数を調整しなければならない。

 

気分転換も兼ねて、とっさにこの作業に切り替えた。

初めてやる作業だが、なかなかときめく仕事だ。

あま~いラ・フランス思い浮かべ・・・

気分、体調大分回復した。

Hanatsumi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草+太陽+無茶=熱中症

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ニンニクの畑には今年もカブラハバチの幼虫(らしきもの)が現れた。

生育の良くないもの数本がすでに食べられている。

半数以上消滅してしまった昨年の悪夢が頭をよぎるが、

今年はやろう、徹底的に!

草管理をしっかりやれば大丈夫な気がする。

ニンニクに関しては、昨年まで周りの草を美化しすぎていたかもしれない。

 

それにしても今日は暑かった(32度!)。

ニンニクそれから、カブや葉物類の草管理に明け暮れて午後3時半ごろ、人生初の熱中症!クラッとして鼻血流しながらダウンcoldsweats02動けなくなってしまった。意識遠くなり(寝たということだが)ぱらぱらと雨が顔に落ちて目を覚ますと

涼しい風が吹き抜けた。さあ仕事、と思ったがもう身体が動かなかった。

こんな日は日中少し長めに休んで、日が傾いた頃またやれば能率も上がるのに・・・って誰でも思うことなのに、決めたとこまで、なんて思い込むと飯まで抜いて仕事してる・・・ 挙句倒れてアホかいな、ほんとアホだこの性格!!

こんな無茶には40年以上使った身体、もう付き合ってくれませんよ。はい、懲りましょうpunch 

Ninnniku

宝畑

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日中暑くなく、朝夕は寒くなく、こんなに”丁度良い”日和は今年初めてかもしれない。

山を降りて、大型連休を実感する。信じられないぐらいの車が行き交う。県外ナンバーの車が多い。

道の駅を久しぶりに覗くとまたビックリ、車が駐車できずに連なっている。

直売コーナーには、タラノメやウド、コゴミといったポピュラーな山菜のほかに、セリやノビルやヨモギといった野草まで、かなりのスペースをとっている。

最近こういうものも並ぶようになった。数年前はあまり見かけなかった。こちらの人「都会の人はこういうものを好むらしい」とか言っている。気がついたらしい。

そうなのだ、野草、山菜、都会人には感動なのだ(一概には言えないかもしれないが)。

 

そして僕の”感動”への探求は終わることがない。今年はギシギシ、アケビ、カラスノエンドウの新芽と開拓した。

さすがにこれらは直売所には並ぶとは思えないキワモノ、でも味は、それ程おいしくもないかもしれないが、全然まずくない、そして食べた時に感じる”生命力”のようなものに感動してしまう。

感動を伝えようと、宅配便に詰める。「好むらしい」からではない。

賛否あるかもしれない。でも僕の農業はこういう方向の線上。

なにより大事にしたいのは、確実に”旬”をお届けすること。

4反8瀬の開拓畑の中で、最近大きなウコギの木を見つけた。ドキドキした。かき揚げ、そして塩もみして刻んで炊き立てご飯に絡める「ウコギ飯」が頭に浮かぶ、本当に大好きだから・・・ 何だろうこの畑は、一体どれだけ宝がでてくるんだ!と。

山栗、山胡桃、アケビ、ニセアカシア、桑、ウコギ、クコ、ヤブカンゾウ、クレソン、ワラビ、葛、キイチゴ、ニラ、ヨモギ、ギシギシ、ナズナ、たんぽぽ、カラスノエンドウ・・・ この畑、他にもきっと宝があるような気がするのだ。

そして一生宝探ししていられたらいいなぁと、ふと思う。

Ukogi

サトイモ植え付け

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去年は芽出しに失敗してそれが後々まで響き、僅かな収穫にしまったから、今年は”ここだけは”と芽出しには気を入れた。

それがうまくいったから気分が良い。

月も変わって、天気は上々!

最近では珍しいかもしれない、相当上機嫌の植え付け作業になった。

今月はいくぞsign01

Medashiimo

今週の旬

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昨日発送の”旬のセット”、山ミツバがイチ押しです。

見た目も味も香りも栽培種とは全然違う。

 

ミツバは卵とよく合いますね。

僕は生卵ご飯の上にちらして食べるんです。

うわっ、こりゃ贅沢やなぁ~、なんて言いながら。

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桜満開

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育苗中の夏野菜の苗のおよそ半分、定植が近い大きなものはほぼ全て、強烈な冷え込みによる凍害で失った日、桜の花満開になって落ち込んだ気持ちを癒してくれた。

農業を始めて以来いちばん落ち込んだかもしれない。

充分予測できたし、いくらでも打つ手はあったのに、手を尽くすことが出来なかった自分の甘さが何より悔しく、情けない。

きっと今まで様々なことにおいて甘かった。そこに気がつく良いきっかけになった。

反省したら前を向こう。

桜がリセットしてくれた。

Mannkai

じっくり ゆっくり

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桜の満開も唐松の芽吹きもタラの木の萌芽もじらされて、春の楽しみを先延ばし先延ばししてくれるこの寒さ。

待たされればそれだけ喜びが大きいから、とポジティブな発想で応じよう。

山に入ると凍えそうなほど。 

ここでは原木椎茸がじっくり ゆっくりと。

 

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旬をいただく 2

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Yabukannzou  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

しばらく”旬の味”を楽しませてもらっていた「ヤブカンゾウの芽」は、ほとんどが「ヤブカンゾウ(の葉)」となって”旬”独特の色艶はもうない。今度口にするのは1年後、になる。

かわりにノビルの玉が大分大きくなり、これを少し炙って味噌を漬けて食べるのが好きなのだが、これだっておいしいのはやはり短期間。だからこそ、待ちわびていた。

   

   

Yomogi  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 ヨモギが採り頃だ。モチグサとして名を成すが、その薬効たるや・・・ 実は「これなしでは生きていけない」と思うほどのものなのだ。

先日もノミで作業中指をかなりひどく切ってしまったが、新芽を摘んで少し擦ってぐるぐる巻いてテープで留めておいたらあっという間に血が止まり、痛みも消えてしまった・・・大げさではなく。

我が家では何年も前から「怪我した時は(血が出た時は)ヨモギ」なのだが、”旬”のものは特に効き目が違うように感じた。

ヨモギの絞り汁は痒みにも効くし、よくからからに干してお茶にもした。痛風が出そうな時はヨモギ茶がいい。血をきれいにする効果もあるらしい。天婦羅で食べるのもうまいし、どこにでもある、というのも嬉しいこれぞスーパー野草!

今年はこの”旬”の間、真剣に摘んで集めてみようと思っている。

いつでもどこにでもあるようだけど、”旬”はというととても短い。 

 

あとは、セリ、クレソン・・・

 

そしてこれは、 

Gishigishiohitashi  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

今日のメニュー☆ギシギシのお浸し

おいしいんですよ本当に。

  

 

※これから”旬”が野から山へと広がっていき、野菜もボチボチ採れるようになる5月には定期購入者以外の方への「旬のセット」も再開します。

よろしくお願いします。

旬をいただく

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旬の野菜といえるようなものはこの時期ないから、野草を食べることも多い。

どこででも見かけるヨモギやギシギシだって旬の2,3週間、特別な食材になる。

ヨモギはかき揚げ、ギシギシはお浸しでシンプルに。

「旬のエネルギーを身体に取り込んでいる」と思いながらいただく新芽は、思いのほかおいしい。

Gishigishi

季節はずれの雪

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あきれるほど降った。

20センチは積もっただろう。

今年いちばんの大雪がこの時期に、それも重~い雪!!

育苗スペースが手狭になったので新たに作った簡易ハウス撃沈sign01

まさかこの時期になってこんなに降るなんて思わなかった・・・とやっつけで作ってしまったことを誰にともなくの言い訳をぶつぶつ。

それから黙々と修復作業にあたりました。

 

いやしかし、今年の天候は手ごわいぞ! 

  

Toukai

足踏み

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桜は7部咲き程度。

春は足踏み、ウド、タラノメ、アスパラ、原木椎茸・・・。植え付け作業も。

午後からは雪、真冬に戻ったような1日でした。  

Sakura

  

  

模索中

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終日ジャガイモ植え付け作業。

今年は集大成のはずだったが、途中からそのやりかたにどうも違和感を感じてしまった。

簡単に”集大成”を説明すると、芋が出来やすいように大きな穴を掘り、種芋を置き、草の種のない腐葉土をどっさりかける、これで間違いなく大収穫になると考えたのだが・・・。

土のう袋20袋分をあっという間に使い果たし、もう山に取りに行く気などしなくなった。

手間隙がかかりすぎる、そして山の腐葉土という”肥料”をそんなにも投入する必要があるのか、何かばかばかしくないか・・・「持ち込まず、持ち出さず」という自然農の考え方に共鳴していたのではなかったか。

大きな穴掘った内側の表土でない土は、草の種はあまりなく、それで覆えば事足りるではないか・・・。

”これだ””いける””つかんだ”なんて思っても、すぐあとに、そうではなかったと感じてしまう。そういうことが結構よくある。

6年目だけど毎日が試行錯誤、僕の明確なマニュアルといえば今も”無農薬”と無化学肥料”そして”不耕起”のみ。

まあ自然農とはそういうものだ。

自然と向き合い、模索し、少しづつ洞察眼と見識を高めていく・・・ そんな風に一生過ごせるなら、それも悪くない。

なにはともあれ、とりあえず50キロ分(レッドムーン&十勝こがね)植え付け終了。天気が持ってくれてよかった。

さあ、しかしこれからが難関、強粘土地で極上の芋作り!白土馬鈴薯(品種は男爵)の植え付けが残っている。 

Jyagaimouetsuke

 

 

集大成

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Huyoudo 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 極上の腐葉土(山に落ち葉を積んで置いたもの)をいっぱい取ってきた。

ジャガイモの覆土に使う。

ジャガイモの栽培は、色々苦労し試行錯誤を繰してきたが、今年は今までの栽培の”集大成”という気持ち。

収穫量janp upupwardright ・・・が目標、根拠有り! 

菜の花いろいろ

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今日は久しぶりに暖かく嬉しい陽気でした。

今、農園は菜の花が最盛期になっています。

耕さないので、菜の花があっちにもこっちにも、という状態です。

アブラナ科のものの花は皆「菜の花」ですが、同じようでいて若干違っているようにも思います。見た目も、そして味も。

小松菜、白菜、チンゲンサイ、かぶ・・・ それぞれの持ち味を花(蕾)から感じてみるのもなかなか楽しいです。

今日の陽気で木曽紫カブも一気に抽苔しました↓

IMGP2102  

 

  

 

芽出し蒔き

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キッチンペーパーに包まっていた種は、先端から白い芽(根)が見えてきた。

あまり伸びる前のこのタイミングでの播種がベストだと思う。

明日から暖かくなるというし、この”後発組”良い流れじゃないでしょうか。

なにしろ、今年の夏野菜はこの面々にかかっている。 

よろしくたのむぞ!

・・・管理は任せろ!

Tomato hashu

 

 

 

 

 

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野草の群生を見ていると、”生命力”とか”旬”とかいう言葉がパッと浮かんでくる。

ヤブカンゾウに続いてノビル。

Yabukannzou nobiru

 

 

 

 

 

 

ここに割って入らなくては、うちのやさいも eye

 

アスパラ、どうだ! ・・・返事がな~いbearing  

 

いかんいかんあわてちゃいかんねokok