年: 2019年
ありがとう!
親心 憎しみ
トマトの芽掻きと誘引の作業をしていたら葉の裏に例のニジュウヤホシテントウのの卵群を発見
まあナス科ということで予測はしていた
急遽またジャガイモの時のように一株一株葉の裏を確認しながらの作業になったが思ったより・・・まだ極めて少なかったのでまあすこしほっとしたような気持ち
ジャガイモは収穫期が近い、それを見越して最初から拠点を先の長いトマト区画にしようと、我が子の幸せを願っての先駆者がいるのだな、いいお母さんだな、なんて・・・どこまで考えてるか、まあ考えてはいないだろうが何を感じているのか、いずれにしても親心が伝わってきた
とはいえこっちも作物をダメにされては困るから対処するが、憎たらしさのような感情はなく、後腐れもない
こんな時はやり過ぎたり同情し過ぎることもなく、極力自分の中にある自然に則った対処を淡々と行おうとしている
ところで、ジャガイモといえば今年は豊作のようで収穫期も早められそうだ、と考えていたら、もう収穫始まってた、誰か勝手に
虫や獣に何をされても憎しみが湧くことはなくなったが、人間にやられたと思うと気が狂う程に憎たらしいのはなんでかな、いけないことかな、修行が足りんかな、どんな対処を・・・
ドロボーって、自然なのかな・・・
器小さいからな
桑の実
ワラビ畑
花びら
梅雨の晴れ間
今日も1日の大半が曇りか雨だったが
時折、太陽が顔を出してくれた
瞬く間に消えてしまったが・・・
恋しい陽(よう)
嬉しい陽
眩しい陽
このままこのまま
明日は楽しみなことがあるから
晴れてほしいなぁ
虫潰し
ジャガイモの芽掻き作業をしていたら見てしまった
葉の裏の黄色い点々・・・ジャガイモ等ナス科野菜の害虫とされるニジュウヤホシテントウの赤ちゃん群が・・・
見たからにはやらねばならないよなぁ、大量殺戮
もやもやしたがコロが言った
必要ならやる 必要なければやらない、だけ
コロはシンプル
そして判断は簡単に本能・・・うん、よしやろう!
しかし作業はなかなか大変だった
内側だったり1番下だったり目立たない葉の裏に産んでいる
当然といえば当然か、お母さんの本能は我が子の無事を願うことだから
1箇所も逃さぬつもりでめくって見つけて潰していくが、とてつもない数・・・1株平均100匹ぐらい約10万弱とかかなぁ・・・
手の感触が生々しい
もし自分の中にコロがいなければ悪夢を見たかもしれない
まあでもこれで、とりあえず今年のジャガイモは大分守れそう、かな
躍動
草の中は
涼しそうだ菜
草の中で
美味しい山づくり17年
50aの山林を管理するようになって17年
毎年この時期に1回除伐に入る
当初に思い描いたようにはいかない・・・好きな木、食べられるもののなる木や野草ばかりがある山にと願ったものの、やはり自然をコントロールしようなんて邪道なのだと実感するに至っているが・・・それでもある程度叶っているともいえなくない
このひと月程「旬のセット」は山菜メインのセットだった
そしてその大半はこの山で採取した
かつては遠くの群生地までよく出かけたものだが今では必要がなくなった
さてさて、作業も今では慣れたもので50aの除伐を2時間余りで完了
大雑把に、と丁寧に、のメリハリつけて・・・
こういう小さなハリギリの芽なんかを間違って刈らないように、大事に大事に・・・
山のなか
ああ快適な五月晴れ
空気爽やか
蚊もまだいない
待望の雨後の・・・3
強度自慢
エンドウ、後キュウリの支柱には3年前から使いまわしの古い細竹を使ったが、組みかたの工夫次第である程度の強度は保てる
下のほうは昨年の茄子の残渣を利用してすぐに立ち上がれるようにした
毎年ただただ手探りのアドリブプレイを繰り返しているだけだけど、少しはそれなりにコツのようなものつかんできた気もする
趣味
待望の雨後の・・・2
定植作業
ハイピッチで
あっ!
根が切れた
セルトレイから
不用意に引き抜いたとき・・・
そしてまもなく屍となっていく黒もちトウモロコシの芽
思わず口に含んだ
儚いなぁ・・・
命は儚い
こんな時プクやコロが死体となった瞬間に重なってみえる
先週の遅霜でインゲンやズッキーニの苗が枯死したときもそうだった
最近はそんな儚さを草を引き抜いた時にも感じてしまう・・・
がしかし、そんな感情もほどほどにしておきたいのだ
落ち着いて見渡してみれば、辺りは生きている体と死んでいく体が埋め尽くしている
生か死、2つに1つ
生きている者同士でつながっていたいといっても
死体はあまりに身近で
生体を動かし支えそして生かしている
いずれは誰でもそっち側に行く
それも本当は命の連鎖の小さな1つの出来事に過ぎない・・・
コロが僕の中にいる
それは細胞であり魂である
何かと焦りがちで生きてる僕はダメな奴
もう1人の自分(コロ)は必ず待ったをかけてくれるが
それを振り切ってまで植えたのが先週死んだインゲンズッキーニだった
自然を学ぶこと、順応すること、対応すること
それだけでいいとコロは言う
翼をゆっくりと手に変化させていたことに
気づかなかった僕を
優しいコロは責めないが
この先すこしでも自然体で生きられるように
添い遂げてくれるという