12月に入りました。今年も最終コーナーを回って最後の直線です。鞭をビシビシ叩いています。
畑の方は連日の霜で、野菜が甘みを増す・・・という段階から霜枯れの時期になりました。
”神の白菜”もだいぶ枯れてきました。
まあしかし、自然に則ってるのが神なのでこれでいいのです。
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とはいかないので
不織布で頭を守るように覆いました。
さあこれで彼らは人間に守られた白菜ですね。
大根も年内出荷用を残して取り込んで土室に埋けました。
良いお年をーとか言いながら蓋をして来春までの無事を祈ります。
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さて、この時期は庭師になります。
有難いことに結構引き合いがくるので、出荷のある日を除いてほぼ毎日庭木の手入れの仕事です。
以前はなんとなく、反自然の行為だよなぁ、というもやもや感を若干抱えながらやっていたのですが、人間が守り育てる自然も良いものだなぁと思いながら、庭回りを楽しんでいます。この仕事は11年目です。
庭によって、木によって、同じようでも1つとして全く同じものなどないのです。当たり前のことですが・・。飽きっぽい僕が飽きないのはそのせいかなと思ったりもします。これは農業も同じことです。
自然と向き合って関わることを仕事にしながら暮らせるって幸せなことだと思います。
そんな暮らしを望んで移住してきたわけなので願ったりかなったりでした。現状に感謝し足元の、目の前のことを精いっぱいやっていこうと思います。
鞭の痛さも快感と思って。