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まだ死ななかった2

 

朝、自宅脇の鶏小屋付近にマムシが這っているのを見てぞっとした。

うわぁーあいつら噛みつかれないか、オレもいつか踏んづけたりして噛まれそうだ・・・なんだか気が重い1日の始まり。田舎の暮らしは危険が身近なものだと感じることが多い。

 

さて今日も仕事の予定が山のよう。

そのうちの半日は植木の仕事。

1人暮らしの年配のご婦人から依頼され随分とお待たせしていた。

このご婦人、癌の治療中で身体はかなり辛いそうだが、親しみやすいにこやかな表情が印象的だった。

お茶の用意とかいいですからゆっくり休んでいてくださいね、と言ったのにもかかわらず、3時になると暑い中やってくださってるんだから、と冷たい飲み物と手作りのお茶請けの用意をしてくださった。

そして話しは思いのほか弾む。普段1人過ごしているから人が来ると話したいという気持ちになるのかもしれない。

 

 

・・・ほんとに、あしたはどうなるかわからないと思って暮らしているよ

まあこのトシまで生きたんだからどうなってもいいんだけどね・・・

 

 

無論この先も元気に生きていきたいという希望のもとに大変な治療にも耐えておられるのだが、死ぬときは死ぬ・・・という諦念のようなものがきっとこの方の明るさの根底にあるんだな、と感じる。

 

さて仕事再開。

その矢先である。

剪定中のモミジ付近に巣があったらしい。

ジバチ(黒スズメバチ)だ!次々襲ってきたがとっさに逃げて、幸い刺されたのは1箇所だった。

ただし心臓のところだったので思わず 逝ったぁ!と声が出た。

そして座り込んで運命試しの時間・・・まあ前回全く反応が出なかったので多分大丈夫ではないかという予測、余裕はあった・・・。

 

 

まあしかし、いつどうなるかわからない、という言葉はだれにでも当てはまるのだろう。

生きているものはいつか死ぬ。それが間もなく訪れるとは普通考えないがそうかもしれない。

鶏にだって・・・今日はまた緊張度高く帰宅した。

無事だったかい・・・

イチニサンシゴーロク!

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またあした。

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