ブログ

浚(さら)うように収穫 最終章 2014

 

 

今年も残り1週間を切った。

今日の発送を終えて30日にラスト便!

それで仕事納めになる。

 

 

さて今日は本業。

発送作業をし、残った時間は植木ではなく畑仕事。

そして今年も浚う、凍結寸前の畑で。・・・昨年も

ただ1年前のすべて不耕起栽培作物の時と、状況が少し違う。

今年が大きな転換期となったことは以前、今シーズンの初め頃のブログに書いたのでご興味ある方は。その頃からは「自然農?僕は今それやってません」と誰にでも言っている。

ちびっこいのや不恰好の数は明らかに減った。そこを目指したのも確か。ちゃんと売れるものを栽培しようと・・・まあそういう意味ではまだまだ力不足だが。

 

 

 

 

自然に委ねることとその結果を肯定すると主張した1年前、共鳴してくれる方々がいる中でも、その方向を推し進めることはできなかった。

というか、自分にはどのような方向であれ、一方向に突き進むようなメンタリティーはないという自覚を持ったこの1年だった気がする。

 

でも、そんな中でも、這いつくばって一心不乱に全て浚うのは昨年同様。この日ばかりは姿かたちに関係なく、等しく愛情を持って収穫していたと思う。 

それを残さず持ち帰り、貯蔵室にしまう。チビもねじれも穴あきも春の初収穫までの大事大事な食材だ。

こういう感覚を、一方でこれは何としても大事にしなければならない、という潜在意識が僕の中にはある。

 

貯蔵野菜の量は昨年より格段に多い。

新年、皆さんへのセットは厳選して(?)発送したいと思います。

6日発送開始です。

 

今年1年ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

 

Img_2279

続きはないです

浚(さら)うように収穫 最終章 2014” への2件のフィードバック

  1. 南会津で3日間、一人雪下ろししてきました。1m50cm以上積もった雪で年内に軒が折れないようにとヘリだけぐるりと下ろすので精一杯。屋根から落ちる前に止めて帰宅しました。また来年です。
    今年初めて自然農の全国大会に富山に行きました。石黒完ジさんの田畑を見、その生き様に脅威を感じました。
    「自然農法」と「自然農」の違いは大きいと思っています。
    結局、「自然農」というやり方は自体は本来無いので、取り組む人、地域によってそれぞれみな違うことが当然で、髙橋さんのように自然に対して奢らず、自然にそい、野菜たちのどんな命をもいとおしむ毎年の農の営み、姿勢は、やはり自然農のあり方であるように思うのですが・・・。
    

  2. なるほど。
    自然農の定義があるわけではないので難しいですね。
    といってもずっと都合よく使っていましたが・・・。
    まあ便宜上っていうのもありなんでしょうけど、何だか分からないものなので敢えて「自然農やっている」と言うのは抵抗あります。石黒さんのような方と同じカテゴリーとは思えませんし。
    屋根から落ちる前にやめて帰宅しました、というところ、なんかぐっときました。
    もう2度と大怪我はなさらぬように・・・。
    来年も、無理なく出来ることを少しずつでも精一杯やって、お互いに楽しく生きられたらいいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。