1月前からズッキーニの花は咲き始めているのに、まだほとんど収穫できない。
これは、受粉してくれるはずの蜂が少ないせいだと思う。
うちの周りを見回せば毎年いくつも蜂の巣が見つかるのに、今年は今のところ2個見つけただけ。蜂アレルギーの僕には有難いことではあるが。
いつもこの時期になり、涼しくて良いかと早朝、又夕方に作業すると、気が変になる程蚊に刺されてしまう。草だらけの畑での作業はそういうものだが、今年は、蚊が断然少ない。まあこれは相当有難い。
ジャガイモの葉を毎年毎年ボロボロに食い尽くすにっくきニジュウヤホシテントウも今年は目立たない。
有難い。
そういえば、ブロッコリーの葉を食べるカメムシがやたらと目に付くが、それは天敵の蜂が少ないせいなのか。
ハッキリ言って作物の出来は今以て芳しくない。
だが、同時に草が思いの他圧倒してこないので助かるのは助かる。
例年大変な、竹林の管理に追われる感じもあまりない。そう、今年は竹の子不作だった。
あ~あ圃場全体が何だか大人しいんだなぁ。生命の絶対量が少ない感じ、と表現したら当てはまるかな。こんなことをこの時期に感じるのは今までで初めての経験だ。
僕の野菜作りのベースとなるのは、「生命に溢れた圃場」であるのだから、この今の圃場の姿こそが、今年のここまでの野菜の成績を物語っている。
旱魃の影響、大きいよなぁ。ほんと尋常ではなかったから・・・。
いやいやそれでも、プロの仕事なら、毎年同じように成果を残すことを要求されるものなのだ。そのための技術もあるのだろう。
そうやってこの社会に貢献することで生計とは立てていくもの。ただ悩んでみたって糞の役にも立たないのだ。
理念があるのなら、ちゃんと発信して、何にせよ社会貢献に向わなければダメなんだよな。社会のお世話になっているだけでは。
まあ、そうですね。前向きにやっていきます。