今朝は冷え込んだ。
強烈な霜が降りたのは今年初めてのこと。
このことは昨日から充分に予想がついて、冷え込みで傷むかもしれない生姜は掘り上げ、霜に著しく弱い春菊に不繊布をかけておいた。だから今朝の降霜はある意味では歓迎だった。
それにしても2,3日前のまるで夏のような暖かさ(暑さ)から、一転してこの冷え込みよう・・・不意の降霜によって小松菜なども葉が傷んでしまうことがあるが、今回は昨日の寒さがワンクッションになってくれたお陰で、身構えることが出来たものと思われ、今日の霜をむしろ喜んでいる風に僕には見えた。
陽射しを受け、霜溶けの露で瑞々しく輝く緑の葉。
この霜を1度受けたことで、きりりと引き締まったように映える。
そして何より味がぐっと良くなっているのは間違いない。
葉物やさいに限らず、大根や人参も霜に1度か2度当ててから収穫するもんだ、と確かこの辺りのお年寄りが話しているのを聞いたことがある。
そう、まさに今からがベスト!霜が毎日降りるようになって、すっかり葉が傷んでしまうまでの間、ここが秋冬やさいの本領だと思う。
※東京近郊の方、僕からすればちょうど良いタイミングで開催のアースデイマーケットへ是非どうぞ。
食べ比べてほしいです。実力とかいうことではなくて地域差です。秋冬やさいの”旬”を先取りしてみてください。