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きりり

 

今朝は冷え込んだ。

強烈な霜が降りたのは今年初めてのこと。

このことは昨日から充分に予想がついて、冷え込みで傷むかもしれない生姜は掘り上げ、霜に著しく弱い春菊に不繊布をかけておいた。だから今朝の降霜はある意味では歓迎だった。

 

それにしても2,3日前のまるで夏のような暖かさ(暑さ)から、一転してこの冷え込みよう・・・不意の降霜によって小松菜なども葉が傷んでしまうことがあるが、今回は昨日の寒さがワンクッションになってくれたお陰で、身構えることが出来たものと思われ、今日の霜をむしろ喜んでいる風に僕には見えた。

陽射しを受け、霜溶けの露で瑞々しく輝く緑の葉。

この霜を1度受けたことで、きりりと引き締まったように映える。

そして何より味がぐっと良くなっているのは間違いない。

葉物やさいに限らず、大根や人参も霜に1度か2度当ててから収穫するもんだ、と確かこの辺りのお年寄りが話しているのを聞いたことがある。

そう、まさに今からがベスト!霜が毎日降りるようになって、すっかり葉が傷んでしまうまでの間、ここが秋冬やさいの本領だと思う。 

 

 

Komatsuna10.27

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※東京近郊の方、僕からすればちょうど良いタイミングで開催のアースデイマーケットへ是非どうぞ。

食べ比べてほしいです。実力とかいうことではなくて地域差です。秋冬やさいの”旬”を先取りしてみてください。

 

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