先日ニンニクの虫(カブラハバチの幼虫)害が始まったことを書いた。
あれ以来どうもあの畑に足が向かず、その分余計気にはなっていた。
そして本日、ようやく意を決して草取り&虫捕りに行った。
この10日ほどの間に雨もたっぷり降ったので、草の生育は旺盛でニンニクは埋もれかけているが、思ったより虫害は進んでいない。新たに5,6本根元まで食べられていて、他に数本虫がついている程度。
そして虫がついているのは比較的細くて弱々しい株ばかり。更に驚いたのはこいつら覆いかぶさっているカラスノエンドウの葉を食べている。
ああそういうことか、にんにくだけが好きなわけじゃないんだな。
一昨年だったか、同じように虫害を発見した時、ニンニク1個の価値を思うとなんとしても守りたくて、いろいろ調べて、虫捕りを朝夕の日課にしたり、お酢を薄めてスプレーしたり試してみたことがあった。
そしてそれなりに効果があったと喜んでいたように思う。実際あの年はあるときからパタッと虫害がなくなった。
では同じことを何故今年はしなかったのか・・・ 何か自分の中であの時とは変わったと思う。全くそういう気は起らなかった。
結局草取りはざっと株の周りだけをやって済ませた(ニンニクについてる虫はしっかり捕殺したが・・・)。
いろいろ食べたいやつもいるようだからちゃんと残しておいたぞ・・・どこかからまた現れるはずのチビ黒虫に伝わったか。(なるべく葉っぱ食べろ、身体にいいぞ、しなやかなハチになれるぞ)
なんかたぶん大丈夫だ。やばいことになる感じはぜんぜんしない。
“ニンニクばかり食べてるわけじゃない” への2件のフィードバック
「カブラハバチの幼虫」一匹といえど敵にしちゃー自然農は続かないのでしょうねー。
でもどううまくやっていくか、たいへんだなー。
「なんかたぶん大丈夫だ。やばいことになる感じはぜんぜんしない。」
高橋さんが粘って、一日一日と年季が入り、ほんものの農民になっていくようすがよく伝わります。
ハハハ、ありがとうございます^^
実は同じようなところで行ったり来たりしているようにも思います・・・ 少しは深まっているんでしょうかね。