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遅霜  山菜採りは大事な仕事

 

今朝は冷え込んだ。

7枚ある畑のうち4枚で結構強い霜が降りたようだ。

そして1日中強い北西の風。

4,5日前は30度以上の真夏日だったから、こんな変化に野菜たちはやはりついていけなかった。

枝豆、ズッキーニ、スイートコーン、春菊等枯れた。特に枝豆、ズッキーニは植えてあるものすべて枯れた。 

 

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・・・枝豆

 

 

 

そして春菊は昨日きれいに草取りしたのがアダとなった感じ。 

 

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即播き直そう。

何があってもいちいち動揺せず、前を向いて対応するだけだと腹を括った。

明朝は今朝よりもっと冷えるそうだから、夕方作業を早めに切り上げて不織布や藁や萱で、今日は生き延びたが危なそうなもの全て覆っておいた。

さて明日はどんな日か・・・。

 

 

・・・・・

 

 

未だ遅霜の心配をしているこの地では、大きなハウスと大いなる手間と経費なしに、5月に野菜だけでセットを組めるほど出来ないし、だから出来なくていいと(不織布2重トンネルがけなど色々やってみて)あらためて思う。

秋作の貯蔵野菜を出し尽くした後の端境期は今年もまた野草や山菜に埋めてもらった。

「山菜採り」・・・野菜の管理がおろそかになるからあまり時間はかけられないが、きっとこれからも大切にしたいこの時期の仕事の1項目になるだろう。

 

県内各地で行なわれている山菜祭りの存続が危ぶまれていると聞いた。欲しい人(需要)は増えているが、採る人(供給)が高齢化でいなくなってきたそうだ。

それを聞いて、大事な仕事だなぁ、いつまでも続けられたらいいなぁ、と思った。

 

山菜採りも奥が深い。

僕が入るような山は知る人ぞ知る、多分何人かしか行かない場所・・・ そこにゴミが落ちているようなことはない。

コシアブラなどの芽が(1本の木から)全て採られている、なんていうことはない。皆来年のことを考えてきれいに仕事する職人なのだ(山菜採り職人)。

連休の後など素人の入った山はすぐに分かる。根こそぎ採られている。へし折られている。分からないではないが、それをみると何とも寂しい気持ちになる

刹那菜的なことの繰り返しではいけないと反面教師にする。

 

 

採ったら残さず大切に食べたい。 

 

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 今日の1皿 「ワラビのお浸し」 

 

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