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収穫日和

 

早朝のみぞれが上がると天気は急速に回復、時期外れの驚くほど暖かい日になった。

いいタイミングだった。

ガチガチだった土は柔らかく緩んだ。

収穫だ。

去年のうちに抜き取り、葉を落として貯蔵していたものが底を突いたので、畑で藁を寄せて寒さから守っていた紫かぶを全て収穫。

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アブラナ科やさい達は、極寒期以降まもなく花芽形成期が訪れる(とう立ち)から、菜の花にするものを除けば今が最後の収穫期、白菜や小松菜、ターサイも採って回った。

寒さに耐えて最高に甘味を増しているやさい達。

この冬はたくさん楽しめそう。

 

こういう流れ、感覚が少しずつ掴めてきている感じ。

冬が寒すぎて、ここで農業をするのは厳しいことなのでは、と思っていたこともあったが、そんなこともないなぁ。

この地に腰を据える覚悟ができたらとっても楽しくなってきた。 

 

 

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