周辺の畑はほとんどがもうすっかり野菜は取り込まれ秋起こしされているが、ここでは違いを見せている。
うちの子はやわじゃない。寒さにぎりぎりまで耐えてくれるはず。耐えて美味しさを膨らませてくれるはず。
10年前に植えた柿の木、しっかり根を張って来年は更なる実りを。
ワラビも勢力拡大中、冬は大事な準備期間。
来年へ向け力を蓄えるこれからの季節、土の下でどんなドラマが広がっているか想像するとワクワクしてくる。
大きな穴、モグラなのか?もっと大きな奴の巣穴なのかしらないが・・・。
ここにもあった。
野菜はやられないのだから構いやしないが、なんだかぞくぞくする。
ワクワクぞくぞく。
土の下に思いを馳せれば冬は静寂どころか、エネルギッシュなイメージにもなる。
間もなく一面に雪が積もり、それが地下にしみわたり来年の水となる。
新たなシーズンの賑やかな畑のイメージがだんだん湧いてくる。