遠い記憶。
今さらここに書けるようなことではないが、16歳の頃大きな夢を描いた。
あるトラブルをきっかけに思わぬコンディション不良が生じ、その夢の入り口に立つことが夢になったのが18歳。
コンディションの良しあしはそのまま外見に現れ人に伝わるから、対人恐怖症になった。
でも会いたくなくてもその後たくさんの人と出会ってきた。
見下されてしまうことが多くても、致し方がないことと恨むことはしなかった。長い長い時間、諦念が心の中を占めてきた。
そんなかで内側のsomethingに触れようと敬意をもって接してくれた人、愛情を示してくれた人、
何をするのもつらい時支えてくれた、その人達のことは決して忘れない。
今、30年近い月日が経ち、絶望とも思えていた夢が叶いそうなところまで来ている。
でも昔抱いたその先の夢より今は、そんな人達への感謝の気持ちを形にして返していこうという目標を抱く。
そのうちの何人か、もう既にこの世を去ってしまっているのだけど・・・・・
・・・・・
こんな僕と付き合い、結婚してくれた妻、こんな僕の子として奇跡のように(doctor said”逆転満塁ホームラン”)誕生してくれた娘へ、自分が栽培した野菜を使い、一食たりとも手を抜かず気を抜かず夕飯を作っていると誓えるから、この長い冬の間も体調を崩すことなく、いつも元気に仕事や学校に通ってくれたこと、それがその結果であるだろうと秘かに僕は悦に入っている。
小さな恩返しを始めているんだ。
ツヅキハナイデース
“小さな恩返し” への1件のフィードバック
あったかぁ〜いです‼️じんわりしてます‼️ありがとうございます(^◇^)‼️