僕のような少量多品目の野菜を栽培し出荷する農家にとっては、今が1年で1番忙しい時期だと思います。他の時期にもそう書いたことがあるかもしれないですが、10年経験して今言うことの方が正しい。絶対今です。
身体が1つでは足りません。頭も足りず、ブログもちゃんと書けませんが、たまには更新したくなります・・・。
今日はこだわりについて書いてみようと思います。
でも僕は、こだわりという言葉は独りよがりな感じがするので好きではないです。
こだわりの中より自然の流れの中で生きていたいタイプだと思います。何に対してもそれほどのこだわりを持てないような気がします。
もちろんそれは自慢になりません。
こだわりを持っていてこそ人から評価され共鳴を受ける、という面は大きいはずですので。
昨年辺りから、人との会話やこのブログにおいても、僕自身のこだわりのなさを表明することが多くなったように思いますが、野菜の注文や畑の見学者や宅配のお客さんの件数が減少していることと無関係ではないでしょう。
持って生まれた性格は変わらないと思いますが、自分のこだわり度はいかほどのものなのか、列挙してまとめてみようと思います。
●こだわり一覧(notこだわりラーメン一蘭)
無農薬・・・別にこだわっていませんが今のところ必要性をまるで感じないので農薬使用はしません。 無化学肥料・・・別にこだわっていませんが今のところ化学肥料で作物を大きく育てても全く楽しそうじゃないので使いません。 固定種の種・・・別にこだわっていませんが、お客さんの要望が多いので極力使用します。種採りが好きですし。 日焼け・・・子供の頃に、恒例の「くろんぼコンテスト」で入賞しましたが、そこにプライドやこだわりを持ったことないです。 無肥料・・・こだわっていません。自然農川口さんの方法論”補い”の考え方を支持します。作物の容姿から無肥料にこだわっていると思われがちですが、かなり前に書いたブログ記事の頃から気持ちの変化はありません。 野菜の形や大きさ・・・こだわっていませんが、均一は好きじゃない。 耕さない・・・こだわっていません。 キュウリ支柱に紐使わない・・・こだわっています。 水筒の酢水の酢の割合・・・こだわっていません。濃くても薄くても平気。 ・・・相当眠くなりました。つまらないと思いますがせっかく書いたのでここまで公開しときます。
・・・やはりこだわりが乏しい男という結果です。が、これからもお付き合い宜しくお願いいたします。ではまた。
“こだわり” への2件のフィードバック
冷蔵庫が明日届くので、3日間だけ南会津の限界集落の勉強部屋に来ています。1週間留守していたら、キュウリは食べごろの大きさの2倍以上、草もボウボウになっていました。米は見る影もありません。ただ、蒔いたソバの種がもうきれいな白い花を咲かせていて嬉しいです。また、いただいたトマトの種とり、来年に向けて楽しみです。
「こだわりの中より自然の流れの中で生きていたい」という高橋さんがいいです。
日々の家族生活はそれなりにご苦労があると思いますが。[E:sun]
えつおさん、おつかれさまです。
自然の厳しさ美しさを日々目の当たりにする出来る環境は刺激的で幸せですね。
いつも肯定してくださって有難うございます。
またお会いしたいです。