「うえだ平和映画祭」に行ってきた。
5時半に薪ストーブ点けるため、新聞丸めようとしたら紹介が載っていた。
少し前に載っていた記事を「行くか」と、取っておいてすっかり忘れていたのだ。
6時から目当ての映画のようだ。ちょうどいい。
有難い。道は良くなり隣町上田まで、また30分弱で行けるようになった。
「カンタ!ティモール」
隣国インドネシアからの殺戮地獄に晒され続けやがて独立を果たすまで、その間決して憎しみをぶつけることをしなかった東ティモールの人々の姿や言葉を通し、命の意味を深く考えさせられる映画、だった。
感銘と影響を受け、考える。
昨日考えたこととはまた方向が違う。
何が経済成長だ!発展だ! と思う。
ここの人々を絶望の淵に貶め続けたインドネシア軍の武器製造費は、日本が先頭に立って工面していたという話、大量の石油を必要とする日本とすれば、インドネシア様々ということで。
遠くの悲鳴は聞かぬふりして、自分たちの贅沢な暮らしを謳歌していたとは。自分もその1部だったとは。
なんか、ちょうど時期良く以前見た映画も思い出したけど、”夢の舞台”オリンピック施設を作るのに相応しい場所だとかいって、原住民が暮らす美しい山間部を切り開くため、迫害を加えようとした悪魔のようなIOCもまた・・・。オリンピックなんか見るかボケ!と思ってそうしているが・・・。
どうも昨日のブログに書いたことは少し偏ったところもあったかと思う。
で、また今日もそうかもしれない。
刹那の感受性から生じた極端な発想は、いずれにしても避けた方がよいかとも思う。
実際は僕自身が進もうとする方向はずっと前から変わっていない。
明確ではないが、どこか自信もある。
正しいとも思うし、望む社会の形もある。
でもそれが観念的と感じているから、昨日のように書く。
なるべく現実を、体験を通した物事だけを言いたい。
イメージとそれを元に構築した考えだけで「こうあるべき」・・・「こうでなくてはいけない」とは言いたくない。また、人のそういう言葉をあまり聞きたくない。
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さあさあ、明日は年に1度の味噌作り。
考え事はほどほどで。