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神の意思知るよしもなし

 

 
先日、夏至の翌日は久しぶりに太陽が現れ、猛烈な輝きを放ちました。
その1年で1番強い太陽光をエネルギーに、ジャガイモ土寄せ頑張りました[E:t-shirt][E:dash]
 
種で約70キロ分、面積は7畝程か。
 
 
Photo
 
 
所謂「不耕起栽培」では、土寄せはしないことになっています。
土寄せをすることは耕起をすることになるからです。
でも収穫量は間違いなく土寄せすれば上がります。イモは種の上側にできるので土寄せしなければ緑化イモも増えてしまいます。
このことは経験してきてよくわかりました。
 
ただ、この時期の草の根がびっしり詰まった場所を耕すことはかなり困難なので、「不耕起」で植えた以上土寄せはしない(できない)という理由も実はあるように思います。
土寄せをしない「自然農」実践者には、理念で耕さない部分と共に物理的な理由もあるのです。
 
ですが、僕は収穫量を求めているので鍬を振りまくりました。1日中。 
草の根切り裂き、虫や微生物の住処をかき消し、アリの巣ぶっ壊し・・・こういう時「自然との共生」という意識は葬ることになります。
 
 
 
前記事に、耕した時から自然との対立が始まった・・・なんて書きましたが、そうなったのは人間が他の生物と違って、野草では満足せず、野菜という人間用の改良物を作り、食べるようになったからでしょう。
 
・・・しかし、何故この世に誕生したんでしょう?人間は・・・ この普遍的な疑問が最近よく頭に浮かびます。暇だから、では決してないのですが、この時も土寄せしながら考えていました。傍から見れば、一心不乱に鍬を振るっているように見えたでしょうが・・・。
 
僕はこの栽培を始めた時から、収入を得る、それも家族を養えるほどの・・・という目的も持っていたので、当然ジレンマや自己矛盾に悩むことを避けては通れない道となります。
収穫量は常に大きなウエートを占めるので、いつもそこでは「線引きが大事」というのですが、線引きといったって、結局自分の気分の良し悪しが最重要項目だったりするのだから、大したものでもないのです。
 
何故人間は作られたんですかね?
 
いや、重いですが・・・ 近くに住む陶芸家の方と、そんな話をして、「この説を知ってから、やっとポジティブに考えられるようになった・・・」という話を聞いてきたので、いずれ記事にできたらと思います。
いや、どうかな・・・ 時間とエネルギーの相当あるとき。 
 


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