朝、思いがけず12,3センチ程に降り積もった雪、そして天気予報に肩の力が緩んだ。
昨日の夕方、転んだ弾みでふくらはぎを強打して(打撲)、今日はとても歩けそうになかった。
これなら、ハウスの開け閉めや苗の水遣りもせずに済みそうだ。
数日あれば治ることが分かっているこの程度の怪我は、気の緩みを引き締める絶好の機会と捉えることができるようになった。
転ぶ直前やもう少し前、そしてここ数日の精神状態を思い浮かべて、ハプニングではないな、起こるべくした起こった啓示のようなものなんだな、と思う。
今日は仕事は何もせず、窓の外の雪を眺めていた。
真っ白な雪がすっと、心の中の邪念に向かって作用する。
目詰まりが進行し始めていた頭の中が、整理されていく気がした。