太陽はただ、ずーっといつも、同じ場所で同じ風に、熱く熱く、明るく明るく、存在しているだけなのに、大きな愛を感じるものだなぁ、この時期は特に。
昨日より1分早く現れて、昨日より僅かに強く、1分遅くまで照らしてくれて、雪を溶かして、地面を温めてくれて。
気温はすぐに上がるわけではないけれど、生命量というもののフェーダーは秘かにぐぐっと数値を上げているだろう。
反射した陽射しがキラキラとして眩しい。その中に連鎖の気配を見つけることができる。何処からか微かに漂う香りが、本能をそそる。
1年で1番寒い今は、本来もうじっとしている時期ではないようだ。
僕のそわそわにも、訳があるのだな。
よく、太陽みたいな人、といわれる人がいるが、それが今、これを書いていて腑に落ちた気がする。
不動心、不動体、ただ自分のことを一所懸命、熱く、明るく・・・ そんな人が結果として他者を支え、導く人かもしれない。
そんな人にわたしもなりたい・・・
程遠いな。