新聞でチラッと読む程度だが、どうも日本代表岡田監督の迷走ぶり、いや試行錯誤の様子が伝わってきて
なんとなく共感を覚えてしまう。
”W杯ベスト4”なんて無理だ、と誰もが思っていると思うが、岡田監督は出来る!と言った。それは"勘”だと思う。
"勘”というものを僕は信用している。これがネガティブな分析を上回ることも多い。
そしてそれは例えれば炭のようなもので、かんたんに消えてしまうことはない。現実の厳しさに直面し、いくら模索を繰り返していても、奥底に熱を帯びてあり続ける。
成せば成る、と信じて前に進むことが出来る。
そのやり方でやっていけるのか、とか否定的な感じで言われることも多い中で、僕が自分の農業を続けているのも"勘”である。ちゃんと食っていける農業である、と確信がある。
ファンタジーではない。僕はどちらかといえばリアリストである。
現実は結果を出すから、結局最後のところはその人の持つ底力ということかもしれない。
いずれにせよ前を見るしかない。
現実というのはたしかに厳しい。
でも楽しい。
方法として、ただたくさんの収穫を追い求めれば、慣行農業に近づいていくのだろう。自然回帰といって、自然農法福岡正信氏の無為自然の美学は、僕には雲の上の存在と感じてしまう。
その中での試行錯誤。重要なのは、バランス感覚、臨機応変に線引きが出来ること、だと思っている。
バランス、ラインコントロール・・・ サッカーと一緒だ。
頑張れ岡ちゃん!