枝豆がそろりそろりと顔出すも草の成長ずっと早くて
雨に濡れることなく育苗ハウス内で徹底的に草を引き抜いた。育苗用培土は去年の温床土だけど、確かに去年の育苗後いろんなのに覆われていたっけ。
くさそだててるんじゃないっちゅうの! とか言いながら、でも始めると結構楽しい。
この場合草は目の敵だ。友達?ダメだね。狭いポットの限られた栄養と水分の中で共存なんて出来るものか。
すごい数の草だ。何も考えることはない。ひたすら抜く。ロボットになったつもりで1本1本引き抜く。おじさんは単調な作業も実は全然苦にならない。工場勤めもボクサーの頃しばらくやっていた。
午後には雨もほぼ上がり、今度は畑の草取り。こちらは友達、かな?玉葱、ほうれん草、人参、青梗菜・・・1通りざっとやって、
さて葱の苗床、これも完璧にやりたい。発芽したばかりの弱々しい芽葱はややもするとあっという間に草の中に消えてしまう。又ロボットにもどって引く。たったの1本でも草をいやがっていた亡義父が頭に浮かんだ。
夕暮れ迫り手元暗くなり結局最後が"やっつけ"になってしまったあたり"らしい"と言えなくもないか。