天気は、晴れ→曇り→雨→吹雪→晴れとめまぐるしく変わり、低気圧の通過でぐっと気温が下がり、ぼちぼち始めた苗の管理や野良仕事ではあたふたとさせられながら、でも、そうそう、この時期はこんなもんだよなぁ、春が近づいているんだなぁ、と少し余裕を持って感じることが出来るぐらい、百姓としてようやくそのくらいの年数を重ねてきたのだと思う。
毎年毎年、今年はおかしい、とかなんとか、天候についての言葉を耳にするが、実際は、言うほどにはそんなことも無く、大きな傾向というのは毎年変わりなく、同じ頃に同じような気象を繰り返すように感じる。
GW頃のような暖かさあり、真冬並の寒さあり、嵐あり、そして大雪もあと1回はくるだろう。
さて今は、スタート地点に立っている。これから1年の農作業をイメージしてみる。
四季のいろいろな表情を思い浮かべる。
自然は酸いも甘いも与えてくれる、ありのままの自然をしっかりと受け止めて、できることなら何もかも自分の糧とできるような発想力と精神力を持ちたい。
ありきたりの綺麗ごとかもしれないが・・・ 我々”生き物”は自然とうまく付き合えるように、押し込めるのではなく(そういう発想は人間だけ)気負うことなく、結局のところ、いかにその中に調和して生きていていくか、人間に問われるのはそこを離れずに考えるられるか、なのだろう。