今年小梅はびっしりと、とても採りきれないほどの数の実がなった。
去年そう願ったからだ。梅切らぬ馬鹿となり、ほぼ先刈りだけをした。とにかく沢山花芽をつけて沢山実をならせることを望み、そしてその通りになった。だから後悔もない。
お客様に送るときにはいちいち今年は小ぶりですが、よろしいでしょうか?とお伺いをたてるが、大抵は、いいですよ、自然のものですから、小さいなりに楽しめますから、等といってくださる。
まあ、しかし、来年は”小さめの小梅”ではなく理想的な小梅になるように仕立てたい。今最終盤の収穫をしながら同時に剪定もしている。花芽形成前の剪定、その重要性は身に染みている。
確かに小さめですけど充分です、大切にいただきます、といってくださる方々に来年は極上小梅をお届けできたらなと、、モチベーション確保に悩みがちなお年頃に入ったかと思ったりもしたけど、そんな暇はなかった。ここに目指す一年後のビジョンが明確にあり心沸き立たす
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