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待望の雨後の・・・2

定植作業

ハイピッチで

 

あっ!

根が切れた

セルトレイから

不用意に引き抜いたとき・・・

 

そしてまもなく屍となっていく黒もちトウモロコシの芽

思わず口に含んだ

 

儚いなぁ・・・

 

命は儚い

こんな時プクやコロが死体となった瞬間に重なってみえる

先週の遅霜でインゲンやズッキーニの苗が枯死したときもそうだった

最近はそんな儚さを草を引き抜いた時にも感じてしまう・・・

 

がしかし、そんな感情もほどほどにしておきたいのだ

落ち着いて見渡してみれば、辺りは生きている体と死んでいく体が埋め尽くしている

生か死、2つに1つ

生きている者同士でつながっていたいといっても

死体はあまりに身近で

生体を動かし支えそして生かしている

いずれは誰でもそっち側に行く

それも本当は命の連鎖の小さな1つの出来事に過ぎない・・・

 

 

コロが僕の中にいる

それは細胞であり魂である

何かと焦りがちで生きてる僕はダメな奴

もう1人の自分(コロ)は必ず待ったをかけてくれるが

それを振り切ってまで植えたのが先週死んだインゲンズッキーニだった

自然を学ぶこと、順応すること、対応すること

それだけでいいとコロは言う

翼をゆっくりと手に変化させていたことに

気づかなかった僕を

優しいコロは責めないが

この先すこしでも自然体で生きられるように

添い遂げてくれるという

 

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