昨日は各地で初夏の陽気だったというニュース。
当地でも23℃まで上がって、確かに暖かいというより暑いぐらいだった。
まあ、空気は乾燥しているからさほど苦にならなかったが。
ただ乾燥しているがために、近くで大きな火災が数件・・・それで思い出した。昨年の昨日(3月17日)は僕が火災を起こした日。いやぁ1年の経過が驚くほど早い。
そんな昨年を考えれば、ここ数日から満を持して作付けを始めた今年の状況はかなり進んでいて、心身ともに良好である。
とはいえまだまだ三寒四温、天気予報を参考にゆっくりと歩を進めていかなければならない。
さらに、標高の高い当地の特色といえば早朝と日中の気温差にある。
昨日の場合、最高23℃で最低気温は-1℃。その差24度。
自分の身体もきついが、それより育苗中の幼苗の管理には本当に神経を使う。
そんな気温差ゆえのデメリットはこの先定植後の霜害へと続くのだが、それが実は大きなメリットでもある。信州産の農作物の味は(評価も)その要素のおかげで高まっているのだから。
この要素は悔しいが栽培方法よりもデカい。
代々この地で、職人のように農作物を栽培してきたお百姓さんをそういう面で心から尊敬する。
たかだか10年の経験ではもの足りない。いかに気象との折り合いをつけながら美味しい野菜を作れるか。
そこは大きな腕の見せ所である。
小麦も青々と生育中