山の上の自宅でパソコンに向っていますが、強風に揺れながらです。[E:typhoon]
う~む、きっと直撃の地域はこんなものではない筈、皆様のご無事を祈ります。
とはいえ、1ヶ月ぶりの本格的な雨がきてほっとしている気持ち。と同時に芽生えるのは、ちゃんと生かしてもらっているんだよなぁ、という天に感謝の気持ち。ありがとー
”なにもかもわかっとる、知らんわけない。だから少し待たされたぐらいであまり騒ぎなさんな。ちゃんと与えるから。だが生命は多様なんじゃ、1つ1つ皆に完璧な条件を与えることは出来んのじゃよ”
いいえ、とんでもない、大丈夫です。こうして生きているっていうことは、ちゃんと条件を整えてくださっているのですから・・・。
前回の雨は台風による暴風雨で確か9月16日未明頃だった。
それから丸々1ヶ月ずっと晴れていたような気がする。
厳密には3回、5分~15分程パラパラと”降りかけた”ことはあったが。
だから昨日音を立てて雨が降り始めたとき嬉しくて仕方がなかった。
台風による暴風雨が向ってくることに秘かに心躍らせていたのだ。
このことで、1つ記憶が蘇った。
子供の頃何度かあった、台風が来る!と、昼間でも雨戸をばっちり閉めて部屋にたて篭もっていた時のわくわく感だ。待望の雨が来たことにときめく昨夜からの感覚とは大きく違ったが・・・。
あれは、何だったんだろう・・・ 思い浮かぶ言葉で、”非日常”の楽しさというものだったのか。
それは日常の生活ではあまり感じることのない”自然”に近づくことに反応したために、体内(脳内)で沸き起こるぞくぞくする感覚なのかもしれない。
うちのすぐ近所のジャム屋さんが、先日の巷の3連休の初日に「人生の楽園」という人気のあるテレビ番組で取り上げられたことで、その後の2日間、普段は車のほとんど通らないこの山道を頻繁に車が行き交った。
中に乗っている人の顔が皆、輝いている。いてもたってもいられない程のうきうきとした気持ちで、東京や関東、関西、東北等(ナンバーより推測)からやってこられたに違いない。
わかるわかる、そう、僕もこちらへ移り住む前、ボクシングの試合後とか必ず、仕事の休みを利用して”非日常”を感じる為に何度となく、メディアを通して得た”良いところ”に足を運んだものだ。相当の強行軍をものともせず、今いる信州やあちらこちら”ユートピア”を探して・・・。あの頃から15年~20年。
そして、今はここが僕には日常の舞台になった。
毎日顔が輝いているということはないだろう。真っ黒だし[E:shadow]・・・
うきうき(浮き浮き)していることはない。日常が自然に満ちていてそこで地に足をつけていると感じる。
うん、ここは確かに良い場所だ。
さて、少し明るくなってきたかな。
畑に出よう!
雨水を得て今日はどんな表情か。